B&W Original Nautilusの評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー
ベストバイランキングの範疇に入らないオーディオであり「コスパ」という言葉の虚しさをよく表しているのがOriginal Nautilus。オーディオ評論家の傅信幸として有名です。バッフル面積ゼロにしてスピーカーの背圧ゼロという無比の特徴を持っています。B&Wの音質を決めたノーチラスチューブの初回モデル。代償としてマルチアンプが必須。パワーアンプは最低100Wのものが8チャンネル必要。現在ではエレクトリッククロスオーバーネットワークも付属しないため、Accuphase DF-75などを手配するしかありません。傑作とか名機とか、わかりやすい尺度は当てはまらない。最近インターネットで行われるオーディオレビューでは一番表現が難しいモデルがオリジナルノーチラスです。ダイナミックレンジの広いコンデンサースピーカーとも言えるものであり、オリジナルノーチラスは現在のVivid Audioを主催するローレンスディッキーのいわば習作です。