三菱電機DA-P7000／DA-A7000はAVアンプがステレオアンプに代わりオーディオの主流となると思われていた時代のアンプです。
目次 ー時間がない人のためにー
➡︎ 評論家の音質レビュー
➡︎ 中古相場データ
➡︎ 中古のメリット・デメリット
※本記事には「AD」「広告」と注記した
アフィリエイトリンクがございます
３つの重要なヤフオク落札履歴
あくまでリペア前提で入手すべき個体となります。
- 落札価格：￥20,600（JPY・税別）
- 人気（ウォッチ数）：★★★（105人）
- コンディション ：★☆☆（Poor）
出品URL（Yahoo オークション）https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m1072123389
落札価格：￥20,600
- 開始価格：1,000 円（税込 – 円）
- 即決価格：XXX円
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数：105人
- 最終落札件数：45件
- その他取引条件：ー
- オークションID：m1072123389
- 出品地域：福岡県 福岡市早良区
- 入札履歴（以下リンク参照）
落札日時：
- 出品日時：2022.11.14（月）22:05
- 落札日時：2022.11.21（月）20:43
出品者情報（ID・名前・評価）
- 出品者
- 出品者ID：tunagu5555
- 出品社名：ウエスト(Tunagu株式会社)
- URL：http://tunagu-inc.co.jp/
- 評価（良い）：99.4 %（取引 15,929件中・ 2023年 1月時点）
三菱電機DA-P7000／DA-A7000の音質とは・PWMデジタル電源を使った初期のパワーアンプ
AVアンプがステレオアンプに代わりオーディオの主流となると思われていた時代のアンプです。
そのため高音質化に多く注力されております。
オーディオ雑誌と評論家の過去レビューまとめ
ステレオ再生時の音質はピュアオーディオアンプの2分の1の実力と言われた時代にあって、セパレート形態は珍しく「芯のある音」という評価がありました。
初期のデジタル電源でパワーアンプの消費電力が450Wに達するなど、かなり容量の大きい電源を搭載していたことからも内容の濃さがわかります。
注目された三菱電機DA-P7000／DA-A7000の技術と現実の評価や人気・初期のAVアンプとしては不人気
三菱電機は既に赤井電機とジョイントし『A&D』ブランドを持っていましたが、あえて自社ブランドでリリースした。
それだけオーディオ・ビジュアル機器の市場に期待がかけられていた時代の製品です。
部品や材料など基本的な部分にコストを掛けたアンプであり濃い内容となっております。
実際にはディスカウントによる販売に頼るところが多かった。
DIATONEこそ有名でしたが、アンプやプレーヤーでのブランドイメージは低かったためです。
最新の三菱電機DA-P7000／DA-A7000中古相場（Yahooオークション・年度別まとめ）
Yahooオークションの出品例から、多くの注目（ウォッチ数）を集めた落札例について、落札価格から入札ー落札までの詳細履歴に至るまでアーカイブしています。
（2023.2）
MITSUBISHI DA-P7000／DA-A7000はマイナーモデルのため相場が安い。
それでいて豪華なつくりのためオークションでは比較的人気を集める機種となります。
年代を経ておりショップでも現状販売のためオークションで購入すべき機種です。
- ショップ：￥30,000前後
- オークション：￥20,000前後
オーディオ関連オークションの中古相場と最新の出品データ
※過去３ヶ月間にオークションでの落札がない場合、履歴は表示されません。
※現時点で出品がなされていない場合、検索結果は表示されません。
３ヶ月以上前のヤフーオークション落札履歴については、以下の各年度まとめをご参照ください。
※Yahooオークションの落札履歴はYahoo規約により最大3年で抹消されます。
当サイトでは消える前にデータを保管し、著作権上問題のないものを掲載しております。
（2024年）過去のオークション落札履歴
- 落札価格：￥25,000（JPY・税別）
- 人気（ウォッチ数）：★☆☆（11人）
- コンディション ：★☆☆（Poor）
- Yahooオークション出品時の商品タイトル
- DA-A7000音出し可現状品POA-5000同等らしい
- 入札・落札情報
- 開始価格 25,000 円（税 0 円）
- 開始日時 2024.06.19（水）20:35
- 終了日時 2024.06.20（木）20:35
- オークションID s1139631011
- 出品者
- K,M
- 総合評価（良い）：99.9%（4114件中）
- 出品地域
- 北海道
- コンディション説明：
