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B&W 802D3の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

Bowers and Wilkinsの最上級機『800D3』に次ぐナンバー2としてリリースされた800D3。上位機種の人気が高すぎ高音質だが地味な扱いでした。『800D3』シリーズはコンティニュアムコーンが初採用された世代であり、完成度の高さゆえ後継の「D4」が発売された後も人気がある中古です。中古のB&W選びはまず第一に正規代理店の保証書があること、鉄則です。中国生産のB&Wは精巧なコピー・偽物の流通が年々増えており、800D3のようなハイエンドほど狙われやすくなっています。B&Wの生産地は中国が主力のためコピー品を防げません
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YAMAHA NS-5000の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

中古のYAMAHA NS-5000の難しさは、新品で販売されているハイエンドスピーカーの中古とは、どんなコンディションを幾らで買うべきかということ。高音質それでいて見た目は少々古臭いという複雑な背景を持ったスピーカーでもあります。しかし中古のヤマハオーディオは年々評価を高めており中古価格は高値安定。オーディオ評論家の試聴レビューはきわめて高評価ですがNS-1000Monitorをほうふつとさせるデザインで損をしています。NS-5000とNS-1000を比較するという無意味なレビューがあるほど。モネル合金やザイロンという素材以前にスピーカーユニットを自社開発することは相当の高級オーディオでも難しい手法です
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Victor SX-L9の評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

今のところVictor最後のハイエンドスピーカーとなるSX-L9のYahooオークション落札価格情報。惜しくも振動板にわずかなへこみがありジャンク状態です。音質は良い。本体の傷だけであれば『★★☆(Average)』の中古であり価格は大幅に上昇したと思われます。販売数が極めて少なく、中古相場が形成されていません。バスレフ方式のスピーカーキャビネットが続いていたビクターが、最後の大型スピーカーにおいて「密閉型キャビネット」に回帰したというあらゆる意味で異色だったスピーカー。金プレーティングのオブリコーンやキャビネットのチューニング技術など、同社が培ったオーディオ技術の全てが投入されています。あまりにも個性が強すぎたともいわれているモデル。ビクターの名設計者といわれた林正道(Masamichi Hayashi)氏の個性が色濃く反映されていました。SX-L7(2001年)のとき、異質の滑らかさと明るさといわしめた音調はこのSX-L9で頂点に達します。 この後リリースされたSX-L77では設計者が変わり、音調は現在につづく新たなビクターの音質を模索したといわれています。
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DIATONE DS-A1 ¥186,000・ヤフオク人気・価格相場情報

美品のDIATONE DS-A1 ヤフオク落札価格情報。良質だが傷のつきやすいキャビネットがこれほどのコンディションで管理されているものは滅多にありません。ウーファー中央に装着されているウレタン製ディフューザーも崩壊していないという、おそらくはあまり鳴らさなかったであろう中古個体となります。コンディション判定『★★★(Excellent)』。なおDS-V5000/V3000からそうなりましたが、「ダイヤトーン工房」ともてはやされた手作り工程は、DS-5000・DS-10000時代と比べてむしろ品質が低下したのではないか、という疑いを持たせる現状です。その音質は雑誌のベストバイランキングも上位にして比較試聴にも登場することの多かったモデル。評論家のレビューも高評価ながら、アンプ・プレーヤーの違いや録音による音質変化が大きく、鳴らしづらいとも評されています。ダイヤトーンのスピーカーを今一歩とする人たちからの指摘で多いものが、「高域と低域のスピードが合わない」「高音と低音の音色が違う」というもの。
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DIATONE DS-A1 ¥80,910・ヤフオク人気・価格相場情報

動作未確認のDIATONE DS-A1 Yahooオークション落札価格情報。ボロン振動板割れはありませんが、ウーファーエッジの状態がよろしくない。また画像情報が少ないことが入札の少なさの原因です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。 状態がよくない、という以上に画像情報が少なすぎる。ボロン振動板状態もわからずウーファー中央のディフューザーと保護ネットの状態もわかりません。そもそもプロ用2S-3003と似た構成のスピーカーユニットであり、経時変化を考慮しない不注意な設計がなされています。その音質はそれまでの剛体設計によるソリッドな音質から、スピーカーユニット・キャビネットのもつ響きを利用するという、DIATONEが方針を大きく変更した最初のモデル。後年「ダイヤトーン工房」と宣伝されたキャビネット製作ラインの初代モデルといえます。鳴らすのが大変という評価もあわせもっていたスピーカーです。
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DIATONE DS-10000 ¥104,565・ヤフオク人気・価格相場情報

