B&W 802D ¥770,800・ヤフオク人気・価格相場情報

Bowers and Wilkins 802DのYahooオークション落札価格情報。現在の「800D4」のかたちを作り上げたモデルのひとつ。初代らしくダイヤモンドツィーターの不具合などの問題があります。

Bowers and Wilkins 802Dのオークション結果

人気      :★★★

コンディション :★☆☆

落札価格(JPY):¥770,800

Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)

『Yahooオークションの掲載期限は2年間』への対応

Yahooオークション履歴の掲載期限は落札から2年間
システム障害により価格履歴が抹消される案件もあります。

Yahoo auctionが掲載するURLの閲覧終了にそなえ、以下を実施しております。

  • 案件詳細は本記事内に記録(コンディション・人気・価格・落札履歴・レビュー)
  • その他の落札事例を日々追加・更新(左記リンクより落札事例を検索可)

Bowers and Wilkins 802D・中古人気と、入札・落札履歴

出品URL(Yahoo オークション)

落札価格:¥770,800(JPY)

  • 開始価格: 3,000円(税込 – 円)

人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。

ウォッチ件数:161人

  • 入札件数:180件
  • オークションID:b1078820175
  • 出品地域:奈良県 橿原市
  • 入札履歴(Yahooオークションのシステム上の問題から入札履歴の詳細は非公開)

落札日時:2023.01.22(日)23:11

  • 出品日時:2023.01.17(火)11:55

出品者情報(ID・名前・評価)

出品物コンディションのチェックポイント

以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
全体的には「★★☆Average」なのですが、右chのダイヤモンド振動板にくすみらしきものがあるからです。

画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点

Bowers and Wilkins 802D・おすすめ中古オーディオの情報・商品の状態ランク・傷汚れ・コンディションランク・買取・落札時の確認・注意点R
  • シリアルNo:0015408
  • 色:ブラック

Good(オーディオ中古としてのメリット)

  • 動作確認済み
  • 保護ネットにほつれなし
  • ミッドレンジ・ウーファーに傷なし
  • 説明書・付属品完備

Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)

  • 正規代理店の保証書なし
  • ツィーター振動板に傷らしきものあり
  • キャビネットに汚れ・くすみ・小傷
  • 元箱なし
Bowers and Wilkins 802D・おすすめ中古オーディオの情報・商品の状態ランク・傷汚れ・コンディションランク・買取・落札時の確認・注意点L
  • シリアルNo:不明
  • 色:ブラック

Good(オーディオ中古としてのメリット)

  • 動作確認済み
  • 保護ネットにほつれなし
  • スピーカーユニットに傷なし
  • 説明書・付属品完備

Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)

  • 正規代理店の保証書なし
  • シリアルNo不明
  • キャビネットに汚れ・くすみ・小傷
  • 元箱なし

出品者に追加質問したい確認ポイント

  • 左chのシリアルNo(連番かどうか)
  • タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
  • スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)

Bowers and Wilkins 802D・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)

「正規代理店(D&Mホールディングズ)の保証書」があることが大前提となります。

  • シリアルNo(連番かどうか)
  • 動作
  • 外観
    • ツィーター振動板のゴムエッジ割れ
    • ツィーター振動板のシミ・ワレ・ひび

「割れやすい」・B&WのダイヤモンドツィーターとDIATONEボロン振動板の共通点

B&Wの「ダイヤモンドツィーター」は割れやすい。中古で注意深くチェックするべきポイントです。DIATONEのボロン振動板に近いと申し上げていい。

穴の空いたBowers and Wilkins 802Dのダイヤモンド振動板

正確にはCVDダイヤと呼ばれる人工ダイヤモンド。
中古をよく見ると

  • ひび
  • くすみ
  • 針で突いたような微小な穴

がみられるものがあります。オーディオ専門の運送業者がことのほか注意する理由です。

B&Wもこの素材にはかなり手を焼いたらしく、当初は工程内での割れが頻発したといいます。
製造業者も変わっており、802D時代は英エレメントシックス社でしたが、現在(2023年)は親会社デビアスのバークシャー工場です。

B&Wのスピーカーはどこで生産されているのか・英国と中国に分かれるまで
B&Wのスピーカーはどこで生産されているのか。現状をはっきりいえば英国と中国。800D4は英国生産です、それとオリジナルノーチラスも。それ以外、700・600シリーズなど全て中国工場で生産されます。ただこの会社の管理体制はかなり高度...

