Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報、買うべきでない中古のコンディションといえます。
個人的にウォッチリストの数を確認する理由でもあります。
Victor SX-L77のオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
以下は今回オークションの詳細となります。
・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)送料無料!!Victor ビクター スピーカーペア SX-L77
落札価格:¥166,000(JPY)
- 開始価格: 5,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:70人
- 入札件数:50件
- 送料無料(日本国内のみ)
- オークションID:b1075876774
- 出品地域:神奈川県 横浜市
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2022.12.25(日)23:12
- 出品日時:2022.12.18(日)10:05
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:b1075876774
- 出品社名:UNISOUNDヤフオク!店
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/html/profile/unisound045.html
- 評価(良い):99.7 %(取引 32,326件中・ 2023年 3月時点)
Victor SX-L77のスペック・諸元(新品・リリース時点発表)
- メーカー:Victor(ビクター)
- モデル名・型番:SX-L77
- 発売年次:2004年
- 定価:¥285,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅253x高さ1,077x奥行387mm
- 重さ:38Kg(/本)
- 公称インピーダンス:6Ω
- 能率:89dB/W/m(Ω)
- スペック上の注目ポイント
- 仮想同軸スタイル(MTM)かつ上下のウーファーのチューニングが異なる3ウェイスピーカー
- ビクター独自のオブリコーン型スピーカーユニット(偏心振動板・18cmウーファー/2.5cmツィーター)
- 上部ウーファーはフルレンジ仕様
- 下部ウーファーは170Hz以下を再生
- スピーカーユニットは全てアルニコマグネット仕様、ウーファーは更にスパイダーダンパー(量産性が悪く高コスト)
- ウーファーはアルミ振動板を金プレーティングしてダンピング
- ツィーターはカーボングラファイト振動板を金プレーティング
- キャビネットはフロントバッフルにホワイトシカモアの突板、その他の面にメープルの突板。またチューニングのため内面もメープル突板
Victor SX-L77・出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
入札者の飢餓感とモデルがもつもともとの良さが招いた高値づかみです。
出品者はきちんと外観程度の悪さを明記していてなお起きる事例。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報
- シリアルNo(右/左):不明
- 外観・動作・その他
- 動作確認済み
- 全体的に小傷・使用感
- 天板にマーキング痕
- 片側ch側板に大きめの傷(二箇所)あり
- 両ch下部に小傷多数
- 両ch背面にテープ痕・傷
- 右ch下部ウーファーのキャップにへこみ
- インシュレーターあり(8個)
- 保護ネットに傷・ほつれなし
- ジャンパーバーあり
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
ユニットの瑕疵は致命的です。
Victor SX-L77・中古コンディションのチェックポイント
Victor SX-L77に限らず、オーディオスピーカーの中古においてユニットの傷やへこみは致命的です。
特性が変わるからです。
その上で、このモデルはキャビネットの鏡面仕上げなど外装に工数を掛けたスピーカーです
外観は要チェック項目となります。
- スピーカーユニットの傷・しみ・へこみ
- キャビネットの傷(特に底部周辺はセッティング時に欠けやすい)
- 日焼けによるキャビネットの退色
- ジャンパーバーの有無(なくとも動作に問題なし)
- 専用インシュレータの数(8個・不足の場合セッティングに問題が生じる)
Victor SX-L77・雑誌メディアによるレビュー・人気、メディア評論、音質評価
発売当時の雑誌・メディアでの評論家レビューはこちら
Yahooオークションの入札に「ウォッチリストの数」が大切な理由
本件はYahooオークションの入札には「ウォッチリストの数」が大切であることを表しています。
人気の高低として入札件数の多さが理由に挙げられやすいのですが、根拠が薄い。
少額の入札が多数の場合、ジャンク品でも大人気になってしまう。
実際本件の入札履歴は少額の入札が相次ぎました、こうなると入札者は冷静さを失う。
特にVictor SX-L77のようにもともと念入りの仕上げが行われたモデルは、画像をみているうちに「あともう少し」となりやすい。
しかしウォッチ件数を確認してください、70人とさして人気がない。
注目するべきポイントです。
人気モデルですが、ユニットのへこみというコンディションをチェックされた結果です。
同様の事例は、例えばSonusfberに多い。要注意です。
人気 :★★☆