ご紹介・このサイトと私のプロフィール

日本そして海外のオーディオについてデータベースを作りたいと思うようになりました。主な注目点は3点。

  1. 中古価格
  2. 人気
  3. コンディション

特にオークションについては過去の履歴が消失してしまうため、当初は個人的な覚書として書き始めました。
しかしメーカー技術関係者として、次第に技術仕様 〜というより製造仕様〜 と音質には多くの共通点があると感じるようになりました。

オーディオは面白い、絶賛された技術が高音質を実現するときもあれば、あまり良くない結果に至ることもある。
特に中古に惹かれたのは、年月を経ると音質の良さは高い人気につながっていること。新品のときはわからない魅力が思いがけない高値となって見えてきます。

その魅了の多くはオーディオというよりは製造業の視点で見ると納得できるものです。地味な長所のため発売時の短期間では分かりづらいのですが、時を経て実感できるもの。
材料の良否や加工方法の違いからハイファイオーディオを俯瞰した時、大変にコストパフォーマンスの高いモデルがあることに気づきました。

そのいくつかは現在ではどんな国の製造メーカーでも作ることが困難なほどです。
特に日本製のオーディオ機器に多い。
音楽を聴くという趣味に憧れを抱いていた時代が長く、それがメーカーにとっての力になりました。
ブランドが認知されていなかった頃、良い材料と丁寧な製造技術をもって高音質を追い求めた結果が、現在の人気につながっています。

幸い新品・中古を問わずいくつかのオーディオ機器を試聴できる経験もあり、音質についてもかなりのモデルを聴いております。また日本のオーディオ雑誌についても数十年分のストックを保有しております。
これらを参考に、自分自身の技術関係者としての経験を加えてご説明し、オーディオコンポーネントを探しておられる方々にその魅力を感じていただきたいと考えました。

カタログ的なスペックや音質評価は雑誌にお任せして、当方はあくまで「メーカー技術の視点」でどの程度の製造コストを掛けて作られているのか、そしてそれゆえに年月を経たオーディオがどのように変化・劣化するのかを中心に判断し、記載しています。

実際に自分自身でも上記を判断基準としてオークションや中古オーディオショップを利用しています。

なお掲載はしておりませんが、掲載したオークションの情報は画像・テキストともに全て保存しております。過去のデータと対照しつつ新たなデータを追記しております。

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