Pioneer TAD-R1(Reference One)のYahooオークション落札価格情報。状態美麗にして中古の指標相場の価格といえます。1000円スタートの入札による「今一番正確な中古価格」です。
TAD-R1(Reference One)のオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
Pioneer/TAD-R1(Reference One)・中古人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)埼玉県来店引取限定品】Pioneer パイオニア 2Wayフロア型スピーカー Exclusive S5 ペア ★ 69B58-1
落札価格:¥4,107,000(JPY)
- 開始価格:1,000 円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:233人
- 入札件数:231件
- オークションID:g1085089803
- 出品地域:福岡県 福岡市早良区
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.03.22(水)21:20
- 出品日時:2023.03.15(水)22:40
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:tunagu5555
- 出品社名:ウエスト(Tunagu株式会社)
- URL:http://tunagu-inc.co.jp/
- 評価(良い):99.3 %(取引17,749件中・ 2023年 6月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★★★(Excellent)』となります。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
※画像クリックで拡大表示可能
- シリアルNo:AMN000035JP
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットに傷なし
- キャビネットに画像から確認できる傷なし
- 付属品完備
- 説明書あり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 特になし
- シリアルNo:AMN000036JP
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットに傷なし
- 付属品完備
- 説明書あり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- キャビネットに傷あり(1箇所・小さいもの)
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)
かなりの美品であるため、質問事項はわずかです。
Pioneer/TAD-R1(Reference One)・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)
TAD-R1はスピーカーユニットが十全に機能しなければその音質を享受することができません。
振動板の傷やへこみは論外ですから要チェック。
ゴムブッシュの劣化はメンテナンス必須・ベリリウムツィーターの特性が変わってしまう
その上で、これは中古のチェック時に判別はできませんが必要なケアとして
- CSTユニットのツィーター部分を支えるゴム製ブッシュの劣化
TADがISOテクノロジーとして喧伝したこの部分については、ダンピング特性が失われている可能性が高いことを注記します。20年間まったく劣化しない合成ゴムはありません。
ベリリウムツィーターの特性を変えてしまうため、購入後TADのサービスを受けることが望ましいと思われます。
Pioneer/TAD-R1(Reference One)・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
相場は上昇基調です。現行のTAD-R1TXが著しく高額となり、ほぼ同じ構成のTAD-R1は割安と思われています。
今回落札の¥4,107,000(JPY)は指標となる価格です。¥1,000(JPY)から入札がスタートした結果だからです。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
Pioneer/TAD-R1(Reference One)の定価と仕様・スペック(新品時)
- メーカー:Pioneer(現在はTAD)
- モデル名・型番:TAD Reference One
- 発売年次:2007年
- 定価:¥6,000,000(/ペア・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:554 mm (W) x 1293 mm (H) x 698 mm (D)
- 重さ:150Kg(/本)
- インピーダンス:4Ω
- 能率:90dB/W/m(Ω)
- スペック上の注目ポイント
- TAD-M1から全ての構成を一新
- ミッドレンジ / トゥイーター: 同軸160mmコーン型 / 35mmドーム型
- ウーファー: 250mmコーン型×2
- ウーファーはネオジウムマグネット/100mm口径ボイスコイルによるOFMS磁気回路
- ショートボイスコイル・ロングギャップ設計
- 発泡アクリルイミド(M1よりもやや硬いチューニング)をアラミド繊維で挟んだ3層構造の振動板(TLCC振動板)
- ツィーター/ミッドレンジは同軸構造のCST(Coherent Source Transducer)ドライバー
- :250Hzー100Khzを1つのスピーカーユニットで再生
- 高域・中域ともにベリリウム振動板(JBLとは異なり、蒸着エッチング工法)
- ネオジウムマグネット
- ISO(Isoration)テクノロジーによりキャビネットからの振動を低減
- キャビネットは山形県天童の職人によるクラフトワーク
- バーチ合板にポメラサプリ突板仕上げ
- 側板:50mm/骨組み:21mm/最厚部は137mm
- キャビネットを4°傾斜させ時間軸を整合
- 職人による制作期間は3週間
- TAD-M1から全ての構成を一新
- 詳細情報リンク
Pioneer/TAD-R1(Reference One) 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング
新素材など日本メーカーらしさを存分に発揮した、しかもEXCLUSIVEの伝統を受け継ぐ最上級モデルとして、発売時大きな注目を集めています。
- ベリリウムを採用したCSTを含め、スピーカーユニットの性能が抜群に高い
- 音場(Stereophonic)の広さと音像定位(Sound localization)の再現は著しく高い次元にある。共振やノイズの抑制がこれまでにない水準であることは一聴してわかるほど。
- 手で触れられそうなほどリアルな音像定位(Sound localization)
- 録音された倍音成分をそのまま再現したかのような楽器の響き
- 透徹した、しかし熱さのある音色はまぎれもないTAD/EXCLUSIVEの系譜。
「TAD」はこのモデルで現在に続く音質上の特徴を完成させ、Pioneerなきあとも独立したハイエンドブランドとして継続できる基礎をつくりました。
雑誌メディアの試聴室ではB&Wの採用が続きましたが、評論家にはTAD-R1が愛され導入されたスピーカーです。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Pioneer/TAD-R1(Reference One)・中古オーディオを買うメリットとデメリット
デメリットは思いつきません、あえていえば150Kgは重いため、セッティングには人手を必要とするということ程度です。
メリットはその音質と価格。現在ベリリウム振動板のスピーカーといえばParadigmですが、最上位騎手のPERSONA 9H(¥6,800,000)と比較して、音質の好きずきはさておき、造りの入念さはTAD-R1に及びません。
今回の落札価格に近い「7H」(¥4,800,000)では比較対象にならないでしょう。
これはB&W・MARTENなどにも同じことがいえ、そもそもの物量が違いすぎる。
比較対象はMAGICOや YG Acousticsです。
つまり現在「TAD-R1TX」が¥15,400,000(JPY/ペア)であることは、製造の工程をみればむしろ妥当といえます。キャビネット制作だけで職人の工数を3週間も確保するようなものは数百万で売れるものではありません。
TAD-R1(Reference One)の販売時価格(¥6,000,000・JPY)が安すぎ、今回の落札価格はバーゲンといっていい。
これだけ状態のよいR1であれば非の打ちどころがありません。
人気 :★★★