スピーカー・大型

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B&W Original Nautilusの評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

ベストバイランキングの範疇に入らないオーディオであり「コスパ」という言葉の虚しさをよく表しているのがOriginal Nautilus。オーディオ評論家の傅信幸として有名です。バッフル面積ゼロにしてスピーカーの背圧ゼロという無比の特徴を持っています。B&Wの音質を決めたノーチラスチューブの初回モデル。代償としてマルチアンプが必須。パワーアンプは最低100Wのものが8チャンネル必要。現在ではエレクトリッククロスオーバーネットワークも付属しないため、Accuphase DF-75などを手配するしかありません。傑作とか名機とか、わかりやすい尺度は当てはまらない。最近インターネットで行われるオーディオレビューでは一番表現が難しいモデルがオリジナルノーチラスです。ダイナミックレンジの広いコンデンサースピーカーとも言えるものであり、オリジナルノーチラスは現在のVivid Audioを主催するローレンスディッキーのいわば習作です。
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Victor SX-1000の評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

JBL4344が全盛の時代に、それを追い越すべく作り上げられたのがVictor SX-1000です。現実のセールスは及ばなかったもののきわめて高音質なスピーカーであり、現代のB&W 804D4と比較しても全く遜色のないレベル。世界に先駆けてダイヤモンド振動板を採用し、ハイレゾなどの最新オーディオにも完全に対応します。 オーナーが手放さないモデルでもあります。後年の「SX-1000 Laboratory」は更に高音質ですが、突板の劣化という致命的な問題点を抱えていることも人気を支えています。中古相場はおーくしょん・オーディオショップを問わず上昇傾向です。
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JBL 4344Mの評価とは・中古価格と大型スピーカーとしての音質レビュー

ほぼ日本市場専用であったJBL 4344Mは日本の評論家がレビューに困ったモデルです。 オリジナル4344の人気にあやかったスピーカーであり、このサイズで4ウェイに分割することはオーディオ技術としての必然ではないため 発売時、季刊Sterteosoundではベストバイの下位でスタートし、すぐ圏外に落ちています なおウレタンエッジのため交換が必要ですが、JBLによらずスピーカーのエッジ交換は技術のあるプロの作業が必須です、音質に重大な影響があります
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ATC ACM 100PSLの特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

日本ではマイナーブランドでありつつも音質面で高い評判を得ているATC SCM 100PSLの中古価格と音質レビュー情報。パワフルで色濃い音色はソフトドームとは思えないとされ、登場時点から実力派という意見で評論家のレビューは一致していました。英国製オーディオとは思えないといわれる一方で、大音量でもやかましさのない音色はそれまでのハイエンドスピーカーにはない特徴と言われています。音質への評価を決定したドライバーは耐入力が高く、頑丈なプロ用そのものの設計です。家庭用としては充分な耐久性がありオーディオ機器としての寿命も長い
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Focal SOPRA N°2の評価とは・人気と中古相場、過去の音質レビュー

FOCALのハイエンドモデルでは代表といえるスピーカーがSopra N°2。No3と比べると明らかに柔らかい音色。同社のスピーカー群の中では異例の音です。なお現行機種であることは中古選び方の難しさでもあります。特にインフレの昨今では安い中古に注目が集まりやすいのですが、適正な中古価格の判断は難しい。要注意のポイントは、キズものは買ってはいけないということです。
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Rey Audio WARP-5の特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

Rey Audioの主要なユニット供給業者であったPioneerのオーディオ事業が不振となりつつあった時期に開発されたWARP-5のオークション中古価格情報。1,000万円を超える日本製のオーディオ機器のオークション事例は、ここ数年でYAMAHAしかありません。リットはRey Audioのスピーカー、もっといえば木下正三氏の設計センスを所有できること。デメリットはRey Audioのスピーカー事業の現在の活動が不明であること。
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Klipsch KLF-20の評価とは・中古価格と米国スピーカーとしての音質レビュー

日本への正式輸入がされなかったKlipsch KLF-20は人気はない、下取りを断るオーディオ専門店もあります。日本のオーディオ雑誌や評論家による音質レビューもありません。しかし100dBを超える高能率でオーディオとしては高音質です。程度の良い中古を見つけることができしかもその音が気に入ったならば、現在似たものがないスピーカーとの得難い出会いとなります。
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JBL D44000 Paragonの評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

ジャンク状態のJBLパラゴンD44000の中古価格とは、という疑問に答えるYahooオークション落札価格情報。Paragonはビンテージオーディオの指標でありパラゴンがいかに価値があるかを示す結果となりました。制作は日系2世であるフレッド加藤(Fred Kato)氏が中心となって行われ、同氏の引退とともにParagonも製造終了となったと伝えられています。このようなスピーカーが新たに企画される可能性は低い。ヴィンテージオーディオ、というよりハイエンドオーディオの最高峰として益々価値を高めると思われます。
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ヤフオク相場情報 B&W804D3・人気と音質レビューのデータベース

805D3があまりにも高音質かつ人気であったため販売数の少ないB&W 804D3のYahooオークション落札価格情報。実は高音質です。コンディションはキャビネット背面に傷があります。 またシリアルNoの画像が不鮮明、かつ片側しか公開されておらず、出品情報としては不十分。何より正規輸入代理店(ディーアンドエムホールディングズ)発行の保証書がありません。避けるべきBowers and wilkisの中古オーディオ事例です。
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FAL Supreme-S C60Fの特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

平面振動板で有名なFALのSupreme-s C60F FLAT engineは、前期と後期でかなり音質が異なるモデルでもあります。最後期は品質が低下したとされ、初期中古の個体ほど貴重とされます。 なお誤解されていますが、FALのスピーカーはほとんどの技術が調所電器というメーカーで開発されたものです。FALと同社の関係はのちに断絶しており修理メンテナンスの対応にも影響を与えています。平面振動板は修理・調整に極めて高度のスキルが必要となるスピーカー形式です。