marantz PM50の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

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中古marantz PM50のメリットとデメリット

🟢 メリット
安い、人気はある。

❌ デメリット
中古の金銭的価値はほぼない。DIY修理の素材として取引されている。

他社・過去プリメインアンプとの比較
悪いアンプではないが、30年前の入門機は最新モデルと比較できない。中華デジタルアンプのほうが現実的。

  • 価格・状態
  • 出品情報
  • 入札の全履歴
  • 出品地域:栃木県
  • 入札・落札情報
    • 入札件数:1件
    • オークションID c1145433909
    • 開始時の価格 23,000円(税0円)
    • 開始日時 2025年4月24日(木)22時53分
    • 終了日時 2025年5月1日(木)18時53分
    • 早期終了 あり
    • 自動延長 あり
  • シリアルNo:MZ029212380077
  • 動作:😒Good
  • 外装:😩Poor
  • その他:😩Poor
    • 本体のみ

5月 1日 13時 22分 なお 入札。数量: 1 で 23,000
4月 24日 22時 53分 オークション開始。数量: 1 で 23,000

marantz PM50の音質レビュー

🟢 ポジティブレビュー
最安値の入門モデルには珍しい堂々とした音

ネガティブレビュー
仕様面では大きな特徴がない

評論家やオーディオ雑誌の評価

評論家の入江順一郎(Jyunichiro Irie)氏から高評価を得ています。

別冊ステレオサウンド「凝縮のテクノロジー・最新プリメインアンプ AVアンプ68モデル試聴」では、草野次郎(Jiro Kusano)/小林貢(Mitugu kobayasahi)/柳沢功力(Isao Yanagisawa)各氏からJBL 4344/Accuphase DP90・DC91のシステムによる試聴レビューがされています。

  • 解像度のある暖かさ、中音域を充実させている
  • 耳障りの良さ・刺激的な音は出さない良さ
  • 値段を考えるとかなり堂々としている
  • BGM用途に向いている、録音を分析的に聴くものではない
  • 駆動力には限界がありスケールの大きさを充分には表現できない

念の為申し上げますと上記レビューには「安いアンプとは思えないほど」というコメントがついています。

marantz PM50の仕様・『』

  • メーカー:Marantz(日本マランツ)
  • モデル名・型番:PM-50
  • 発売年次:1989年年
  • 定価:¥45,000(/台・JPY)
  • 注意事項
    • エントリーグレードのカテゴリでもさらに低価格なアンプ
    • マランツが発注する共用部品の量産数量増と単価低減が大きな役割
  • ローグレードモデルに珍しく電源を別基板としている
    MM/MC双方に対応するフォノイコライザー
  • ボリュームはマランツ向けのカスタムパーツ

詳しい仕様

  • 型式 ステレオプリメインアンプ
  • 定格出力
  • (20Hz~20kHz、両ch同時駆動)
    • 120W+120W(4Ω)
    • 100W+100W(6Ω)
    • 80W+80W(8Ω)
  • ダイナミックパワー
    • 240W+240W(2Ω)
    • 180W+180W(4Ω)
    • 140W+140W(6Ω)
  • 全高調波歪率(20Hz~10kHz、8Ω負荷) 0.008%
  • 混変調歪率(SMPTE) 0.008%
  • 周波数特性 CD・ソースダイレクト:10Hz~100kHz +0 -3dB
  • ダンピングファクター(8Ω負荷) 180(20Hz~10kHz)
  • 入力感度/インピーダンス
    • Phono MC:250μV/100Ω
    • Phono MM:2.5mV/47kΩ
    • High Level:150mV/33kΩ
  • Phono最大許容入力(1kHz) MC:16mV
  • MM:160mV
  • RIAA偏差(20Hz~20kHz) ±0.2dB
  • SN比(Aネットワーク)
    • Phono MC:75dB
    • Phono MM:85dB
    • High Level:105dB
  • トーンコントロール
    • Bass:100Hz、±6dB
    • Treble:10kHz、±6dB
  • 電源 AC100V、50/60Hz
  • 消費電力 180W(電気用品取締法)
  • 外形寸法 幅420x高さ150x奥行380mm
  • 重量 10.0kg