- シリアルNo：1101214
- 動作確認済み
- 傷・汚れあり
（2023年）過去のオークション落札履歴
オーディオショップの中古価格（ハイファイ堂など）
日本のオーディオショップによる売買履歴です。
よくある故障・不具合
本機種は以下よりコンディション判定『★☆☆（星1つ）』となります。
年代を考えると美品といえる個体ですが動作未確認の部分が多く、かつ後述の理由から経年劣化が比較的大きい機種です。
- シリアルNo：1101150（DA-P7000）／1101076（DA-A7000）
（ Good ）
- 簡易動作確認のみ
（ Bad ）
- 小傷のみ（大きな傷無し）
- 映像部分の専用ケーブル無し、ゆえに全ての動作は未確認
- DA-P7000は音出し確認済み
- DA-A7000はステレオでFRONT片方のチャンネルのみ出音確認。CENTER、REAR/モノラルは音出ず
- リモコンあり
- 液晶状態不明
「買ってはいけない」中古のポイント
MITSUBISHI DA-P7000/DA-A7000は手堅く作られたAVアンプであり、三菱電機の品質管理と相まって当時としては販売数の少ない機種ながら品質は確かです。
しかし消費電力でわかるとおりアイドリング電流が大きく発熱があるため、経年変化の影響が要チェック項目となります。
出品者に追加にて質問したい確認ポイント
古い機種であり、かつAVアンプはマニュアルがないと動作確認が難しいため販売者に確認できる項目は限られます。
特にパワーアンプは大電源であり機種特有の故障より、経年変化による劣化に注意すべき。
- 液晶部のバックライトは点灯するか（LED等の交換による修理は不可能）
- 端子のグラ付きはないか
- コンセントの終端（差し込み部分）に曲がりがないか。
- 電源投入後、前面のLEDが点滅を繰り返すといった症状はないか（AVアンプで簡単に故障の有無を判別する方法）
三菱電機DA-P7000／DA-A7000の仕様・デジタル電源を使ったパワーアンプ
定電流型PWM方式電源を使ったパワーアンプや当時としては珍しいジッター排除設計が特徴のAVアンプです。
メーカー・発売年次と定価
- メーカー：三菱電機
- モデル名・型番：DA-P7000（プリアンプ部）/DA-A7000（パワーアンプ部）
- 発売年次：1991年
- 定価：￥250,000（DA-P7000）・￥200,000（DA-A7000）
注目された三菱電機DA-P7000／DA-A7000の音質技術・DACオペアンプは米国PMI社製
- 主要スペック
- 大きさ：
オーディオ部:幅425x高さ132x奥行464mm
ビデオ部:幅425x高さ87x奥行393mm（DA-P7000）
幅434x高さ189x奥行451mm（DA-A7000） - 出力（DA-A7000）：
フロント: 100W+100W(ステレオ)／200W(モノラル)
センター:50W+50W(ステレオ)100W(モノラル)
リア:50W+50W(ステレオ)100W(モノ) - 重さ：
18kg（DA-P7000）／23.1kg（DA-A7000） - 消費電力：72W（DA-P7000）／450W（DA-A7000）
- 大きさ：
- スペック上の注目ポイント
- AVアンプでは高周波ノイズ元となる映像回路を別筐体として完全にアイソレート
- （DA-A7000）バリアブルカレント1ビット方式の定電流型PWM方式電源
- 当時のAVアンプとして珍しいジッター排除設計
- DACオペアンプは米国PMI社製
- 英国ニンバス社のアンビソニックサラウンド方式により2ch音源も擬似的なサラウンドが得られる。
中古三菱電機DA-P7000／DA-A7000 のメリット・デメリット
MITSUBISHI DA-P7000／DA-A7000を中古購入する場合のデメリットは
- 経年劣化
- マニュアルがないと基本的な音出しも困難が伴う。
マニュアルについては第3者の修理業者でコピー販売しているところもあり、それにより解決できる場合があります。
あくまでステレオアンプとして利用する場合、修理可能であれば思わぬ拾い物となるアンプです。
当時の三菱電機は、大企業としてのパワーを存分に活かしてパーツを安く調達していました。
オーディオに使われる部品はかなり高級でしたが、こういった大企業では「そのほかのセールスがあるのだから、オーディオ向けの少数パーツは赤字で納入せよ」といった値引き要求が当たり前の時代でした。
中古がお買い得とされる大きな理由です。
修理については液晶部を除き、対応可能部分は現在よりも多い。これはオーディオに表面実装が登場する前の時代であったためです。
デジタル電源を含め、ディスクリート（1チップ化せずアナログ部品で製造）仕様の強みです。
もし音質が気に入って、かつマニュアルが入手でき、本体のコンディションも良好の場合、リペアすれば楽しいホビーとなります。