未使用デッドストックJBL Century GoldのYahooオークション落札価格情報。オークションにおける同モデル最高値の事例です。
即決価格でなく競争入札であったなら、恐らく更に人気を集め、高額になったと思われます。
JBL Century Goldのオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
・中古人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)未使用品・Sランク JBL Century Gold ペア
落札価格:¥330,000(JPY)
- 開始価格: 328,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:85人
- 入札件数:1件
- 引き取り限定(出品者による配送手配不可)
- オークションID:w1075203354
- 出品地域:愛知県
落札日時:2022.12.14(水)21:21
- 出品日時:2022.12.12(月)08:42
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:welcomehappiness
- 出品社名:ー
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=welcomehappiness
- 評価(良い):99.8 %(取引 530件中・ 2023年 7月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★★★(Excellent)』となります。
Century Goldは後述のとおり外装が弱いため未使用新品は貴重です。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
※画像クリックで拡大表示可能
- シリアルNo:不明
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 未使用新品
- 梱包したまま保管
- 通電の機会なし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 特になし
- シリアルNo:不明
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 未使用新品
- 梱包したまま保管
- 通電の機会なし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 特になし
出品者に追加質問したい確認ポイント
- 特になし
JBL Century Gold・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)
以下は通常の中古コンディションについてのチェックポイントです。
- ウーファーエッジ
- キャビネット突板のコンディション(痛みやすい)
JBL Century Gold・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
相場は少しづつ上がっており、新品の実売価格に到達しています。
ショップ/オークション問わず良品前提で¥250,000
デッドストックで¥330,000は状態・価格とも最高の指標です。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
JBL Century Goldの定価と仕様・スペック(新品時)
- メーカー:JBL
- モデル名・型番:Century Gold
- 発売年次:1996年
- 定価:¥560,000(/ペア・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅381x高さ673x奥行302mm
- 重さ:27.2Kg(/本)
- インピーダンス:6Ω
- 能率:90dB/W/m(Ω)
- スペック上の注目ポイント
- JBL創立50周年記念モデル
- 「L100」をモチーフにしたと思われる外観
- 本機向けに設計されたスピーカーユニット群を採用
- 低域用:30cmコーン型(Century1200)
- 中域用:12.5cmコーン型(Century500)ケブラーコーンを採用
- 高域用:2.5cmドーム型(050Ti Gold) チタニウム振動板を採用
- 設計者:グレッグ ティンバース(Greg Timbers)
- オプションとして専用のチャンネルデバイダーあり(DX1)
- 詳細情報リンク
JBL Century Gold 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング
JBLの50周年記念モデルとして期待されましたが、出てきたものが古色蒼然たる中型ブックシェルフであったため評論家の失望を招いたモデル。
期待はずれの50周年記念モデル・中古になって音質が理解されたJBL Century Gold
セールスも芳しくなく最終的には半値で投げ売りがされましたが、所有してみてわかる奥の深さがあり中古が新品の実売価格に近づいてしまったモデル。
- 厚みと力感があり音に伸びがある。
- 音離れがいい、とても扱いやすいモデル。
商業的失敗に気づいたJBLは、60周年記念モデルで心機一転「DD66000 ‘Project EVEREST’」をリリースします。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Century Goldは外装が弱い・1990年代後半のJBLに共通
音は悪くありません、むしろメリットに数えていい。
デメリットは製造品質が良くないこと。具体的にはキャビネットの仕上げです。
S3100・2600ほか、JBLはキャビネットの仕上げに問題あり・スピーカーエッジも要交換
S3100(1996年)S2600(1994年)、そしてCentury Goldに共通する難点は突板の仕上げがよろしくないこと。耐久性に欠け、仕上げの品位そのものも高級とは言い難いもの。
1990年代、特に後半はJBLのキャビネット品質は褒められたものではない。慎重に扱わないとすぐ痛みます。中古のチェックポイントたるゆえんです。
この点はJBLも認識していたようで、Ti10K(1999年)ではデンマークに製造委託をするなどしていました(同時期にB&Wもデンマークでのキャビネット生産を始めましたが採算が取れず中国に生産移管しています)。
またCentury Goldのウーファーは相も変わらぬウレタンエッジのため数年で加水分解して崩壊します。
この点は長く同社が改めなかった点であり、特に80年代以降少しづつシェアを落とした理由と思われます。
ともあれ欠点もあり、それがために売れなかったモデルですが、鳴らしやすさと素性のよさから中古では新品の実売価格に近づきつつあります。
人気 :★★☆