DENON PMA-2000(初代)¥33,200・ヤフオク人気・価格相場情報
DENON 初代PMA-2000のYahooオークション落札価格情報。当時激戦の10万円クラスのSANSUI・ONKYOを完全に圧倒した物量投入モデル。大変な馬力を誇ります。
最大の懸念点は「熱」です。
駆動力のある、ほとんどパワーアンプといっていいプリメインアンプでありヤフオクの人気常連ですが、かなりA級領域に近い動作のようで発熱は多め。
「パワーアンプ並みの大型電源」
「UHC-MOSシングルプッシュプルによるシンプルな出力回路」
音質と引き換えではあるものの27年前(2023年時点)のアンプにとっては過酷な条件。
経年変化にとって大敵。外観やボリューム・セレクターのガリから判断・確認します。
なおPMA-2000は販売数が多くオークションサイトにも多数流通していますが、中古オーディオとしてのコンディションはさまざま
ショップは状態重視、オークションは価格重視です。
傷、汚れ、故障、破損の情報を気にする場合、ショップ購入は一つの判断です。
逆に入札・落札では人気によらず自分の評価点をもたねばばなりません。
発熱がメリットでもある。UHC-MOSシングルプッシュプルを大電源で駆動するというコンセプトがもたらす発熱だからです。その音質は以降も他社では実現できていません。
前モデルとは全く異なる物量投入型の設計(S1シリーズにちかい)
当時アンプを選ぶといわれたB&Wの801を鳴らすという驚くべき性能は、4Ω出力は8Ωの2倍というリニアな特性に現れています。雑誌メディアそして評論家、特に長岡鉄男氏からはベストバイランキングの筆頭にして超のつくコスパと絶賛されていました。
シャーシや部品構成も20万円級とよんで差し支えなく、音質で優れているはずのSANSUI(AU-α607MR)・ONKYO(A927)は比較検討では太刀打ちできず完全に販売では負けていました。もし本モデルがなければサンスイも倒産しなかったかもしれません、
音質で市場を席巻したプリメインアンプです