落札情報

POOR

YAMAHA NS-1 classics ¥34500・ヤフオク人気・価格相場情報

ジャンク品のYAMAHA NS-1 classicsヤフオク落札価格情報。一見美品に見えますが、ツィーター振動板にへこみがあります。このモデルに多い。スピーカーの振動板がへこんでいても音質はさほど問題ではないというお話があります、間違いです。ネットには「へこんだスピーカーコーンの直し方」が多く載せられています。もし不幸にしてへこませてしまったら、「技術のある」修理業者に依頼するしか手段はない。自分でやれることはありません。掃除機でへこんだ部分を吸う、ガムテープでへこんだ部分を引っ張るという作業はかえって悪化します。 なおNS-1の音質レビューは不思議なもので、発売時点でベストバイランキングのトップでなかったにもかかわらず、その後数年間ランキング中にとどまり続けたという不思議なスピーカー。オーソドックスである以外の特徴がないともいわれたNS-1 classicsは、振り返ってみれば10年近く販売が続く人気モデルとなりました。
AVERAGE

ヤフオク YAMAHA NS-1 classics落札相場・人気とレビューデータベース

YAMAHA NS-1 classicsのYahooオークション落札価格情報。異例の長期販売が行われたモデルにして根強い人気のあるモデル。スタンド付き・程度普通の価格例です。コンディション判定『★★☆(Average)』、年式相応のヤレはあるものの良好といっていい個体です。相場は下落傾向です、理由は良好な個体が少なくなってきたため。白木の鏡面塗装という仕上げを考えるといまだ良品があることのほうが驚きで、大切にされたものが多い証拠でもあります。評論家の評価はいわゆるありきたりです、しかし時を経て「クオリティの高い小型スピーカーはNS-1 classicsしかない」と言わしめました。HARBETHがそうであるように地味で、しかし音楽に忠実なスピーカーを語る言葉は多くありません。このスピーカーほど「チューンナップ」「カスタム」が似合わないオーディオもありません。 YAMAHAは絶妙のバランスを作り上げた、中古のチューニング品を避けるべき理由です。 またオーソドックスということは本質的な上質が必須。これがデメリットですがウーファーエッジやアッテネーターは30年を経て劣化しています。元々の価格にこだわらず、技量のあるプロに修理を任せたいモデルです。
スピーカー・大型

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,413,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。ホーンフィンの状態を公開した「わかっている」出品者。しかし画像情報が少ない、もうModel 2402のような個体は別格の説明があって然るべきです。コンディション判定『★★☆(Average)』、この出品者は画像情報が少なすぎる。EXCLUSIVE Model 2402のように「新品価格を超える中古相場」のモデルでは、画像情報や念入りな動作確認が不可欠ですがオークションでは限界があります。 一言でいえばModel 2402はショップで購入したい。 音質確認のための試聴は不要で、その分状態の確認をするべきです。見極めるべきは3点 1.ネットワークの改造(Pioneerのオリジナルが最上だが、素子を「高音質パーツ」に変えられている事例がある。ショップによる改造もある) 2.ホーンフィンの浮き(温度変化や多湿環境にあることで、ホーンフィンの接着がはがれる) 3.コンプレッションドライバーの振動板違い(ラディアン社などの社外品に交換されている場合がある) コンプレッションドライバーの振動板を交換されてしまっているものはウーファーもTL-1601「C」に変えられている場合が多い。 なおキャビネットを再塗装したものは論外です。多くは程度の低い個体を高値で販売するために行われるもので音質はマイナスです。
スピーカー・大型

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,404,999・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。平均的な傷あり品が幾らになるかという相場例。1円スタートという豪気な出品ですから価格例としては申し分ありません。コンディション判定『★★☆(Average)』、「平均的な」傷あり個体です。なおEXCLUSIVE Model 2402には再塗装されたレストア品なるものが存在します。結論をいえば選ぶべきでない、音質が変わってしまう。売却時に下取りも出ません。知られたものでは2402のほか、DIATONEやYAMAHA NS-1000 Monitorがあります。ピアノフィニッシュなど鏡面仕上げでピカピカさせるのが共通した特徴。 ある程度傷のある個体でも販売価格を上げることができる。これは下取り業者やオークションの転売を生計としている人々が、中古を高く売るために絞り出した知恵ですが、オリジナルの価値を下げるものです。本当の2402は実力充分なのです、評論家、そして雑誌レビューは激賞でした、実際それに見合う性能を引き出した。ウェスタンエレクトリックの直系といえる構成、そして完成度の高いユニット群スーパーツィーターの必要を感じない広帯域のコンプレッションドライバー。オリジナルは至高なのです。
スピーカー・大型

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,469,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。やや傷ありの落札例です。改造はされていないものと思われます。コンディション判定『★★☆(Average)』、なおチェックポイントは3点 動作(音出し確認) 外観(傷、特にホーン部の傷に注意) 改造の痕跡 改造とは具体的にいえば、①ホーン部・ユニットの防振 ②ネットワーク部の改造、です。 まだスピーカーユニットを単体で購入してシステムを組み上げる文化が濃厚に残っていた頃の発売です。その後に登場した「REY AUDIO」「GT SOUND(千葉県のショップオリジナルブランド・SONYのユニットを使ったホーンシステム)」が類似構成で高音質であったため、触発された愛好家による改造が「横行した」という背景もあります。その魅力の一つがベリリウム振動板、Pioneer/TAD・EXCLUSIVEのコンプレッションドライバーと他社(JBL・GAUSS・SONY)の決定的な違いであり2401・2402の中古が異常な価格となる理由でもあります。
スピーカー・大型

