"SX-L77"

Victor SX-L77の中古価格とレビューまとめ

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スピーカー・大型

Victor SX-L77 ¥10,000・ヤフオク人気・価格相場情報

1本のみという特殊なVictor SX-L77のヤフオク落札価格情報。SACDマルチチャンネルの夢のあとです。大々的にアピールされながらピュアオーディオでマルチが消えた今、オークションで出品が増えています。 国産スピーカーの1本売りは異常に安い、相場といわず数千円から1万円台が大半。 Victor SX-L77をふくめ2000年前半はスピーカーの1本売りが普通に行なわれました。SACDのマルチチャンネルに対応するためでスピーカー5本が定番でした。 現在センターチャンネルの1本は不要となり、ショップでもまともな下取りが出ないためオークションでの1本出品となります。 1本売りの場合は絶対欠かせないチェックポイントとしてユニットが正常かどうかが大前提です。 当時のマルチチャンネルスピーカーの出品によくある事例ですが、付属品の類が保管されていない。 スピーカー5本となるとアクセサリーが多すぎて保管しきれないのです。 考え方を変えればSX-L77 はDolby Atmosや360 Reality Audioにはオーバークオリティ、オーディオの中古としては完璧です。しかも2本集めてステレオもできるわけで、ピュアオーディオ向けに気長に集めることも充分に価値があります。 この落札価格をみれば待つ価値があるといえる。 もちろん「2本同じ条件で使われエージングされた」個体を望む場合は当てはまりません。 本ブログでは音質面で連番推奨であり、常にシリアルNoに注目する理由です。
スピーカー・大型

Victor SX-L77 ¥149,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報。音質について簡単にいえば、DIATONE等とは全く異なる、精緻ながら柔らかく控えめな鳴りです。 いわゆるジャンクレベルに近い、ユニットに傷がないのが救いですが、外観がこのスピーカーにとっていかに大切かの好例です。 オークションではこのような「音出しには問題がないが、外観にかなりの難がある」ものがときに大きく人気を集めます。 良いか悪いかとは異なり、単純な比較ができないため、落札相場がわからないからです。動作良好だがコンディションに難あり、これがYahooオークションではある意味狙い目ともいえます。 入札者も迷う、それがウォッチリストにみられる人気であり最終落札価格の高さです。 当方としては全くおすすめはしませんが、コスパのいいものを狙う場合以外な選択肢であることは確かです。
スピーカー・大型

Victor SX-L77 ¥166,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報、買うべきでない中古のコンディションといえます。個人的にウォッチリストの数を重視する理由です。 詳細をチェックするとユニットのへこみを筆頭にさまざまなネガティブポイントが確認できます。 美麗仕上げのスピーカーなど外観にこだわった、あるいはコスパが異常に高くランキング上位や国産の名機といわれるオーディオほどそうなりがちですが、少額入札が続くオークションでは感覚が麻痺しやすい。画像をみているうちに我慢できなくなってしまう。 本件は落札相場にたいして明らかに割高な落札です。 こういった悲劇を防ぐためにもYahooオークションの入札には「ウォッチリストの数」の確認をおすすめします。 人気の高低として入札件数の多さが理由に挙げられやすいのですが、根拠が薄い。少額の入札が多数の場合、ジャンク品でも大人気になってしまう。 新品と違い同じ条件で比較のできないオークションではそうなりやすい。 実際本件の入札履歴は少額の入札が相次ぎました、こうなると入札者は冷静さを失う。 特にVictor SX-L77のようにもともと念入りの仕上げが行われたモデルは、画像をみているうちに「あともう少し」となりやすい。 しかしウォッチ件数を確認してください、70人と全く人気がない。注目するべきポイントです。 人気モデルですが、ユニットのへこみというコンディションをチェックされた結果です。 同様の事例は、例えばSonusfberに多い。要注意です。
スピーカー・大型

Victor SX-L77 ¥101,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報。現在オークションに出品される「普通の」コンディションと相場の好例です。このレベルからオーディオとして実用になる中古と考えて間違いない。 地味ながら人気はかなりあります。現在のハイエンドスピーカーと比較しても作りの良さは一部でよく知られているため。オークションサイトでの人気の高さに現れています。 メリット・デメリットと併せ、配送方法は注意したいスピーカーであります。 入札・落札でチェックしたいのは人気や落札相場だけでなく配送方法です。 念の入った塗装と壊れやすいユニットは一般の宅配業者や引越し業者ならばかならずトラブルを招く。 ピアノ配送の専門業者、あるいは落札者自身がクルマを手配して引き取るのが一番確実なスピーカーです。DIATONEが好例ですが同様の事例は増えています。 今後ペア60万円では絶対に作られないことを考えればその価値はあります。
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Victor SX-L77 ¥140,046・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のYahooオークション落札価格情報。今のところ同社が発表した最後のハイエンドスピーカー。 状態の良いものが少ない、本件はかなりの良コンディションですがやはり難があります。オークションよりショップのほうが良品が多いスピーカー、それだけに今回のような良コンディションの中古はかなりの人気を集めます。 音質上のデメリットはありません、強いていうなら相場と呼べるものが形成されておらずその時の人気で入札されること。また過去のビクタースピーカーの高級オーディオと比較して金メッキの振動板はデザイン上あまりに馴染まないこと。 メリットは、現時点(2023年3月)で「最後のVictorハイエンドスピーカー」であること。SX-L9・SX-L7の正統はマグネシウムコーンではなくこちらです。 その後により高額なSX-M7もつくられたものの、キャビネットやマグネット仕様など、それまでのVictor流とは異なる、つまり「やや常識的な」ものとなりました。 2008年にKENWOODとの経営統合ですから、ハイエンドオーディオはSX-L77までであったと思われます。 そもそもアルニコマグネットに金メッキを施した振動板の専用設計ユニット、そして内部まで突板仕上げの贅をこらしたキャビネットでペア57万円が安すぎた。 現在のB&Wをみれば、本来いかほどの価格かと想像させるもので、そんな空想に遊ぶことのできるスピーカーです。
POOR

