スピーカー・大型

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DIATONE DS-2000ZXの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

ダイヤトーン最後のフラグシップモデルがDS-2000ZX。日本製スピーカーの特徴である大型ブックシェルフ型3ウェイスピーカーであり、スーパーデジタルオーディオ(SACD)を目標にボロン(B4C、炭化ボロン)を使ったハードドームの高域と密閉型ならではの低域の伸びは現代のハイエンドスピーカーも太刀打ちができないもの。反面で駆動力のあるアンプが必要とされます。ダイヤトーン工房は廃止されましたが材質や構造等を細かく変更して入念なチューニングがされています。ただし製造品質は問題があり、ボロン割れのほかキャビネットの化粧シート剥がれが起こるものがある。おすすめできない中古スピーカーでありDS-1000ZXを選ぶほうが賢明です。中古相場は両極端に分かれており、最高値は下がる一方でジャンク品にも値段がつく。ミントコンディションに限りハイファイ堂やオーディオユニオンが買取します。
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DIATONE DS-2000HRの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

シリーズ中最も重いスピーカーがDIATONE DS-2000HR。オーナーから熱狂的な支持を受けています。ボロンDUD方式による2.5cm口径ドーム型ユニットと6.0cmドーム型ミッドレンジはワイドレンジかつ高分解能。密閉ブックシェルフ型エンクロージャーでありながら音の立ち上がりが速くスケールも大きいため現代ならばBowers and wilkins 804D4が比較されてもおかしくない。コンパクトスピーカーとは別種の音質です。オークションの価格相場だけでなく中古オーディオ専門店でも買取をするほどですが故障しても修理メンテナンスができないことではその他のダイヤトーンスピーカーと共通しています。振動板の修理だけでなく磁気回路のサビによるタッチノイズも対応不可。ウーファーエッジの硬化のみ対応可能。
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DIATONE DS-2000の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

ピュアボロン振動板・ハニカムコーン振動板という構成による初のハイエンドスピーカーがDIATONE初代DS-2000です。完成度は高く長岡鉄男からは高解像度ワイドレンジでありながらバランスが良いと評論されています。同時期にDS-10000があったことは音質に大きな影響があります。ダイヤトーン独自のハニカム・コンストラクション・コーンを用いた30cmコーン型ウーファーそして30cmハニカム・コーン型、 スコーカーは、6cmドーム型、 ツイーターは、2.3cmドームという構成。名機であり中古オーディオショップが例外的に販売するモデルです。
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DIATONE DS-1000ZAの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

DIATONE DS-1000ZAは販売期間が短く流通数が少ない。コンパクトスピーカーが急速に種類を増やし、大型ブックシェルフスピーカーというカテゴリが衰退しつつあった時代の製品です。音質面での実力は高く録音された情報を余さず表現する点は世界的に見ても抜きん出た性能です。密閉型スピーカーのため量感はありませんが超低域の直前まで伸びた低音によりクラシックに最適。ジャズやポップスにはおとなしいとされますがほとんどは録音の側に原因があります。高分解能かつダイナミックレンジが広いモニタースピーカーに似た特性。JBLやBowers and wilkinsに買い替えたユーザーは音の甘さに不満を覚えると言われます中古はボロン振動板の割れ、そして喧伝されたハンドクラフトのダイヤトーン工房のキャビネットで突板剥がれが起きるという不具合を抱えています。よほどの理由がない限りDS-1000ZXを選ぶ方が無難です
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DIATONE DS-1000HRの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

DS-1000とDS-10000で培った技術をもとに更なる高解像度設計スピーカーがダイヤトーンDS-1000HR。ボロン振動版のドーム型ミッドレンジとツィーターによりハイレゾまで完全対応する超高域とポリアミド系ハニカム振動板によるソリッドな低音が特徴。穏やかさや暖かさは皆無という批判の一方で比類のない高解像度とのレビュー。長岡鉄男は絶妙と評しています。キャリアのあるオーディオ愛好家が熱烈に支持しており中古価格はジャンク品でもある程度の値段がつくという変わった中古オーディオ
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DIATONE DS-1000の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

