YAMAHA NS-1000M ¥133,560・ヤフオク人気・価格相場情報

ヤフオク落札価格情報・YAMAHA ヤマハ NS-1000M スピーカー ペア・中古オーディオの価格当時の仕様音質レビュー・アイコン EXCELLENT

YAMAHA NS-1000Mの美品ヤフオク落札価格情報、初期ロットにして最高ランクのコンディションです。

「1000モニター中古」の事実上最高例と思われます。

YAMAHA NS-1000Mのオークション結果

人気      :★★★

コンディション :★★★

落札価格(JPY):¥133,560

Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)

YAMAHA ヤマハ NS-1000M スピーカー ペア - ヤフオク!
xvpbvx               音出し確認済みです。年代物の割に綺麗ですが、元箱に汚れがあるので追加写真で確認して下さい。以上のことを踏まえての入札をお願い致します。写真を全て確実に確認して頂き入札をお願い致します。発送は佐川急便...

以下は今回オークションの詳細となります。

YAMAHA NS-1000M・中古の人気と、入札・落札履歴

出品URL(Yahoo オークション)YAMAHA ヤマハ NS-1000M スピーカー ペア

落札価格:¥133,560(JPY)

  • 開始価格:1,000 円(税込 – 円)

人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。

ウォッチ件数:146人

  • 入札件数:120件
  • オークションID:q1079799377
  • 出品地域:愛知県
  • 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)

落札日時:2023.01.28(土)23:04

  • 出品日時:2023.01.26(木)12:37

出品者情報(ID・名前・評価)

YAMAHA NS-1000Mの定価とスペック(新品・リリース時点発表)

  • メーカー:YAMAHA(ヤマハ)
  • モデル名・型番:NS-1000M
  • 発売年次:1978年
  • 定価:¥108,000(/台・JPY)
  • 主要スペック
    1. 大きさ:幅375x高さ675x奥行326mm
    2. 重さ:31Kg(/本)
    3. 公称インピーダンス:8Ω
    4. 能率:90dB/W/m(Ω)
  • スペック上の注目ポイント
    1. ベリリウム振動板による中高域再生(JA-0801・JA-0513)
    2. 30cmコーン型ウーファー(JA-3058A)
    3. メタライズド・ペーパーコンデンサーを多用した高品位のネットワーク
    4. キャビネット板厚は前面バッフルボード24mm厚,背面板25mm厚,側板,天板,底板には20mm厚
    5. 総生産台数:20万台以上(1974ー1997年 ※一時量産中断時期あり)
    6. スウェーデン国営放送・フィンランド国営放送等、海外のプロユースで採用実績
  • 詳細情報リンク
YAMAHA NS-1000Mの仕様 ヤマハ
ns-1000m
Audiolab フルレストアの記録 YAMAHA NS-1000Mの場合

出品物コンディションのチェックポイント

以下よりコンディション判定『★★★(Excellent)』となります。
初期ロットにしてほとんど新品に近く、非のうちどころがありません。

画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報

  • シリアルNo(右/左):15679R/15679L
  • 外観・動作・その他
    1. 動作正常
    2. キャビネットに傷なし
    3. ユニットに傷なし
    4. アッテネーターのガリなし
    5. 画像からは使用感が全くみられない
    6. 元箱あり

特筆すべきは「レストア品」と称する改造・素人メンテナンス品ではないことです。
全てに完全なオリジナルコンディションを保っています。

出品者に追加質問したい確認ポイント

  • タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
  • スピーカーターミナルは確実に締まるか

YAMAHA NS-1000M・中古コンディションのチェックポイント・改造品は絶対に避ける

YAMAHA NS-1000Mは販売実績多数のため中古は多いのですが、状態はさまざまです。
避けるべき個体は改造品です。

  • 素性さだかでない「自称メンテナンス品」
  • チューンナップ品

80年代末ー90年代初頭に本モデルの改造が雑誌メディアによって推奨されたこともあり、上記の条件で選別すると、選べる個体は意外なほどの少数となります。

前期か後期かの議論はあくまでオリジナルの状態を保った上でのもの。
なおユニット内部の錆によるボイスコイルの不具合がありますが、これはNS-1000Mによらないものです。修理業者は多く、さほど問題ではありません。

ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について

★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております

「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる

Yahooオークションの出品状態についての表示説明・ウォッチリストを基準としたコンディションの星ランキングについて

ウォッチリストの登録人数を基準に設定。

  • ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
  • ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
  • ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)

画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」

  • 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
  • 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
  • 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★

Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。

YAMAHA NS-1000Mの中古相場情報(ショップ価格と落札情報の比較・検索用)

相場は安定しています。

  • 通常品(傷あり・動作正常):5万円前後
  • 状態のよい個体:8万円前後
  • スキルの高いショップにてメンテナンスされた製品・「チューンナップ」品:15ー20万円

今回の出品例はデッドストックに近い完全なオリジナルであるため上記例にあてはまりません。

過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)

上記は過去の取引情報、今の相場にもっとも影響大です。入札時の参考とされます。

  • 個体の製造年次
  • 中古としてのコンディション・状態
  • 販売・落札価格

この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。

YAMAHA NS-1000M・雑誌メディアによるレビュー・人気、メディア評論、音質評価

NS-1000Mは発売以来さまざまな雑誌メディアにおいてリファレンスとして使われました。ブックシェルフ型3ウェイという方式を日本に定着させたモデルです。

特にCDが登場した80年代は数えきれないほどの新型スピーカーと比較する「リファレンスモニター」の位置付け。

  • 発売時はスリリングといえるほど鮮烈なイメージだったが、現代的な再生ソースではむしろナチュラルで標準的な音
  • メーカー指定とは逆にエンブレム・アッテネーターが外側になる(R /Lを入れ替えて)セッティングのほうが音場がクリアに大きく広がる、アッテネーターのノブが反射し影響している。
  • ウーファーのネットを含めた音作りのため、外すと全体のバランスが崩れる

前期と後期の音の変化

あまりにも長期間生産されたため前・中・後期とわずかづつ音が変わりました。
おおむね好ましい方向とされ、音が落ち着いたのは80年代前半だったようです。リファレンスだけに音の変化への論評も多い。

  • ひとことでいえば角が取れた
  • 初期の低音表現は量感のあるダイナミックなもの
  • 中期以降の低音は豊かでしなやかな質感に変化
  • 80年代初頭にネットワーク構成の見直しがあり、中高域のSN・分解能が改善され音場表現が広くなった

YAMAHA NS-1000M・中古オーディオ購入のメリットとデメリット

デメリットは意外なほど良品を探すことが難しいモデルであること。

改造品が多すぎ、注意深いチェックが必要です。

メリットは音質。さまざまな評価がありますが、国産スピーカーのひとつ傑作といっていい。
今回オリジナルのしかもほぼ未使用品状態の個体が出品されましたが、得られる音に対してあまりに安いというのが正直な実感です。

リサイクルショップでも買えるからありがたみはありませんが、たとえばPaladiumのアプローチをみれば40年近く前にYAMAHAが行ったNS-1000Mの設計がいかなるものかわかると思います。

なおYAMAHA自体は当時から有数の楽器メーカーでしたが、NS-1000Mに楽器的な音色を入れようとはしませんでした。

たいへん見識のある設計コンセプトだと思います。

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