Victor SX-L9 ¥157,000・ヤフオク人気・価格相場情報

今のところVictor最後のハイエンドスピーカーとなるSX-L9のYahooオークション落札価格情報。惜しくも振動板にわずかなへこみがありジャンク状態です。音質は良い。本体の傷だけであれば『★★☆(Average)』の中古であり価格は大幅に上昇したと思われます。販売数が極めて少なく、中古相場が形成されていません。バスレフ方式のスピーカーキャビネットが続いていたビクターが、最後の大型スピーカーにおいて「密閉型キャビネット」に回帰したというあらゆる意味で異色だったスピーカー。金プレーティングのオブリコーンやキャビネットのチューニング技術など、同社が培ったオーディオ技術の全てが投入されています。あまりにも個性が強すぎたともいわれているモデル。ビクターの名設計者といわれた林正道(Masamichi Hayashi)氏の個性が色濃く反映されていました。SX-L7(2001年)のとき、異質の滑らかさと明るさといわしめた音調はこのSX-L9で頂点に達します。 この後リリースされたSX-L77では設計者が変わり、音調は現在につづく新たなビクターの音質を模索したといわれています。
POOR

PIONEER S-1EX¥125,000・ヤフオク人気・価格相場情報

ジャンクコンデイションのPIONEER S-1EX ヤフオク落札価格情報。完成度の高いスピーカーだけに瑕疵は音質に直結します。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、ツィーター故障・傷あり、あくまでジャンクです。なおこのモデルは1本売りが前提であり、シリアル連番などの配慮がされないスピーカーのためジャンク品を集めてペアを作ることは理論上は可能。しかしコンディションの悪い個体はおおむね2本とも状態が悪いことが多いのも事実。危険度の高い冒険になります。中古価格は上昇傾向です。PIONEER廃業の報道を受けて一時中古価格が下落したのち、再度上昇をはじめています。S-1EXはあくまで「PIONEER」ブランドのスピーカーですが、内実は完全なTAD。「完璧主義」といわれたスピーカー。TAD M-1以来の同軸ユニット(CST)を使い、ほぼサイズダウンさせた以外は同じという構成。他の追従を許さない完成度から雑誌メディアでは特賞をとるなどベストバイランキングの一位です。
POOR

B&W 803D ¥530,681・ヤフオク人気・価格相場情報

Bowers and Wilkins 803DのYahooオークション落札価格情報。中古価格は上昇傾向であり、現行のコンティニュアムコーン仕様の高音質を考えると迷う価格。大きいだけに傷あり個体が多く今回事例もコンディション判定『★☆☆(Poor)』。またこの時期の中古の常として、正規代理店の保証書がありません。シリアルNoも連番かどうかわからない。偽物対策ができません。 音質は良い、「800D」「801D」と同じダイヤモンドツィーターを装備した最も安いモデルとして登場。 手頃な大きさと現実性のある価格から、雑誌メディア以上にユーザーからの注目を集めました。ただ現行のコンティニュアムコーンはケブラーを完全に凌駕している。 にもかかわらずケブラー世代を含むB&Wの中古は値上がり傾向であること。 あえて指摘するならこれが中古803Dの最大のデメリットです
POOR

Accuphase E550 ¥389,862・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E550のYahooオークション落札価格情報。大変高音質ですが「買ってはいけない」中古オーディオの典型例です。本来メリットだらけのE550。MOS-FETによる純A級アンプ’を巨大な電源で駆動し、しかもボリュームは類例がないほどの高SN・高分解能といわれたAAVA方式ボリューム。しかし個別例となると話は変わる、中古オーディオの難しさ。 今回のような事例は入札・購入するべきではない、どんなに安くともです。コスパやおすすめに騙される。 数十年前のモデルならばともかく、10年程度で¥570,000(JPY)するアンプの付属品を失くすようではどのような管理がなされてきたかが想像できます。 年式の浅い中古オーディオでコンディションがよくない場合、状況は悲観的です。「管理のよくない数年間」ほど電機製品を傷めるものはありません。 なお発売時は地味な扱いでした。雑誌メディアを含め世間の注目は「デジタルアンプ」「SACDによるマルチチャンネル」に集中したからです。 E550とくらべいずれが高音質と呼べたのか。それはスピーカーを1本売りで投げ売りするほかなくなった気の毒なオーナー諸氏がよくご存知のはず。