PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twinのYahooオークション落札価格情報。最高値記録(¥4,000,000・JPY)の時点で落札取り消しとなり、再度オークション出品されています。
詳細は以下にて。本例が2401twinの「現時点で一番正確な」中古価格です。
PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twinのオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twin・中古人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)福岡直接引き取り限定 PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401 twin スピーカーペア 中古
落札価格:¥3,098,625(JPY)
- 開始価格: 5,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:149人
- 入札件数:131件
- 引き取り限定(出品者による配送手配不可)
- オークションID:h1087863843
- 出品地域:福岡県
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.04.14(金)23:47
- 出品日時:2023.04.09(日)15:53
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:yuasazidousya5
- 出品社名:株式会社湯浅
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/html/profile/yuasazidousya5.html
- 評価(良い): 99.1%(取引 6,290件中・ 2023年 6月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
傷の多いの個体です。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
※画像クリックで拡大表示可能
- シリアルNo:00117
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットあり(ほつれ・傷なし)
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- ホーン部に傷
- キャビネットに傷・しみ
- シリアルNo:00118
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットあり(ほつれ・傷なし)
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- ホーン部に傷
- キャビネットに傷・しみ
出品者に追加質問したい確認ポイント
- シリアルNo(連番かどうか)
- スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)
ウーファーコーン紙の色からみて喫煙環境にあったと思われます。
PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twin・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)
極めて重量級のスピーカーであるため、傷の有無がポイントになります
- キャビネット
- ホーン部分(かなり重要)
今回落札例が好例ですが、移動時に傷をつけることが多い。
ホーン部の傷は大きな減点です。
また後述のウーファーの反応を上げるためマルチアンプ仕様にしたユーザーはかなり多かったため、改造品には要注意です。
PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twin・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
MODEL 2401twinの相場は¥3,000,000以上(税別)。これはショップ・オークションを問いません。
Yahooオークションで落札価格400万円の瞬間風速・のちに入札取り消しに
なお相場は上昇を続けています、その現れが本件です。実は一度¥4,000,000(JPY)の大台が出た後、取り消しが行われております。入札者からの取り消し要請があったようです。
つまりEXCLUSIVE MODEL 2401twinの中古相場は400万に達する上値を追い始めている、ということができます。
概要は以下のとおり
- 落札日時:2023.03.23(木)23:13(出品日時:2023.03.17(金)20:55)
- 入札件数:343件
- 落札価格:¥4,000,000(のちに取り消し)
- 入札履歴の詳細
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twinの定価と仕様・スペック(新品時)
1970年代から改良が続けられたコンプレッションドライバー(TD-4001)・ウーファー(TL-1601a)を用いた業務用モニタースピーカー
本モデルをもとにシングルウーファー仕様の「Model 2402」が作られております。
- メーカー:PIONEER(パイオニア)
- モデル名・型番:EXCLUSIVE MODEL 2401twin
- 発売年次:1983年
- 定価:¥1,200,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型
- 大きさ:1100W×900H×(台座高さ50mm含む)×712Dmm(キャビネット奥行575.2mm)
- 重さ:145Kg(/本)
- インピーダンス:4Ω(標準ネットワークTN1使用時)
- 能率:98dB/W/m(Ω)
- スペック上の注目ポイント
- 詳細情報リンク
PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twin 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング
4インチ口径のコンプレッションドライバー「TD4001」、そして発売当初は海外向け販売のみであったという出自から、評論家の大きな注目を集めました
EXCLUSIVE MODEL 2401の音質・常に「未完の大器」で終わる比較試聴レビュー
- 日米のエンジニア(米国はバート ロカンシー・Bart Locanthi)による合作という特殊な条件だが、まぎれもないPioneerの音、音色に癖がなく伸びがある。
- 現時点最強と思われるTD4001のドライバー性能を存分に感じさせる
- 高域にスーパーツィーターを足したいと思えなくなる。周波数特性が極めて平坦に整っており、なまなかな超高域の追加はためらわれる。
- アンプ、そしてプレーヤーの正確をあからさまにする。他のスピーカーにないような著しい変化が認められる。モニタースピーカーという以上に音楽信号の変換器、ともいうべき正確な再現。
- コンプレッションドライバーの性能が高すぎ、ウーファーがついていけないものを時に感じる。使いこなしの最大ポイント
このTD4001とウーファー(TL1601a)の反応速度を合わせる、というチューニングは等しく全てのオーナーの悩みとなり、上記の改造が行われる理由ともなりました。
なおあまりにも性能が高く、それでいて使いこなしが難しいキャラクターは雑誌メディアの注目するところとなり、ハイエンドオーディオスピーカーの上位ランキングモデルとして比較試聴記事の常連となります。
その結論は常に「可能性を感じさせる」というものであり、未完の大器として現在に至っております。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twin・中古オーディオを買うメリットとデメリット
まずデメリットを、極めて高額なこと。
中古価格が、ではなくEXCLUSIVE MODEL 2401twinは周辺機器にかなりの投資が必要となります。
PIONEERの歴史でもいまだに「最高の名機」「高音質」・乗りこなせないスポーツカーと同じ
それはメリットともいえます、人気の理由です。
最高のアンプやプレーヤーをあてがっても底の見えない高性能。クルマでいえば徹底的にハイチューン(Extreme customised)されたスポーツカーのようです、誰もが運転できるわけではない。
だからこそ孤高といえます。現在このようなオーディオは皆無であり、それだけに愛好家の心を揺さぶるのです。
4インチ口径のベリリウム振動板を使ったダイヤフラムなど技術的な取り組みは現代オーディオでは不可能なもの。
中古相場はまだまだ上昇すると思われます。
人気 :★★★