スピーカー・大型

スピーカー・大型

JBL 4428の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

ホーン型スタジオモニターである44系では最小となるブックシェルフ型スピーカーシステムがJBL4428です。使いやすいサイズから人気となりました。中古価格は高くオークションの人気・落札価格ともに高い。後継4429に対しやや落ち着いた音質とレビューされています。ツィーターを一体化したホーンは9800で実績のある形式。なお最も修理が必要となるポイントはネットワークのアッテネーターです。スピーカーユニットの分解やマグネットの脱磁・着磁は必要ありません。
スピーカー・大型

JBL C50 OLYMPUSの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

JBLの音響技術と木工技術が高度に融合したスピーカーがJBL C50 OLYMPUSです。ウォールナットによる手彫り格子のフロントグリルを持つエンクロージャーはビンテージオーディオの分野においても高く評価され買取価格も高い。ただしオリジナルかどうか、そしてスピーカーユニットの状態などによって中古価格は大きく変わります。日本製のレプリカキャビネットが多い。また音質に関してはキャビネットが小さいため低音再生が弱点です。大型アンプであるべきとする理由。ジャズ喫茶ではマッキントッシュとの組み合わせが多い。
スピーカー・大型

JBL S4800の評価とは・中古価格相場とホーンスピーカーとしての音質レビュー

JBLの評価を決めたプロジェクトK2シリーズの後継であり量販モデルがS4800です。上位機種のS5800がダブルウーファーによるバーチカルツインに対し、シングルウーファーとしてS9800に似た音場感を求めています。15インチ(38cm)ウーファーとしては最小構成であり、S143MKⅡよりも迫力のある音質となります。はるか後年に発売されたS4700との違いは、3インチのドライバーユニットです。ジャズファンから長年支持されてきたJBLですがクラシックについても従来以上に繊細な表現が可能になったとされました。ホーンスピーカーを堪能できるモデルとされます。
スピーカー・大型

MAGICO Q3の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

MAGICO M3はあらゆる仕様がマジコの特徴を備えた中核スピーカー。ステンレスによる全金属製かつ密閉型スピーカーという形式の代表例といえます。M2よりも表現のスケールが大きく、M6よりも安いという位置付けのM3が後継モデル。中古の流通は少なく数少ないオークションですが値上がりが見込まれる中古相場となります。超高級オーディオとしてMAGICOとYG Acousticsは人気を二分しており、鋭く切れ込みの深いYG Acousticsに対しマジコは柔らかく低音が伸びるという評価が定着しています
スピーカー・大型

Sonusfaber AIDAⅡの評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

小型スピーカーを中心に展開していたSonusfaberが「The Sonus faber」で参入した大型スピーカーを更に発展させたのが「AIDA(アイーダ)」であり、AIDAⅡはその後継モデルとなります。現在(2024年)ははるかに高価格の...
スピーカー・大型

Sonus faber Concerto Grand Pianoの評価とは・中古価格とフロア型スピーカーとしての音質レビュー

ソナスファベールが世界的に認められるきっかけとなったのがConcerto Grand Pianoです。同社初のフロア型スピーカーシステムであり、特に北米での支持は圧倒的であったといわれます。しかしホームシアターで使われたことはフランコセルブリンにとって期待したものではなかったとも言われます。日本では音質とデザインの両面で傑作とレビューされいまだにSonusfaberの名作という人も多い。グランドピアノを思わせるピアノフィニッシュやレザー仕上げのキャビネットは見事な仕上げですが、経年変化に弱く中古コンディションは良くない。大理石の専用ベースの有無で中古相場は大きく変わります。
スピーカー・大型

B&W Original Nautilusの評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

ベストバイランキングの範疇に入らないオーディオであり「コスパ」という言葉の虚しさをよく表しているのがOriginal Nautilus。オーディオ評論家の傅信幸として有名です。バッフル面積ゼロにしてスピーカーの背圧ゼロという無比の特徴を持っています。B&Wの音質を決めたノーチラスチューブの初回モデル。代償としてマルチアンプが必須。パワーアンプは最低100Wのものが8チャンネル必要。現在ではエレクトリッククロスオーバーネットワークも付属しないため、Accuphase DF-75などを手配するしかありません。傑作とか名機とか、わかりやすい尺度は当てはまらない。最近インターネットで行われる「比較」「おすすめ」「ランキング」といったレビューでは一番表現が難しいモデルがオリジナルノーチラスです。ダイナミックレンジの広いコンデンサースピーカーとも言えるものであり、オリジナルノーチラスは現在のVivid Audioを主催するローレンスディッキーのいわば習作です。
スピーカー・大型

Victor SX-1000の評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

JBL4344が全盛の時代に、それを追い越すべく作り上げられたのがVictor SX-1000です。現実のセールスは及ばなかったもののきわめて高音質なスピーカーであり、現代のB&W 804D4と比較しても全く遜色のないレベル。世界に先駆けてダイヤモンド振動板を採用し、ハイレゾなどの最新オーディオにも完全に対応します。オーナーが手放さないモデルでもあります。後年の「SX-1000 Laboratory」は更に高音質ですが、突板の劣化という致命的な問題点を抱えていることも人気を支えています。中古相場はおーくしょん・オーディオショップを問わず上昇傾向です。
スピーカー・大型

JBL 4344Mの評価とは・中古価格と大型スピーカーとしての音質レビュー

ほぼ日本市場専用であったJBL 4344Mは日本の評論家がレビューに困ったモデルです。オリジナル4344の人気にあやかったスピーカーであり、このサイズで4ウェイに分割することはオーディオ技術としての必然ではないため発売時、季刊Sterteosoundではベストバイの下位でスタートし、すぐ圏外に落ちていますなおウレタンエッジのため交換が必要ですが、JBLによらずスピーカーのエッジ交換は技術のあるプロの作業が必須です、音質に重大な影響があります
スピーカー・大型

ATC ACM 100PSLの特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

日本ではマイナーブランドでありつつも音質面で高い評判を得ているATC SCM 100PSLの中古価格と音質レビュー情報。パワフルで色濃い音色はソフトドームとは思えないとされ、登場時点から実力派という意見で評論家のレビューは一致していました。英国製オーディオとは思えないといわれる一方で、大音量でもやかましさのない音色はそれまでのハイエンドスピーカーにはない特徴と言われています。音質への評価を決定したドライバーは耐入力が高く、頑丈なプロ用そのものの設計です。家庭用としては充分な耐久性がありオーディオ機器としての寿命も長い