"磁性流体"

POOR

B&W Nautilus 801 ¥759,294・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W Nautilus 801のYahooオークション落札価格情報。現在の人気を決定づけた、いわゆる名機ですが経年劣化するポイントがあります。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、B&WにはJBLのウレタンエッジと同じく避けられない劣化部分があります。具体的には、ツィーターエッジの劣化、磁性流体の固着(スィープ音を再生したときのノイズ有無)、アイソパス(ミッドレンジを支えるゲル状の樹脂)の経時変化。 音質は一級、世界中のスタジオを文字通り席巻し、一時はクラシック音楽の8割は「801」でモニターされているといわれました。なお本モデルで分割振動を排除することが高音質化につながると判断したBowers and wilkinsは、後継機種の「801D」をもって38cm(15in)ウーファーをとりやめました。 以降は「801D4」にあるような、高剛性かつ小口径ウーファーによる低音再生を追求することになります。
POOR

B&W 684 S2 ¥50,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W 684 S2のYahooオークション落札価格情報。「683 S2」と同じく地味なモデルながら、現在の600シリーズの基となった実力は高い。それだけにオークション出品に最低限必要な情報を提示していない本案件は残念です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』傷が多く情報が少ない。音質面では定評のあるモデルだけに以下は要チェックです。 動作 外観の傷・汚れ 正規代理店の保証書の有無 磁性流体の劣化(10年程度で固着する) ツィーターをフローティングしている合成ジェルの劣化 B&W 684 S2は2013年の発売。同社ヘッドホン・イヤホンでコピー品の問題が明るみになった時期でもあります。おそらくは並行輸入品がほとんどとは思いますが、正規代理店の保証書の確認は必須です。発売当時日本国内では「CM1 S2」などCMシリーズが大々的にアピールされており「683 S2」「684 S2」「685 S2」はほとんどレビューがなかった。 結論をいえば「CM」シリーズは消え、「600」シリーズは現在まで続く実力モデルとなりました。その基礎となったモデルです。
POOR

B&W 804S ¥183,500・ヤフオク人気・価格相場情報

Bowers and Wilkins 804SのYahooオークション落札価格情報。完全なジャンクですが高値、B&Wの中古スピーカー人気を端的に表した事例です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』。 ツィーターが潰れた完全なジャンクですが、これに結構な価格がつくことがBowers and wilkins人気の所以です。なお今回のようにオークションではスピーカーユニットのコーンが潰れたものが多く出品されます。 どんなに安くとも購入すべきではありません、物理特性が設計とは全く異なってしまっているから。 「音出しに問題はありません」は不正確です。問題があり、いい音はしません。なお不幸にして所有するスピーカーのコーンや振動板が割れたり潰れたりしてしまった場合、不具合のあるユニットだけでなく、左右ともにスピーカーユニットを交換することが必須です。 発売当時はCMシリーズの販売不調、そしてなによりリーマンショック(2008年9月)によりオーディオ業界が停滞した時期です。この時期から「800D」を中心に同社モデルの再編成が行われていきます。
AVERAGE

B&W 683 S2 ¥101,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W 683 S2のYahooオークション落札価格情報。805Diamondの技術を巧みに流用した佳作であり、その後の「600」シリーズへ続くコンセプトを採用したモデルです。コンディションは『★★☆(Average)』小傷はあれど状態の良い個体です。なお磁性流体の劣化(10年程度で固着する)とツィーターをフローティングしている合成ジェルの劣化は要注意。発売当時は雑誌メディアと評論家諸氏にはCMシリーズが提供され、そのレビューが圧倒的に多かった時期ですが、CMは消え600は残った。つまり音質面でデメリットとよべるほどのものがなく、メリットは大きいということです。
AVERAGE

B&W signature 805 ¥310,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W signature 805のYahooオークション落札価格情報。タイガーズアイの美しさ、それだけ。 そしてそれゆえ前世代のケブラーウーファー仕様でありながら無敵の人気機種です。コンディション判定『★★☆(Average)』となります。 しかしながらほぼExcellentに近い。「Signature 805」はユーザーから愛され、大切にされる個体が多い。極論すれば磁性流体が多少劣化していても傷ひとつない美品はそれだけで価値がある。それだけに「部品取りの個体を使った美品」に要注意のブランドです。2台ペアによる厳密な製造が行われているからです。 その音に対するレビューは高い評価があり既に畏敬の念をもって迎えられたSignature800のシリーズであったことから、評論家諸氏の注目は極めて高いものでした。
POOR