DIATONEのように大きく割れるものが少なくピンホールのような不具合だけに確認はやっかいです。LEDライトを当てて表面を透かすようにみるなどの工夫が必要となります。

無論、割れているものは音質に大きな影響があります。

Bowers and Wilkins 802D・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)

現在相場は上昇中。一時期値を下げましたが、「802D4」の高価格化を受けて再度上昇しております。

  • オークション:¥800,000ー1,000,000(JPY)
  • 中古オーディオショップ:¥850,000(JPY)前後

過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)

上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。

  • 個体の製造年次
  • 中古としてのコンディション・状態
  • 販売・落札価格

この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。

Bowers and Wilkins 802Dの定価とスペック(新品時)

  • メーカー:Bowers and wilkins(B&W)
  • モデル名・型番:802D
  • 発売年次:2005年
  • 定価:¥3,000,000(/ペア・JPY)
  • 主要スペック
    1. 大きさ:W368×H1135×D563mm
    2. 重さ:125Kg(/本)
    3. インピーダンス:8Ω
    4. 能率:90dB/W/m(Ω)
  • スペック上の注目ポイント
    1. 25mmダイヤモンドツィーターをノーチラスチューブに内蔵。
    2. 150mmケブラー振動板FSTミッドレンジユニット(ネオジウムマグネット)
    3. 250mmRohacell/カーボン複合材ウーファーユニット(×2基)
      • 独Rohm製発泡体をカーボン繊維で挟んだ振動板の厚みは8mm

なお前モデルまでウーファー振動板はケブラー/パルプの複合材でしたが、応答性を向上させるため一度は採用をとりやめたRohacell/カーボン複合材を復活させています。

  • 詳細情報リンク
B&W 802D 音質インプレッション

Bowers and Wilkins 802D 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング

802Dを語るには「800D」のレビューを見るとわかりやすい。「801D」との比較においては

「迫力の801」「B&Wの音を極めた800」という評価がなされました。結果として801は最上級モデルから外れることになります。

「800」の性能をより使いやすくしたサイズとしての802Dです。

  • 「800」「801」と中域・高域が同じであるため音に静けさがある。旧800とは別次元の表現。
  • ウーファーが小型であるぶん、パワーアンプへの負担は少ない。

評論家諸氏の評価は高評価でしたが、「800」の大人気に比べ雑誌メディアの取扱いはいささか地味でした。

ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について

★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております

「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる

Yahooオークションの出品状態についての表示説明・ウォッチリストを基準としたコンディションの星ランキングについて

ウォッチリストの登録人数を基準に設定。

  • ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
  • ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
  • ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)

画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」

  • 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
  • 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
  • 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★

Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。

Bowers and Wilkins 802D・中古オーディオを買うメリットとデメリット

音質面でのデメリットはありません、問題は品質です。

ダイヤモンドツィーターは巷間伝えられるような安定したものではありません、取扱い次第で不具合の生じるものです。

その他、制振材やキャビネットに使われる樹脂の問題など、B&Wの品質はあくまで海外メーカーであり、中古オーディオではこれらが大きなデメリットとなります。

メリットはその音質と価格。相場が上がりつつあるとはいえ、新型が¥5,000,000(JPY)に近い今、802Dの音質が本案件のような価格で手に入ることはとても価格対効果の高い買い物です。

予算を¥1,000,000(JPY)以内とするならば、ツィーターのメンテナンスも可能であり、コンティニュアムコーンが登場した今でも存在価値のあるモデルです。

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