見事なほどジャンクなAccuphase C-3850のYahooオークション落札価格情報。¥1,000(JPY)からスタートのオークション事例だけに価格と人気に説得力があります。
Accuphase C-3850のオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
Accuphase C-3850・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)埼玉県来店引取限定品 良品Accuphase アキュフェーズ ステレオコントロールアンプ C-3850 元箱付き 68F1B-2
落札価格:¥1,189,000(JPY)
- 開始価格:1,000 円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:122人
- 入札件数:139件
- 引き取り限定(出品者による配送手配不可)
- オークションID:l1078570554
- 出品地域:埼玉県
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.01.21(土)22:52
- 出品日時:2023.01.14(土)18:54
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:toomookaanaa
- 出品社名:リサマイ市場・本館(株式会社リサイクルマイスター)
- URL:https://recyclemeister.co.jp/
- 評価(良い): 99.2%(取引 140,890件中・ 2023年 5月時点)
出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
天板の状態がひどく、内部コンディションについてもさまざまの問題を想起させる状態です。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
- シリアルNo:D8Y664
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- リモコンあり(液漏れなし)
- 純正電源コードあり
- 取り扱い説明書あり
- 元箱あり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 天板に傷多数
- 天板の半分が波打っている(重量物を当てたか載せた可能性)
- フロントパネルに薄い傷
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- 入力端子のグラつき
- 天板の取り付けはぐらついていないか(天板が波打つほどの破損は、取り付け部も不具合を生じている可能性あり)
Accuphase C-3850・出品物コンディションの要注目チェックポイント(出品物 傷 汚れ 不具合 故障)
販売終了からまだ時間を経ていないため、経時変化を気にする必要はありません。
- 外観の傷・破損・よごれ
- 基本的な動作の確認
今回のような事例は珍しいといえます。
中古オーディオでは天板の状態は要注意・アンプ、プレーヤー、DACを問わず
中古オーディオでは「天板の状態」は要注目です。傷等がある場合、つまり重ねて使われていた状態は、内部の劣化が通常よりも早く進行するからです。理由は、
- 放熱を妨げる
- 上に積まれた機器の熱を受けて内部温度が上昇する。
電子機器を傷める最大要因は「熱」です。
そのため天板の状態が悪かったり、明らかに何かを置いた形跡のある中古は入札に注意が必要です。
Accuphase C-3850・中古相場情報と価格動向(ショップ価格とオークションサイト履歴の比較・検索用)
良品・付属品完備で¥1,600,000(JPY)前後。後継機種のC-3900がインフレの影響から値上がりしているため、中古相場も少しづつ上昇しております。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
Accuphase C-3850の定価とスペック(新品・リリース時点発表)
- メーカー:Accuphase(アキュフェーズ)
- モデル名・型番:C-3850
- 発売年次:2015年
- 定価:¥1,980,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅 477mm × 高さ 156mm × 奥行 412mm
- 重さ:25Kg(/本)
- 消費電力:55W
- スペック上の注目ポイント
- アキュフェーズ40周年記念モデル
- 前モデル(C-3820)比で▲2dBのノイズ低減に成功
- AAVAの2回路平衡駆動(バランス駆動)を継承した最新の『 Balanced AAVA』ボリューム
- ボリューム・コントロールは65,536段階
- トロイダルトランスは新設計
- 熱設計の見直しにより内部部品の表面温度を▲10℃低減した(高信頼性)
- 詳細情報リンク
Accuphase C-3850・雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング
前作C-3820がすでに相当の完成度であったため、評論家も良さを実感しつつ特徴を語ることに苦労したようです。
- もし他社から同じ音質のプリアンプが出たら大変な話題になる完成度の高さ。
- 演奏の無音部分がまさに「静かな気配」を感じさせる
- 登場以来高評価だった「AAVAボリューム」がひとつの完成をみたプリアンプ。
抜群の安定感を強調する雑誌メディアが多かった。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Accuphase C-3850・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
あえて C-3850のデメリットをあげれば影が薄いこと。
- アナログボリューム時代のC-280V・C-290V
- AAVAボリューム時代のC-3800そしてC-3900
これら話題を集めたモデルの中にあって個性よりも価格の安さで選ばれている事例が多い。
メリットは完成度です。評論家諸氏がコメントに苦労したのは全方位で欠点がなかったからです。
ある意味Accuphaseらしいプリアンプといえます。
なお繰り返しますが、今回のオークション事例のような個体はおすすめではありません。
人気 :★★★