プリメインアンプ

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DENON PMA-S10Ⅲの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

PMA-S10IIの基本構成を継承した人気の中古オーディオがDENON PMA-S10Ⅲ。ほとんどA級領域の動作をさせるUHCシングルプッシュプル回路は高音質ですが、発熱は多く中古の大半はジャンク状態といっていい。修理メンテナンスをした場合、現行の高級プリメインを凌ぎます。買取・落札相場は高いのですが、これらの特徴をどう捉えるかで中古の価値は変わります。なお基本的な音質はPMA-SA11の母体というべきものです。
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DENON PMA-S10Ⅱの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

旧型と比較して重量が約2倍の30kgとなったのがDENON PMA-S10Ⅱ。絶対の人気と信頼性を誇ったプリメインアンプであり、SONYほか多くの競合他社は撤退しています。初代PMA-S10よりも強力な電源部により大電流型増幅素子UHC-MOSを駆動しておりハードでシャープでハイスピードな音質を実現しています。ただし大電流仕様の代償として発熱が多く中古個体の多くは経年劣化により限界に達しています。修理メンテナンスの価値があるオーディオ機器でありPMA-2500NEとも互角以上の音質を得られる。PMA-SX11の母体でもあります。
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DENON PMA-S10の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

強力な電源回路によるUHCシングルプッシュプル回路を駆動するプリメインアンプの2代目がDENON PMA-S10。登場時点では力作でしたがpma-s10iiやPMA-2000の登場により旧式化しました。中古相場はそこそこですが経年劣化が進んでおりはんだクラックやノイズのある個体が増えている。しかしメンテナンス費用は高い。希望小売価格に対して落札価格は安くオークションでは人気がありますが買取価格は高くない。構成は実験機に近かったPMA-S1に対する量産仕様です。UHC-MOS FETのシングルプッシュプルにシンプルな設計と高品質なパーツ,コンストラクションを投入した実力機です。
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DENON PMA-S1の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

大電流型増幅素子UHC-MOSを採用した初のプリメインアンプがDENON PMA-S1。しかも完全バランス(BTL)アンプです。中古の金銭的価値は高く高額買取を期待できます。ただ修理費用は高額のため状態の悪い中古がおおい。すでに30年を経て経年劣化は激しく接点接触不良、半田割れなどが起きています。音質は高度でありSX-11あるいはmarantz PM-10では比較にならない可能性すらある。「製造原価」という点では、むしろLuxman L-507Zのほうが比較対象として相応しいと思われます。なお1999年まで受注生産されており中古アンプの製造年度にはかなりの幅があるようです
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DENON PMA-1700NEの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

PMA-1500シリーズがPMA-2000シリーズに到達したプリメインアンプがDENON PMA-1700NE。差動2段アンプ回路とローノイズ化とともに側板に放熱口の放熱対策などアナログアンプの完成度が高まっています。内蔵DACもDSD対応だけでなくAdvanced AL32 Processing Pluのアップサンプリングに対応。なおPMA-A110のパーツを採用したことが誤解され上位機種よりも高音質という誤ったレビューがブログメディアで行われているモデルでもあります
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DENON PMA-1600NEの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

長年改善され続けた製造仕様により音質・耐久性ともにランキング一位を獲得したのがDENON PMA-1600NE。PMA-1500REのハイゲインアンプ・コンストラクション/UHC-MOSシングルプッシュプルアンプにPMA-2500NEと同じDACを搭載することで抜群のコストパフォーマンスを誇ります。ネットオークション・専門店ともに中古価格は高い。割高ともいえるため後継のPMA-1700NEも候補に上がります。評論家による音質レビューは意外に少ない。強力な電源回路をもつアナログアンプ部により解像度が高く、特にメリハリがある厚みのある低域と、よく伸びる高域という評価が共通しています
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DENON PMA-1500REの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

価格はかつてのPMA-2000のポジションに位置するプリメインアンプがDENON PMA-1500RE。初期PMA-2000シリーズを超える価格だが音質はそれに及びません。しかし完成度は高く現行の¥40,000〜50,000のプリメインアンプとは次元の違う高音質。PMA-1500シリーズ最後のピュアアナログとしても価値があります。人気が高すぎて中古相場は割高。ダイナミックレンジの広さが際立った明瞭な低音。そしてデジタルフォーマットによる録音の違いをはっきり描き分ける。DENONが得意とするファインチューニングによって、帯域バランスやS/Nの低減が行われています
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DENON PMA-1500SEの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

中級モデルながら買取価格が高いことがDENON-PMA-1500SEの特徴。人気だけでなく故障が少ない。発熱の多いDENONのプリメインアンプとしては放熱設計を見直しています。重量増・消費電力増により音質はPMA-2000SEに近づいた。濃く力強い中低域と再生レンジの拡大を感じさせるというレビュー。なお人気の中古ですが割安な量販オーディオであり修理メンテナンスがされた固体はほとんどない。中古選びは注意深いコンディションチェックが必要です、なお「限定モデル」とされましたが生産台数に上限はありません。
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DENON PMA-1500AEの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

新デザインとなった1500シリーズのマイナーチェンジモデルがDENON PMA-1500AE。中古相場は定価の50-60%という人気モデルです。上位機種と同じ高音質大容量コンデンサーやショットキー・バリア・ダイオードそしてツイントランスを改善しシリーズ屈指のローノイズと言われます。音質は濃厚でリアルな低音と分解能の高い高音が評価され、後年の「RE」「SE」に至る素性の良さがある。評論家からはミドルクラスながらPMA-2000AEとは違う特徴と言われます。ただ大電流仕様のUHC-MOSシングルプッシュプル駆動は発熱が多く、ボリュームやセレクターなど接点部の劣化が目立つ。定価が安いため修理メンテナンスの費用がかけられず廃棄されることも多いモデルです。
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DENON PMA-1500RⅡの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

初代と同じく中古市場で大人気のDENON PMA-1500RⅡは初代の元気なスピーカー駆動力に軽やかな透明度が加わりました。次世代デジタルオーディオに対応したことでローノイズ化も進んだ。PMA-2000ⅱのパーツを流用しコストパフォーマンスは抜群。但し中古のコンディションは良くない。エントリーモデルのため修理メンテナンスがなされた個体はほとんどないため。中古相場は高いのですが、新品のプリメインアンプも考慮してもいいモデルです