Bowers and Wilkins 805 DIAMOND ¥289,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Bowers and Wilkins 805 DIAMONDのYahooオークション落札価格情報、修理前提ですが「入札すべきでない中古」としてのご案内。音質が劣化します。 この落札額ならは、現時点で他の選択肢が数多くある金額です。 Bowe...
POOR

Acoustic Energy AE1 Signature ¥96,681・ヤフオク人気・価格相場情報

Acoustic Energy AE1 SignatureのYahooオークション落札価格情報。いまだ最高の小型スピーカーですがエッジの崩壊と磁性流体の問題があります。 オークションでは安定した人気がある中古オーディオであり相場も高値安定です。 そのコンディションチェックですが、エッジは本案件のように穴が開くため判別しやすい。しかし磁性流体の劣化は分解する以外わかりません。音が歪むことでも判断できますが、その場合はユニットの劣化がかなりすすんでいる場合が多い。 過去の落札履歴をみればわかりますが、入札者はメンテナンスの必要性を理解しており、出品物のエッジのコンディションは入札・落札の評価点と価格にほとんど影響を与えません。 磁性流体の問題はAcoustic Energy特有の問題ではなく、B&Wほかこの設計手法を採用したスピーカーすべてにあてはまる劣化であり、修理を要するものです。 音質は世界の小型スピーカーの流れを変えたモデルの完成形であり、大ヒットモデルのAE1のアップグレードモデル。スピーカーユニットは選別品により厳密に左右ペアリングされ精密機器の扱いです。 設計者のフィル・ジョーンズ氏(Phil Jones)は初代の製造精度に大変な不満をもっており、それがAcoustic Energy社を辞める(そして訴訟沙汰となる)原因といわれています。 結果として2代目モデルではその精度を高めるアプローチとなり、それがAE1 Signatureです。
EXCELLENT

HARBETH Monitor 30.1 ¥313,000・ヤフオク人気・価格相場情報

HARBETH Monitor 30.1のYahooオークション落札価格情報。日本では「小型こそハーベス」と思われているふしがあり、HL Compact7や20.1の人気もあって実力機ながら無名。相場は幅があります、販売数が少ないためです。HL-P3シリーズやHL-COMPACT7 ES3と比べると高額ということもあり人気がない。 日本人のHARBETH観とは異なるモデルと評されたMonitor 30.1。その実力は COMPACT 7 ES-3と比べ、より直裁な表現。いいかえれば柔らかさや暖かさは従来ほどではない。 中音域を中心に高音・低音を広げるバランスは不変。 ワイドなフリーケンシー特性を狙ったものではないが、オーケストラのスケールを大きく表現する と堂々たるものながら評論家諸氏からは発売直後のレビューを最後に言及がなくなります。これがデメリットとなり同社モデルでは中古相場の上昇が少ない珍しいモデルです。
AVERAGE

HARBETH HL-COMPACT 7ES-3 ¥210,000・ヤフオク人気・価格相場情報

HARBETH HL-COMPACT 7ES-3のYahooオークション落札価格情報。クラシカルな「個性」はなくなり「品位」だけが残ったといわれた現代ハーベス。雑誌メディアでは、 穏やかなゆとりがある、しかし緊張感を失わない。 ハーベスらしさを残しつつもクラシカルな「個性」はなくなり「品位」だけが残った。 室内楽を気品に満ちた音で奏でつつ、コンテンポラリーなカテゴリーもしなやかに鳴らす。 現時点(2007年)でアランショー(Alan Show)の最高傑作。 評論家諸氏からは音楽を高次元のバランスで鳴らすなら、ハーベスしかないという評価を得ています。中古相場の上昇は比較的緩やか。ショップ・オークションでの価格差がないため下取りは万全といえます。 デメリットはこれといってありません、オーディオ、というよりCD・レコード愛好家(Discomania)により合っているというところがあえて挙げられる欠点でしょうか。
POOR

HARBETH HL Compact 7ES-3 ¥216,000・ヤフオク人気・価格相場情報

2003年に日本に再上陸したHARBETHが現在の地位を築いた、いわゆる「名作」。状態は良くなく中古価格は割高ですが人気は高い。コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。傷の多い個体です。 発売時、日本では「持ち味を残したまま、基本的な特性が明らかに向上した」と高評価でした。当時同社はウーファーユニット(Vifa)の供給終了という問題に直面し、自社製造に切り替えるという難題に直面していました。しかしそれはかえって良い結果をもたらしたようです。 デメリットと呼べるほどのものはなく、重ねて強調するべきメリットは日本国内でELACが大流行し、Bowers and wilkins(B&W)が大躍進を遂げている時期に、一見なんのへんてつもないスピーカーが「音だけ」で支持されたということです。