プリアンプ

AVアンプ

Accuphase CX-260の評価とは・中古価格と5.1チャンネルプリアンプとしての音質レビュー

DVD・SACDのマルチチャンネル再生に対応した唯一のAccuphaseコントロールアンプがCX-260。ピュアオーディオ音質のアナログ入力で5.1チャンネルに対応したプリアンプであり隠れた人気機種です。dts/ドルビーデジタル時代でありDolby Atmosのデコーダーはなく、HDMIもありませんがそれが中古価格を高めました。AVアンプと違い古くならない。C-290VやDC-300といった名機を生み出した時代だけに高音質、優秀なフォノイコライザーもオプションで選択可能。組み合わせのパワーアンプとしてPX-600がありました。
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Accuphase C-2810の特徴とは・中古価格とプリアンプとしての音質レビュー

ステレオサウンド誌において2006年グランプリのAccuphase C-2810。マークレビンソンは「No32L」、ラックスマンは「C1000f」「C800f」そしてOCTAVE「HP500SE」やSoulution「720」と同時期のプリアンプです。AAVAボリュームとテフロン基板による広帯域特性とローノイズは凄まじく中古でありながら現代でも高音質。C-2800シリーズはC-280V・C-290Vに続くハイエンドプリという評価でありC-2810は明るい音というレビューが共通しています
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GAS THOEBEの評価とは・中古価格とプリアンプとしての音質レビュー

強烈なキャラクターから熱烈なファンが多いGAS THEOBEのYahooオークション落札価格情報。故障の多さゆえにオーディオ専門店では下取りを断るところさえあるモデルです。中古のGAS THEOBEは「修理前提での購入」が基本です。日本の修理業者「テクニカルブレーン」が修理した個体のみ、購入後メンテナンスをせずに使うことができます。その音質は当時も現在もジェームズボンジョルノのアンプは唯一無二の個性があり、その熱く濃い音質に魅せられると代わりがありません。
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Cello Etudeの評価とは・中古価格とパッシブアッテネーターとしての音質レビュー

プリアンプのようなふくよかさをもちつつ鮮明という得難い音質のCello Etudeですが、修理は高い技術が求められます。当時のCelloはボリューム品質に最大限の注意を払い厳選した部品を熟練した手作業で組み立て、検査はヒアリングテストも行ったと言われています。結果として「Encore1MΩ」「Audio Palette」とも異なる、鮮度の高い独特の美音を生み出しました。パッシブアッテネーターですがコントロールアンプから乗り換える愛好家も多い。オーディオ専門店・オークションを問わず中古は高値安定です。
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SANSUI C-2105 VINTAGE ¥252,000・ヤフオク人気・価格相場情報

状態の良いSANSUI C-2105 VINTAGEのヤフオク落札価格情報。電源ケーブルに難がありますが修理可能。プリアンプのメンテナンスベースモデルとして申し分ありません。コンディション判定『★★☆(Average)』、電源ケーブル根本を固定する樹脂に割れがあるため。これは容易に修理可能です。傷・汚れも少なく、取扱説明書も付属するなど丁寧に管理されてきたことが伺えます。SANSUI C-2105 VINTAGEは登場以来30年以上を経たモデルです。プリアンプは微弱な信号を扱うため、接触不良や部品の劣化による微小なノイズによって音質の影響を受けやすい。そのためメンテナンスによって改善する可能性の高い個体を選ぶ必要があります。プリアンプのメンテナンス費用はパワーアンプに比べ高額になりがちですが(ローノイズの素子を選ぶ必要があるため)現在の中古価格は修理費用を勘案しても安いといえます。その音質は¥380,000という格安のためプリアンプの比較試聴に登場することの少なかったモデル。雑誌のベストバイランキングでは常に上位であり、評論家のレビューもきわめて好意的であったモデルです。
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SANSUI C-2105 VINTAGE ¥213,000・ヤフオク人気・価格相場情報