ボロン振動板の割れに怯えながらも使おうとする愛好家が絶えないのがDIATONE 初代DS-1000。ダイヤトーンの「1000」「2000」シリーズのオリジンですが、完成度は高く40年前のスピーカーでありながら物理特性は現代スピーカーと同等かそれ以上と言われます。長岡鉄男から「ハードでシャープでハイスピード」と言われた理由は今や聴くことが難しい大型密閉スピーカーにしてレスポンスが速く引き締まった低音。ボロンツィーター/スコーカーによるフラットなワイドレンジ。S/Nも高い。中古価格は激安のためジャンク品からスピーカーユニットを移植することで使い続けることができます。エッジ硬化は対応可能です。
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TANNOY AUTOGRAPHの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

作家 五味康祐により絶賛され日本での名声が確定したタンノイ オートグラフはヴィンテージの名機として中古の金銭的価値が極めて高いスピーカーです。英国生産のオリジナル品が最も価値が高いのですが、TEAC製国産エンクロージャーにK3808を搭載した正規認定レプリカは工作精度の高さで定評があります。2000年に制作された「ミレニアム」や進工舎のキャビネットが大法的。フロントホーン/バックロードホーンを組み合わせたオールホーンシステムでありモノラルSPレコード再生を前提としたコーナーホーンのため直角二等辺三角形のキャビネットです。スピーカーユニットはモニターシルバーからレッド・モニターシルバーまでが価値がある。なお中古のコンディションが厳しく査定される中古スピーカーでありわずかな欠陥も大幅に買取価格が下がる。オークションでの購入はベテランでも難しく、オーディオ専門店での購入がおすすめです。
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Sonusfaber lumina IIIの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

フランコセルブリンの正当な後継者と言われたデザイナー「パオロ・テッツォン」の傑作といわれるスピーカーシステムがLumina3です。ルミナ1とともに日本のオーディオ市場においてベストセラーとなっています。フロアスタンディング型とすることで、構成も3ウェイ 4スピーカー バスレフ方式の大規模なものとなり、表現のスケールが大きく向上しています。解像度も高く演奏のニュアンスをリアルに伝えると評価は高く中古相場も上昇気味。エントリーモデルながらアンプなどの変化に鋭く対応する良品です。競合機種でもこれほどのメリットがあるモデルはないと比較されています。
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JBL S4700の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

S4800/4900以来の15インチウーファーと2インチコンプレッションドライバーという組み合わせをファインチューニングした後継機がJBL S4700です。ソノグラスホーンやネオジウムマグネットなど価格に不釣り合いな高級パーツを用いています。音質レビューは高評価であり中古価格も高い。音質も買取価格も不安のないオーディオ機器の最右翼。ジャズやポップスだけでなくクラシック音楽でも高度な表現をすると言われます。高能率ゆえにプリメインアンプでも鳴るのですが、駆動するアンプが高度になるほど威力を発揮します。
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Avantgarde trio Ω G2 classico/basshorn G2の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

世界的にも珍しいホーンスピーカーを展開する独avantgarde acousticsの上位機種がtrio Ω G2/classico basshorn G2です。オールホーンスピーカーシステムにおいて最も難しい低音再生をアクティブバスホーンと呼ぶデジタルチャンネルデバイダーとアンプ内蔵の低音モジュールで対応し深く力強い低音を得ています。鋭敏な音質から試聴記事では使いこなしの難しさがレビューされますが、デジタルアンプ制御のアクティブウーファーは過去に存在したいかなるホーンスピーカーよりも使いやすいんもがアヴァンギャルドです。輸入代理店のエソテリックは丁寧なサポートで知られており、中古アヴァンギャルドを購入する上で大きなメリットとなります。