パワーアンプ

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ヤフオク SANSUI B-209 落札相場・人気とレビューデータベース

SANSUIアンプでは異色といえるB-209のYahooオークション落札価格情報。アンプでは頑固ともいえる定見をもったサンスイが珍しく米国と組んだ企画。理由は米国側スタッフのキャリアとスキルにあります。部品は贅を凝らしたものであり管球アンプとしてトップグレードの完成度です。なお結果として落札価格は割高です。 注意したいのは、この個体は天板に物が置かれていた痕跡があること。真空管アンプや純A級アンプでは注意したい。コンディション判定『★☆☆(Poor)』くわしく画像を確認すると天板に傷があります。中長期的になんらかのオーディオコンポが積み重ねてあった可能性大です。動作は完動とのことですがこういった個体は避けたい。後年のAU-111Vintageとの違いは製造が事実上米国で行われ、日本で最後の仕上げ(外装パーツの取り付け・品質管理)をしたMade in USAアンプであったこと。1980年代にハイエンドアンプ「ジュリアスフッターマン」(Julius Futterman・New York Audio Labs)に在籍していたエンジニアの手による真空管アンプであり、かなりの高音質。まさにコスパにすぐれたベストバイといえますが、それにつられて詳細の確認を怠ったのが今回の落札例といえそうです。
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SANSUI B-2105 MOS VINTAGE ¥149,001・ヤフオク人気・価格相場情報

メンテナンス済みでも避けるべきSANSUI B-2105 MOS VINTAGEのヤフオク落札価格情報。証明たる修理明細がありません。こういう「メンテナンス済み」が多いのが中古サンスイの特徴です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、画像ならびに状態説明は良好なのですが、修理明細なく「メンテナンス済み」はまずい。修理済み中古サンスイはいい加減な修理品も多く流通しています。修理明細がないものは避けるべきです。その音質は生産終了となっていた東芝MOS-FETを使い、高精度のバランスアンプとして設計したパワーアンプ。本来必要となるプリアンプ部を持ち合わせていないにもかかわらず高音質であったため、アッテネーターを生かしてプリメインアンプ(Integrated amp)として多く使われています。同社の振動・ノイズ対策設計が完成したモデルでもあります。銅製部品の多用、テフロン部材など。この時点で他社はやりたがりませんが、サンスイが変わっていたのはさらにヒアリングテストを重ねて部材を吟味したこと
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SANSUI B-2105 MOS VINTAGE ¥162,001・ヤフオク人気・価格相場情報

SANSUI B-2105 MOS VINTAGEのYahooオークション落札価格情報。パワーアンプでありながら「プリメインアンプとして売れ続けた」モデルです。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、外観は一見良いのですが、背面パネルの銅メッキが腐食しております。本モデルは人気が高く、動作に難があっても値がつくため、中古価格は¥90,000(JPY)から¥190,000(JPY)まで幅があります。またメンテナンス済み製品は20万円を超えて取引されます。そのため「メンテナンス済み中古」は要注意。ろくに修理せずとりあえず音が出ただけで中古販売するケースがあとをたちません。その音質は単体使用で高音質すぎたため、雑誌メディアや評論家からはプリメインアンプの代用として評価された変わったパワーアンプでもあります。サンスイはセパレートアンプの上位機種としてB-2302をラインナップしていましたが、S/Nなどの点ではB-2105 MOS VINTAGEが超えてしまった部分もあり、サンスイ末期はクラスを問わずとにかく高音質を追求していたことがわかるモデルでもあります。
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LUXMAN B-10Ⅱ ¥854,000・ヤフオク人気・価格相場情報

きわめて美麗なラックスマンB-10Ⅱののヤフオク中古落札情報です。セパレートアンプとして現在でも第一球の性能であることからコンディションの良さで近年にない高価格をつけました。 ラックスマンの歴史においてもB-10シリーズは別格扱いで、母体となったM-08はむろんのこと、M-5・M-7との差とは次元の違う音質でした。 故 長岡鉄男氏絶賛のB-10後継機種であり、同時期のプリアンプC-10の突き抜けぶりもみても、今のラックスマンとは別物です。
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『YAMAHA MX-10000』ヤフオク人気・価格相場情報

YAMAHA MX-10000パワーアンプのヤフオク中古落札情報です。良コンディションとして近年にない高値をつけました。1987年に同社100周年記念として企画された本機は、デジタルアンプであるプリアンプCX-10000そしてCDプレーヤー CDX-10000ととともに現在では作ることができない設計を採っております。その音質は極めて水準がたかく、同じ時期に発売されたジェフロウランドModel7 ⅲと比較レビューされるクリアでパワフルな音質でした。なお修理が不可能な部品が多く、中古オーディオとしてはパワーメーターは要注意チェックポイントとなります。