ボロンが割れスタンドもないDIATONE DS-10000のヤフオク落札価格情報。ジャンク品の価格例です。それでもこれだけの値がつくところに、DS-10000の人気と部品取りの需要が見えます。コンディション判定『★☆☆(Poor)』。専用スタンド(DK-10000)はなく、なによりボロン振動板が割れています。部品取りのために落札されています。中古価格は年々上昇しており、ジャンク個体にもそこそこの値がつくようになりました。部品取りの需要が生じているため。その音質は歴代DIATONEのスピーカーにあってもとりわけ名機とされるモデル。現代のアンプ・デジタルプレーヤーと組み合わせてもまったく遜色のないハイレゾロスレスのような音源も高水準で再生する音質です。商業的に大きな成功を収めたため三菱電機も類似のモデル(DS-20000/DS-20000B)を登場させますが、塗装の耐久性に品質問題を抱えてしまったため、かえってDS-10000の名声が高まることとなりました。
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PIONEER S-1EX¥125,000・ヤフオク人気・価格相場情報

ジャンクコンデイションのPIONEER S-1EX ヤフオク落札価格情報。完成度の高いスピーカーだけに瑕疵は音質に直結します。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、ツィーター故障・傷あり、あくまでジャンクです。なおこのモデルは1本売りが前提であり、シリアル連番などの配慮がされないスピーカーのためジャンク品を集めてペアを作ることは理論上は可能。しかしコンディションの悪い個体はおおむね2本とも状態が悪いことが多いのも事実。危険度の高い冒険になります。中古価格は上昇傾向です。PIONEER廃業の報道を受けて一時中古価格が下落したのち、再度上昇をはじめています。S-1EXはあくまで「PIONEER」ブランドのスピーカーですが、内実は完全なTAD。「完璧主義」といわれたスピーカー。TAD M-1以来の同軸ユニット(CST)を使い、ほぼサイズダウンさせた以外は同じという構成。他の追従を許さない完成度から雑誌メディアでは特賞をとるなどベストバイランキングの一位です。
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PIONEER S-1EX ¥299,000・ヤフオク人気・価格相場情報

ひそかに人気のPIONEER S-1EX Yahooオークション落札価格情報。メディアの紹介が少ないためあまり知られていませんが、現代のB&Wも及ばないほどの技術と入念な作り込みがなされています。コンディション判定『★★☆(Average)』となります。 動作完動にしてスピーカーユニットに傷はありませんが、キャビネットに目立つ傷があります。また画像では専用インシュレーターの数量が不足しています、追加質問するべき項目です。設計はスピーカーユニット設計は日本、全体のシステム設計とチューニングは日米共同という設計チームの作品。Bowers and wilkins(B&W)ではダイヤモンドツィーターとコンティニュアムコーンが有名ですが、ベリリウム振動板の開発・製造コストはおそらくB&Wを大幅に超えるもの。その音は価格に対して破格の高音質とレビューされたPIONEER S-1EX。評論家の評価は高く、雑誌メディアにおいてもベストバイランキングの特賞(Stereosound GRANPRIX2005)に選ばれています。PIONEER S-1EXのようなスピーカーはいわば「出遅れ株」です、今後中古価格は上がることはあっても下がることはない。
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EXCLUSIVE model 2404 ¥1,356,920・ヤフオク人気・価格相場情報

1円よりオークション開始のEXCLUSIVE model 2404 ヤフオク落札価格情報。長野県にあるロイヤルオーディオで販売された個体と思われます、比較的良品でありシリアルNoからは最初期ロットのものと思われます。以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』、動作完動ですが傷・汚れはあります。専用ネットワークユニット(DN-2404)の付属しない個体です。本個体は付属品(スタンド)ならびに出品地域から長野県「ロイヤルオーディオ」で販売された個体と思われます。EXCLUSIVEブランドのホーンスピーカーでは国内でも多くの販売実績を持つショップであり顧客管理も確実に行っているため、中古の由来として申し分ありません。急速に中古価格が上昇しているmodel2402と比べ、2404はさほど値上がりしていません。人気の差が中古価格に反映されています。その音質について評論家によるレビューは少ない。国産最高峰と喧伝されたmodel2402との違いです。しかしホーンスピーカーを知る一部の批評家からは長年研ぎ澄まされた音を高く評価されています。
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EXCLUSIVE model 2404の評価とは・中古価格とホーンスピーカーとしての音質レビュー

Pioneerが開発した最後のスタジオモニター用ホーンスピーカーEXCLUSIVE model 2404のYahooオークション落札価格情報。「model 2402」に比べ不人気であり販売台数も少ないのですが、相当の実力機です。コンディション判定『★★☆(Average)』、傷はあるものの動作には問題がない個体です。ただしウーファー振動板の広範囲にわたって赤茶けた変色がみられます。ウーファー振動板が変色していることから、タバコによる影響が予測されます。発売時期は「キノシタモニター」の異名をとったレイオーディオ(REY AUDIO)全盛期。SONYもSUP-T11、SUP-L11などの強力なプロ用スピーカーユニットを送り出していた時代。評論家のレビューは少ないながら、『Westlake BBSM15』とならび最良のホーン型スタジオモニターといわれています。豪華なユニットは現代では到底新規制作が難しいもの。申し分のないコスパの良い中古といえます。