ラックスマンのLX38 Ultimate、未使用デッドストックです。
ヤフオクでは極めて人気のあるラックス真空管プリメインアンプにおいて、旧38シリーズの最上限落札価格例となります。
LUXMAN LX38 ULTIMATEのオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
以下は今回オークションの詳細となります。
メーカー・モデル名・発売年次・新品時の価格
- メーカー:LUXMAN(ラックスマン)
- モデル名・型番:LX38 ULTIMATE
- 発売年次:1978年
- 定価:¥300,000(/台・JPY)
LUXMAN LX38 ULTIMATE・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)希少 未使用・保管品LUXMAN ラックス 真空管プリメインアンプ LX38 ULTIMATE 300台限定販売品 LX38シリーズ最終章
落札価格:¥502,000(JPY)
- 開始価格:1,000 円(税込 – 円)
- 即決価格:XXX円
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:223人
- 入札件数:148件
- その他取引条件:ー
- オークションID:b1070067734
- 出品地域:奈良県
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2022.11.03(木)22:10
- 出品日時:2022.10.27(木)21:02
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:victorybrazil2002
- 出品社名:ー
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/seller/victorybrazil2002
- 評価(良い): %(取引 件中・ 2022年 10月時点)
LUXMAN LX38 ULTIMATEのスペック・諸元(新品・リリース時点発表)
- 主要スペック
- 大きさ:幅440x高さ162x奥行343mm
- 重さ:20.1Kg(/本)
- 形式:管球式ステレオプリメインアンプ
- 出力:30W/30W(8Ω、4Ω)・25W/25W(16Ω)
- 消費電力:150W
- スペック上の注目ポイント
- 300台限定発売
- NEC製三極管50CA10使用(ラックスとの共同開発)
- 50CA10:4本・6AQ8:2本・6267:2本・12AX7:3本・12AU7:1本
- 38シリーズ4代目にあたる管球式ステレオインテグレーテッドアンプ
- 50CA10により最適化した出力トランス採用
- 詳細情報リンク
出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★★★(未使用デッドストック)』となります。
中古の条件として申し分ありません。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報
- シリアルNo:不明
- 外観・動作・その他
- 未使用、デッドストック品
- ウッドキャビネット W-38/36(¥15,000)付き
- 取扱説明書なし
出品者に追加質問したい確認ポイント
- なし
LUXMAN LX38 ULTIMATE・中古コンディションのチェックポイント
このLX38 ULTIMATEは未使用デッドストック品のため、チェックすべきポイントはありません。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
人気についてはウォッチリストをもとに以下の基準で設定しています。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
多くのカテゴリーに共通して
入札の有無そして価格は『人気』
つまりウォッチリストの登録人数が基準になります。
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
人気をもとに独自のコンディション基準を設けました。
Yahooオークションの『商品の状態について』に厳密な規定がないためです。
そのため☆★(星)評価は以下を判断基準とし、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
個人やショップ独自のメンテナンスは質が低く、基本的にジャンク扱いです。
実際の買取でもそのような査定をされます、下取りが出ないため改造品もジャンク扱いとなります。
LUXMAN LX38 ULTIMATEの中古相場情報(ショップ価格と落札情報の比較・検索用)
オークションの中心値は15万前後、ショップ価格は25万円前後。
元々限定販売のため安くはありませんが、今回はデッドストックのため大変高額となりました。
おそらくラックスマンの旧38シリーズ中でも最高値となります。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報となります、現在の相場にもっとも影響大の情報です。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください(リンク中「AD」と注記しないものは広告ではありません)。
LUXMAN LX38 ULTIMATE・雑誌メディアによるレビュー・人気、メディア評論、音質評価
発売当時の音質について資料をもちあわせていないため、コメントできません。
以下に当時を知る評論家の石田善之氏のコメントをみることができます。
LUXMAN LX38 ULTIMATE・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
音質面でのデメリットはありません、しかしデメリットはあります。
- 50CA10は代替できる真空管がない
- 長期デッドストックは初回の電源投入により故障する可能性がある
50CA10そしてデッドストックゆえの危険性
50CA10は独特の繊細な音質にファンの多い真空管ですが、ラックスがNECにカスタムオーダーした球(当時はそういうことができた)のため、球が消耗した場合代替品はありません。
一時中国製の真空管で代替できるという風説がありましたが、不可能です。
またデッドストックのオーディオ製品は新品ではありません。通電しなくても劣化は進行するからです。
これについてはウエスタンエレクトリックやMarantz model7ならば問題ないという話もありますが、それは正確ではないと明確に申し上げます。
上記からショップによってはデッドストック品の初期電源投入はスライダック(電圧を上下できるトランス)を介して100Vより低い電圧から様子をみるところもあります。
メリットは、ラックスマン旧38シリーズの最終機種たるその音質です。
名設計者 上原晋氏の最後の製品にして50CA10の繊細な音は、たとえばタンノイとの組み合わせにおいて絶大です。
人気 :★★★