🟢 ジャンク品でも¥0はないという人気

❌ DIY修理で扱える金額でしか取引されない

『損か得か』中古marantz PM50の買取価値

基本的な価値はPM-75と同じ。中古のコンディションは悪いが人気があり、中古市場が形成されています。
本来は買えるコンディションが存在しない中古です。

例外なく劣化しており、しかも修理費用が掛けられないため故障が故障を引き起こす連鎖が起きています。

接点復活剤による二次被害も多く、注意が必要。

高値落札例を見る限り、DENON PMA-390REの中古などを探すべきと思われます。

(2025年)オークション履歴

『人気がある』『入札が多い』『低価格スタート』のオークション案件を掲載。

Yahooオークションの落札履歴はYahoo規約により最大3年で抹消されます

  • 価格・人気
  • 出品情報
  • 入札の全履歴
  • 入札件数:1件
  • 出品地域:大阪府
  • オークションID m1191429208
  • 開始時の価格 16,800円(税0円)
  • 開始日時 2025年7月12日(土)20時0分
  • 終了日時 2025年7月19日(土)6時59分
  • 早期終了 あり
  • 自動延長 あり

コンディション説明

  • シリアルNo:MZ01934030899
  • 動作:😒Good
  • 外装:😩Poor
  • その他:😩Poor
    • 天板にオーディオ機器を積み重ねた跡あり(放熱を妨げられている)

7月 19日 6時 59分 u15 入札して落札。数量: 1 で 16,800
7月 12日 20時 00分 オークション開始。数量: 1 で 16,800

  • 価格・人気
  • 出品情報
  • 入札の全履歴
  • オークションID e1189461686
  • 開始時の価格 1円(税込)
  • 開始日時 2025年6月19日(木)20時56分
  • 終了日時 2025年6月26日(木)22時11分
  • 早期終了 あり
  • 自動延長 あり

コンディション説明

  • シリアルNo:MZ029412600211
  • 動作:😩Poor
  • 外装:😩Poor
  • その他:😩Poor
    • カビ臭あり

6月 26日 22時 04分 mae 自動入札。 49
6月 26日 22時 04分 mae 入札。数量: 1 で 39
6月 26日 22時 04分 app 自動入札。 39
6月 26日 22時 04分 mae 自動入札。 31
6月 26日 22時 04分 app 自動入札。 31
6月 26日 22時 04分 mae 入札。数量: 1 で 21
6月 26日 13時 54分 app 自動入札。 21
6月 26日 13時 54分 app 入札。数量: 1 で 11
6月 20日 21時 11分 IJ54 自動入札。 11
6月 20日 21時 11分 IJ54 入札。数量: 1 で 1
6月 20日 9時 14分 mae 入札。数量: 1 で 1
6月 19日 20時 56分 オークション開始。数量: 1 で 1

  • 価格・人気
  • 出品情報
  • 入札の全履歴
  • 入札件数:1件
  • 出品地域:茨城県
  • オークションID u1176189983
  • 開始時の価格 9,800円(税0円)
  • 開始日時 2025年5月24日(土)21時47分
  • 終了日時 2025年5月31日(土)21時47分
  • 早期終了 あり
  • 自動延長 あり

コンディション説明

  • シリアルNo:
  • 動作:😍Excellent😒Good😩Poor
  • 外装:😍Excellent😒Good😩Poor
  • その他:😍Excellent😒Good😩Poor

5月 30日 10時 45分 oct 入札。数量: 1 で 9,800
5月 24日 21時 47分 オークション開始。数量: 1 で 9,800

オーディオショップの中古価格(ハイファイ堂・オーディオユニオンほか)

  • オーディオユニオン
  • ハイファイ堂
  • アフロオーディオ
  • その他オーディオ専門店

オークション落札例なし

オークション落札例なし

オークション落札例なし

コンディションと中古のえらびかた

故障以前に美品と呼べるものがない
接点復活剤・洗浄剤を使った「メンテナンス品」は避ける

買ってはいけない中古marantz PM50のポイントと寿命

ネット上の情報も「自己流で中古を修理」という記事が多いモデルです。

1990年代のオーディオ機器に共通する悩みですが、内容が高度であるだけにメンテナンス費用が高くなること。
修理は現実的ではありません。

付け加えるとモデル固有の不具合はありません、本来の設計は堅実です。

どうしても中古を選ぶ必要があるならば、「天板にその他のオーディオ機器が載せられた跡がない」個体を探すこと

中古が劣化する・接点復活剤の怖さ

marantz PM50のような中古アンプに多い修理が「接点復活剤」による洗浄作業です。

絶対に買うべきでない。液剤によって樹脂部が侵食・崩壊する可能性さえあります。

家電の「安く低質な修理」に多い事例ですが、産業機器の修理において同様の対応はありません。
販売されている接点復活剤の多くは、プロの品質管理担当者から疑いの目で見られています。

電機・電子業界で多くの不良対応をしてきましたが、使っている技術者を見たことはない。一時的な動作と引き換えに基板やスイッチの不具合の新たな不具合の原因となることがほとんどです。

中古販売は、3ヶ月程度動作すれば販売は成立するので多用されますが、絶対に避けた方が良いです。