Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。ホーンフィンの状態を公開した「わかっている」出品者。しかし画像情報が少ない、もうModel 2402のような個体は別格の説明があって然るべきです。
Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
Pioneer EXCLUSIVE Model 2402・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)店頭引取チャーター便落札者手配限定 美品 Pioneer パイオニアスピーカーEXCLUSIVE Model 2402・62
落札価格:¥1,413,000(JPY)
- 開始価格:909,091円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:117人
- 入札件数:52件
- 引き取り限定(出品者による配送手配可能)
- オークションID:k1092689537
- 出品地域:茨城県 那珂市
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.05.28(日)21:17
- 出品日時:2023.05.21(日)13:14
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:WonderREXヤフー店
- 出品社名:WonderREXヤフー店(REXT株式会社)
- URL:http://www.wonder.co.jp/
- 評価(良い):99.5 %(取引:34,361件中・ 2023年 7月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
出品物コンディションの詳細画像(出品物・傷・汚れ・不具合・故障)
※画像クリックにより拡大表示
- シリアルNo:00773
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- 保護ネットあり(ほつれ・破れなし)
- ウーファーユニットに傷なし
- ホーンフィン画像あり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 側面画像が少ない(評価できず)
- キャビネットに色むら(日焼けあと)
- 特にホーン部にカビのようなくすみがある
- シリアルNo:00778
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- 保護ネットあり(ほつれ・破れなし)
- ウーファーユニットに傷なし
- ホーンフィン画像あり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 側面画像が少ない(評価できず)
- 特にホーン部にカビのようなくすみがある
出品者に追加質問したい確認ポイント・EXCLUSIVE Model 2402はショップで買いたい理由
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
この出品者は画像情報が少なすぎる。EXCLUSIVE Model 2402のように「新品価格を超える中古相場」のモデルでは、画像情報や念入りな動作確認が不可欠ですがオークションでは限界があります。
一言でいえばModel 2402はショップで購入したい。
音質確認のための試聴は不要で、その分状態の確認をするべきです。
Pioneer EXCLUSIVE Model 2402・中古コンディションの要注目ポイント
見極めるべきは3点
- ネットワークの改造(Pioneerのオリジナルが最上だが、素子を「高音質パーツ」に変えられている事例がある。ショップによる改造もある)
- ホーンフィンの浮き(温度変化や多湿環境にあることで、ホーンフィンの接着がはがれる)
- コンプレッションドライバーの振動板違い(ラディアン社などの社外品に交換されている場合がある)
コンプレッションドライバーの振動板を交換されてしまっているものはウーファーもTL-1601「C」に変えられている場合が多い。
なおキャビネットを再塗装したものは論外です。多くは程度の低い個体を高値で販売するために行われるもので音質はマイナスです。
さらに詳しいチェックポイント・要注意の不具合の確認方法はこちら
Pioneer EXCLUSIVE Model 2402・中古相場情報(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
- 良品(傷なし美品・スタンドなし):¥1,700,000(JPY)
- 良品(傷なし美品・スタンドつき):¥2,000,000(JPY)以上
すでに新品価格を上回っており、こうなると人気は更に上昇します。
それだけに状態のわからない個体も高値になる、疑問点は残らず出品者へ質問したい理由です。
オークション/中古オーディオショップの相場情報はこちら(随時更新)
Pioneer EXCLUSIVE Model 2402の定価と仕様・スペック(新品時)
- メーカー:Pioneer
- モデル名・型番:Exclusive Model 2402
- 発売年次:1983年
- 定価:¥780,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅660x高さ798x奥行614mm
- 重さ:93Kg(/本)
- 公称インピーダンス:8Ω
- 能率:95dB/W/m(Ω)
- スペック上の注目ポイント
- TADユニット使用のラージモニタースピーカー
- 低域用:40cmコーン型(TL-1601a)/高域用:ホーン型(TD-4001+TH-4001)/ネットワーク:TN-2
- ドライバーTD-4001:磁束密度20,000Gaussのアルニコ磁気回路・直径10cmの大型ベリリウムダイアフラム(再生帯域:600Hz~20kHz)
- ウーファーTL-1601a:アルニコマグネット(タイプ「b」「c」よりも「a」の評価が高い)
- イタヤカエデ製ホーン
- アピトン合板を用いたキャビネット
- 詳細情報リンク
Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング
雑誌・評論家レビューはつねに評価が高く、ベストバイ企画においても常に上位だったEXCLUSIVE Model 2402。
そのスピーカーユニット群は新型が登場するたびに各スタジオからオーダーが入るものでした。
海外での絶賛を受けたmodel2401の評価を受け継ぎ、雑誌メディアでのレビューは好評で、これは最終バージョンの「model 2404」まで不変でした。
バートロカンシーが作ったEXCLUSIVE Model 2402の音質
Pioneerは「世界最高のコンプレッションドライバーを作る」としたとき1つの方針を定めました。
- ウェスタンエレクトリック(Western Electric)を模範とする
そのためにPioneerは当時ALTECそしてJBLの設計で有名になっていたバートロカンシー(Bart N. Locanthi)を技術顧問として招聘し、自社のエンジニアのレベルアップを図ることから始めました。
理論家のロカンシーは手加減なく難解な課題を説き続けましたが、パイオニアのエンジニア達も怯むことなくその理論を吸収しようと猛勉強に励んだとか。
その結果がEXCLUSIVE Model 2402です。
人気 :★★★