Accuphase E530のYahooオークション落札価格情報。同社初の「純A級プリメインアンプ」にして初の500番台モデル。現行新品ならびにE550の中古と悩むモデルです。
Accuphase E530のオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
Accuphase E530・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)Accuphase アキュフェーズ E-530 プリメインアンプ
落札価格:¥385,002(JPY)
- 開始価格: 1円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:164人
- 入札件数:198件
- オークションID:h1087774501
- 出品地域:東京都
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.04.15(土)22:59
- 出品日時:2023.04.08(土)16:11
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:mars36
- 出品社名:ー
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/seller/mars36
- 評価(良い):99.9 %(取引 10,031件中・ 2023年 5月時点)
出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
画像情報が少なく、出品者の説明も不足しています。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
- シリアルNo:判読できず
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認ずみ
- デジタル入力ボードあり(DAC-10と思われる)
- リモコンあり
- 取扱説明書あり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 画像情報が少ない
- 小傷・汚れあり
出品者に追加質問したい確認ポイント
- シリアルNo(連番かどうか)
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- 背面入力端子のグラつき(ケーブルの大型化・極太化にともない破損の事例が多発している)
- リモコンの電池室液漏れの有無
- リモコン機能は全て動作するか
- ボリューム・スイッチの切り替え時ノイズ
Accuphase E530・出品物コンディションの要注目チェックポイント(出品物 傷 汚れ 不具合 故障)
基本的な確認事項はその他アキュフェーズ、もっといえば他社プリメインアンプと変わるところはありません。
- 外観の傷・汚れ
- 動作確認
- リモコン動作と液漏れ
E530は重量級(25Kg)のため外観は特に注意です。
中古のA級アンプは「天板の状態」に注意・積み重ねた個体は避ける
なおAccuphase初の「純A級増幅プリメインアンプ」という点に注意する必要があります。
MOS-FETの3パラレルプッシュプルはかなりの発熱。それをゆとりのないプリメインアンプのサイズに納めました。
天板にコンポーネントを積み重ねた跡のある個体は避けるということ
放熱されず内部回路の劣化は加速的に進んでいます。
アキュフェーズの特徴のひとつに熱設計の巧みさがありますが、コンポを重ねるとすべて無駄になります。
本モデルの電源トランス容量は450VA、つまりA級の場合は最悪450Wのヒーターと化します。
放熱設計なしにはいかなる電子部品も耐えられない温度です。
Accuphase E530・中古相場情報と価格動向(ショップ価格とオークションサイト履歴の比較・検索用)
中古相場は¥370,000(JPY)前後。オークションでの流通が増えており、ショップ在庫は乏しい。
E530クラスから新品を買うか中古を狙うかという迷いが顕著になりますが、E-800が値上げされたことでオークション相場は上昇し始めました。
今後も上昇傾向が続くと思われます。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
Accuphase E530の定価とスペック(新品・リリース時点発表)
- メーカー:Accuphase(アキュフェーズ)
- モデル名・型番:E530
- 発売年次:2002年
- 定価:¥500,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅475x高さ196x奥行422mm
- 重さ:25Kg(/本)
- 出力:150W/ch(1Ω、音楽信号に限る)・120W/ch(2Ω)・60W/ch(4Ω)・40W/ch(6Ω)・30W/ch(8Ω)
- 消費電力:280W
- スペック上の注目ポイント
- アキュフェーズ初の「純A級増幅プリメインアンプ(Class A Integrated amp)」
- MOS-FETの3パラレルプッシュプル
- 1Ω負荷で150W出力(音楽信号に限る)、対応する負荷インピーダンスは2Ωより
- 450VA容量の大型トロイダルトランス
- 専用のヘッドホンアンプを搭載
- 脚部にはハイカーボン鋳鉄のインシュレーターを装備
- 詳細情報リンク
Accuphase E530・雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング
「アキュフェーズ初のA級プリメインアンプ」として非常な注目を集めました。
- 増幅方式を意識させない中庸さ。
- スピーカーの駆動力が高い、1Ωで150Wというカタログ値を実感させる力強さ。
- 直裁な表現は明らかにハイパワーと実感させるがしなやか。
- 新世代のA級アンプらしく、長時間の通電でも音が鈍くならない。
とレビュー・評価されていました。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Accuphase E530・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
デメリットはE550の存在です。比較したくなる中古相場、そしてボリュームにAAVAを採用していることによる圧倒的なS/N比は一聴の価値あるものです。
メリットは、迷いを捨てたアキュフェーズが純A級に挑んだ音質。
一度は決着がついたはずの「A級とAB級はどちらが高音質か?」という議論を再燃させるほどの話題となりました。
新方式をもってトップモデルを再構築したという第一世代であることは、ボリュームの方式論に終わらない価値があります。
人気 :★★★