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,559,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。一見したところ相当の美品ですが、側面の画像情報が皆無です。もし情報があればかなりの高値となった可能性がある。中古のチェックポイントは外観、その1点につきます。EXCLUSIVEは改造された個体もあり、いずれも外観の傷や取り扱いの状態から推測することになります。ここはショップのメリットでもあり、「内部を見せてほしい」といえる。それができないことがオークションの弱点です。その音質は小型のコントロールルーム向けに開発されたPioneer渾身の一作。ベリリウム振動板の4インチコンプレッションドライバーは他に類がありません。Model 2401のシングルウーファー版としてバランスの良さと鳴らしやすさから高い評価を得ました。なお日本では「Rey Audio」の高音質をみて同じ構成の2401・2402を改造しようというオーナーが出現しました。 それほどの可能性をもっていると認識されていたスピーカーです。
EXCELLENT

JBL Century Gold ¥330,000・ヤフオク人気・価格相場情報

未使用デッドストックJBL Century GoldのYahooオークション落札価格情報。オークションにおける同モデル最高値の事例。コンディション判定『★★★(Excellent)』、Century Goldは後述のとおり外装が弱いため未使用新品は貴重です。相場は少しづつ上がっており、新品の実売価格に到達しています。発売時、JBLの50周年記念モデルとして期待されましたが、出てきたものが古色蒼然たる中型ブックシェルフであったため評論家の失望を招いたモデル。セールスも芳しくなく最終的には半値で投げ売りがされましたが、所有してみてわかる奥の深さがあり中古が新品の実売価格に近づいてしまったモデル。なお商業的失敗に気づいたJBLは、60周年記念モデルで心機一転「DD66000 ‘Project EVEREST’」をリリースします。S3100(1996年)S2600(1994年)、そしてCentury Goldに共通する難点は突板の仕上げがよろしくないこと。耐久性に欠け、仕上げの品位そのものも高級とは言い難いもの。 1990年代、特に後半はJBLのキャビネット品質は褒められたものではない。慎重に扱わないとすぐ痛みます。中古のチェックポイントたるゆえんです。またCentury Goldのウーファーは相も変わらぬウレタンエッジのため数年で加水分解して崩壊します。 この点は長く同社が改めなかった点であり、特に80年代以降少しづつシェアを落とした理由と思われます
EXCELLENT

Pioneer TAD ME1 80周年記念モデル ¥1,000,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer TAD ME180周年記念モデルのYahooオークション落札価格情報。滅多にお目にかからない中古です。その後のTAD MICRO EVOLUTION ONEに続く機種であり、当時既に完成度は高かった。コンディション判定『★★★(Excellent)』。出品者の情報提示を含めて模範的な出品例といえます。EXCLUSIVE以来の高性能を民生向けに転用した佳品として「TAD」ブランドが注目されはじめた頃のモデル。 雑誌メディアの評価は地味、しかし完成度は高く現在もモデルは続いています。ユーザーの評価は高く、その緻密な音はB&Wとは全く異なる日本的な端正さを表現したものとして現在でも支持されています。 なおその工作精度については海外スピーカーを一段超えたものである、という評価を付記しておきます。TAD MICRO EVOLUTION ONEに結実した音質はPioneer時代に投資された技術がもたらしたもの。 小型スピーカーとしてつきつめられていました。特にCST同軸ユニットに搭載されたベリリウム振動板はいまやTADだけのものです。
AVERAGE

TANNOY Monitor Gold LSU HF 12/8 「Mallorcan model」(?) ¥206,000・ヤフオク人気・価格相場情報

TANNOY Monitor Gold LSU HF 12/8のYahooオークション落札価格情報。初期「3LZ」と同じぐらいに古い60年代のLSUであり「Mallorcan model」(マヨルカモデル)と言われるものの別バリエーションと思われます。コンディション判定『★★☆(Average)』、年代を考えるとかなり良好な状態です。ネットについてはオリジナルを活かすかたちでプロに修復を依頼するべきと思われます。難点はシリアルNoがわからないこと、スピーカーユニットとキャビネットの年代が合っていることが大前提です。 本件が良品ながら最良といえない理由のひとつが、シリアルNoについての情報皆無であること。奥行きが深いキャビネット、等の特徴からアメリカタンノイにあった「Mallorcan model」(「マローカン」マヨルカモデル)に近似のモデルではないかと推測しました。「Mallorcan model」(「マローカン」マヨルカモデル)については井上卓也(Takuya Inoue)氏が以下のような論評をしています。 いわゆる「東海岸サウンド(日本ではJBLやALTECの音をそう呼んだ時期がある)」に近い 英国タンノイに比べやや引き締まった質感 全体的に英国の音とは言い難いもの
スピーカー・大型

SONY SS-1ED(SS-M9ED) ¥679,000・ヤフオク人気・価格相場情報

SONY SS-1ED(SS-M9ED)のヤフオク落札価格情報。SACDフォーマットを確定するために作られた「モニタースピーカー」。現在では考えられないほど贅沢な製品です。コンディション判定『★★★(Excellent)』、SONY SS-1ED(SS-M9ED)は外観が最も重要なチェックポイントですから、今回の落札価格はかなり割安。本件はほとんど傷がない、極めて稀な個体です。世界で数十セット程度の生産数しかないとも言われるだけに(日本国内は15セットとの説あり)と言われるモデル。同時期に開発・販売されたTA-E1(プリアンプ)・TA-N1(パワーアンプ)とは異なり、ほとんどレビューされることのなかったモデル。ベストバイランキングもごく低いものでした。「SACDらしさをPRするもの」ではなかった。SACD検聴用のワイドレンジ(Wide frequency)スピーカーでした。純然たる「SACDモニター」が必要な施設や好事家に販売された模様です。 実際の開発費や製造コストは著しく高かったであろうことが推測されます。