SANSUI C-2105 VINTAGEのYahooオークション落札価格情報。プリアンプのためB-2105に比べて話題性に欠けたモデルですが、高度な完成度のプリアンプ。コンディション判定『★★☆(Average)』、傷はあるものの動作完動の個体です。中古のチェックポイントとしては、基本的にメンテナンスが必要となる年代に達しているという前提ですが、ノイズ原因となる接触不良等の不具合に注意です。プリアンプは微弱な信号を扱うため、パワーアンプ以上に音質に影響がある。その構造は左右アンプを独立レイアウトし、テフロン基板に非磁性体化したシャーシ。更には徹底した振動対策と、当時エントリーグレードとして販売されたと思えないほどプリアンプとして理想的な設計を実現しています。C-2105 VINTAGEは雑誌のベストバイランキングでは上位ながら、評論家レビューはあまり多くありません。38万円という値段はプリアンプとしては安すぎ、重みがなさすぎて特集記事は使えないと思われた時代です。オーディオ的に突き詰められたプリアンプであり、現在ならばハイエンドのセパレートアンプとして認知されたと思われます(もちろん38万円ではとても売れませんが)。コスパ最強にしておすすめのプリアンプといえます。
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Accuphase C-2850 ¥894,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphaseはトップモデルより二番手がお買い得と言われています。C-2850のYahooオークション落札価格情報、中古で狙い目のモデルです。ンディション判定『★★☆(Average)』、ほぼ美品の個体です。しかしシリアルNoは意図的に隠されています、個人情報ではないのでこれは不具合といっていい。由来が大切な中古オーディオではコスパが悪いとすらいえる入札です。その音質は評論家諸氏が導入したもの。ある程度安く導入できるプロにしてC-3850は高値に過ぎたのです。しかし音質は妥協したくなかったとき、選択肢はC-2850でした。それがメリットです。現在も基本的な音質項目の全てで平均を大きく上回っています。デメリットは現行機のC-2900の評価が高すぎること。C-2850が悪いのではなく、C-3900から始まる新ラインの音質評価が高すぎるのです。2016年の登場だからという以上に、設計者が変わったことが大きい。名フォノイコライザーとして人気の「C-47」を手がけた若手エンジニアが全面的に音を変えた。¥1,000,000(JPY)という中古相場もC-2850と悩む価格です。
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Accuphase C-3850 ¥1,189,000・ヤフオク人気・価格相場情報

見事なほどジャンクなAccuphase C-3850のYahooオークション落札価格情報。¥1,000(JPY)からスタートの入札事例だけに価格と人気に説得力があります。そのC-3850のデメリットをあげれば影が薄いこと。アナログボリューム時代のC-280V・C-290VAAVAボリューム時代のC-3800そしてC-3900これら話題を集めたモデルの中にあって個性よりも価格の安さで選ばれている事例が多い前作C-3820がすでに相当の完成度であったため、評論家も良さを実感しつつ特徴を語ることに苦労したようです。メリットは完成度です。評論家諸氏がコメントに苦労したのは全方位で欠点がなかったからです。ある意味Accuphaseらしいプリアンプといえます。なお本件で特徴的なのは中古オーディオでは「天板の状態」は要注目と示していること。傷等がある場合、つまり重ねて使われていた状態は、内部の劣化が通常よりも早く進行するからです。今回のオークション事例のような個体はおすすめではありません。
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Accuphase C-290V ¥634,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase C-290VのYahooオークション落札価格情報。C-3900以前の名作といわれたプリアンプです。同社には珍しくボリュームが欠品したことでも有名となったモデル。コンディション判定は『★★★(Excellent)』。元箱がC-2900用であることから、同モデルの買い替えに伴う下取りとして大切に使われてきたものと思われ、おそらくはワンオーナー品です。問題はシリアルNoが隠されていることです、オークションに出品すべきではありません。ショップよりオークションのほうが割安の事例が多いのですが、シリアルNoが不明など中古のコンディションを推し量る上ではショップ扱いの個体が安心といえます。デメリットは20年を経てパーツ欠品が出始めていること。最も大切なボリューム(松下電器製)在庫が無いことでも知られるプリアンプ。ただ2000年代は電子部品業界が世界的に事業の統廃合を続けた時期にあたり、高級アナログボリュームの市場自体が消失したことによるもの。 C-290VそしてSCD-1の光ピックアップについて同社のメンテナンスの質が低下したとの意見がありますが、それは間違いです。むしろ20年以上前のプリアンプについてまだサポートが続いている同社の体制こそ驚異的です。その他アキュフェーズのプリアンプと比較する場合、C-290Vは一種孤高のポジションにあるため、その価格は常に確認することになります。
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Accuphase C-280V ¥440,500・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase C-280VのYahooオークション落札価格情報。一部の部品はサポート対象外にもかかわらず大変な人気。コンディション判定『★★☆(Average)』、メーカーによるメンテナンスが行われていることを思えば美品(Excellent)といっていい個体です。その人気はプリアンプ品質を大幅に一新したといわれた音質。評論家からの評価は高く、雑誌メディアのリファレンスとして各社が採用しています。ことに評論家の重鎮で知られた長岡鉄男(Tetuo Nagaoka)氏は個人的に導入し、「超ハイファイ」(Ultra high fidellity)と表現しました。デメリットはすでにアキュフェーズでもパーツの欠品が目立つこと。特に音質のカギとなるボリューム部は分解清掃しかありません。つまりメンテナンス実施していない個体は当初より性能は低くなっているといえます。それでも恐ろしいばかりの努力で修理を続けるアキュフェーズのスタンスこそ、C-280Vに限らず同社製品全てに共通のメリットです。