プリメインアンプ

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marantz PM-17SA ver.2の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

コンデンサーメーカーのエルナーが高級オーディオ向け生産を中止するなど、ハイファイオーディオの環境が悪化する中で登場したのがmarantz PM-17SA ver.2。単純にセパレートアンプ「SC-7S1/MA-9S1」と同じパーツを使い、それまでない高音質を実現しました。評論家からのレビュー高評価であり上位機種のPM-14SA ver.2はいまだに価値ある中古オーディオです。なおジャンク品の相場が高いのに良品が少ない、という人気はあるが高年式の中古オーディオによくある中古価格です。
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marantz PM-17SAの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

ロングセラーのPM -17を改良したモデルがマランツPM-17SA。現在のMODEL70に近い価格ですが、アナログアンプの音質としてはMODEL 50に近い。ただしPM-17シリーズ中で評価するならば中古として買うべきはPM-17SA ver.2です。抵抗やフィルムコンデンサーなどのレベルが格段に高く、音質レビューも高評価。なおパワーアンプのSM-17Sも高評価でしたがプリメインアンプであるPM17SAのほうがはるかに支持されています。マルチチャンネルなどSACDやDVD audioのフォーマットに忠実であったオーディオ機器は消えるのが早かった
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marantz PM-17(F)の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

経年劣化が進んでいるにもかかわらず中古価格が下がらないのがmarantz PM-17。薄型の洗練されたデザインと良好な音質が理由です。現実のコンディションは良くない。買った直後の中古が壊れることも珍しくない。それでも中古相場は定価の40%程度で取引される人気ぶりです。同時期にDENON PMA-2000Nがありましたが、PM-17は残り現在のマランツアンプの原型です。上位モデルとパーツを共用しトロイダルトランスなど高音質パーツをふんだんに使い、「薄型アンプは駆動力が低い」という定説を覆えしました。いわゆる高コスパなオーディオ機器です。なおPPM-99SEがそうであるようにPM -17SAと間違えやすい型番表示です。買取やオークションでは要注意
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marantz PM-16の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

地味だが中古相場は上昇しているのがマランツPM-16。専門店でメンテナンスされた個体を上回るオークション落札例が出ています。セパレートアンプSC-5/SM-5の仕様とされますが、現実にはHDAMが共通しているぐらいで、基本はPM-95のデザイン変更版です。後年のPM-14の原型でもあります。トロイダルトランスの特徴を活かした音質設計です。なお社内の事情からマランツ関係者が語りたがらないモデルと言われていました
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marantz PM-88aSEの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

修理メンテナンスにより大幅な音質改善が見込める良質な設計だが経年劣化が進んでいる。メーカーもサポートを終了しており修理は高額であるのがマランツPM-88aSE。日本製オーディオの名機と言われますが、現実の音質はバランスの良さと欠点の少なさです。A級よりもPM99SEと同じくAB級アンプモードでの音質が優れていると言われます。高音質だし修理もできるが現実に費用をかけると新品のDENON PMA-800NEが買えてしまうのが悩み。抜群と言われた「¥100,000前後のプリメインアンプ」は、いまや修理費用が中古価格を超えることが普通になっています。最高のコストパフォーマンスと言われた国産プリメインアンプも慎重な選び方が必要です。
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marantz PM-99SE NMの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

経年劣化が進んだ現状は廉価アンプにも劣る。しかしメンテナンスをした状態ならばDENON PMA-SX1 Limitedに匹敵するのがマランツPM-99SE NM。パワーアンプは純A級とAB級に音質の優劣がないという完成度でありPM-14SA Ver.2や現代のMODEL50やMODEL10の基礎となっている。結果として中古の市場価値は高い。なおデザインの試行錯誤が続いた時期であり同時期のPM-99SEと混同されております。中古価格ははっきり異なるためオークションや買取時は注意が必要です。
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marantz PM-99SE(F)の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

marantz PM-99SEはPM-15からMODEL10に至る現在のマランツの音を決めた一作。はっきりいって出色の出来です。Special EditionですがPM-90ではなくPM95の後継モデルです。HDAMによる広帯域アンプによりA級/AB級アンプといった違いを超えて高音質を実現しています。迫力を求めるものではない。中古は買ってそのまま使えば短期間で故障します。セレクタースイッチの汚れ、ハンダクラック、リレー、電解コンデンサー、ボリュームといった経年劣化が進んでいます。修理前提の中古ですが、メンテナンスすれば金銭的な価値がある。中古相場は底堅く、将来の値上がりも期待できます。
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marantz PM90(F)の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

長岡鉄男がMOS-FETらしい音と呼んだアンプがmarantz PM90、ステレオサウンドのベストバイランキングも2位。ソニー・サンスイと競っていました。現在マランツに同様のモデルがなく現代ならばDENONの方が比較対象になる。中古相場からPMA-900HNEです。良品の価格相場は中古DENON PMA-1600NEに近い。設計そのものは堅実、カタログスペックよりも実使用状態でのサウンドクオリティを追求4連アクティブ・ボリュウムは NF量を切り替えてゲインを制御する高度なもの。ただメンテナンスをしないまま30年を経た個体がほとんどです。接点腐食や半田劣化により音が出なかったりノイズが出る。修理費用は高額です。故障すれば廃棄しかない。なお接点復活剤をスプレーしたモデルは避けたい。
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marantz PM-88SEの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

PM-80のスペシャルエディションであり90年代のベストバイランキング常連がmarantz PM-88SE。量産効果による高音質とそれゆえのメンテナンスしづらさが特徴です。同様の悩みはソニーTA-F222ESJに顕著です。中古のコンディションは悪く購入するべきではない。本来の仕様はDENON PMA-1700NEよりも上であり上品さと落ち着きを感じさせる音質。6万円ぐらいの中古アンプに買い換えることをためらう作りの良さです。
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marantz PM50の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

エントリーモデルの中でも特にローコストなアンプとして人気があったmarantz PM50は、現在ではDIY修理の需要がメインです。仕様面では電源回路が基板から独立していることが評価を決めています。ノイズ対策だけでなく駆動力がある。MM/MC双方に対応するフォノイコライザーなどポイントを掴んでいる。ただし劣化は進んでいます、優れた仕様ゆえ修理も高く、結果として故障品が流通しています