スピーカー・大型

スピーカー・大型

YAMAHA NS-1000M ¥133,560・ヤフオク人気・価格相場情報

YAMAHA NS-1000Mの美品ヤフオク落札価格情報、初期ロットにして最高ランクのコンディションです。「1000モニター中古」の事実上最高例と思われます。 特筆すべきは「完全オリジナルコンディション」、オークションに多い「レストア品」と称する改造・素人メンテナンス品ではない。 YAMAHA NS-1000Mは最も販売実績多数のオーディオのため中古は多く人気もあるのです。Yahooオークションでも注目度No1になることもしばしば。しかしオークションサイトへの出品の状態はさまざま、これは音質に差があることを意味します。 避けるべき個体は「オーバーホール」「チューンナップ」「修理」と称する改造品です、しかも確認が難しい。前期と後期の差や評価はあくまでオリジナルの状態をチェックした上でのもの。落札相場・価格について広範に情報をチェックする必要があります。 なおユニット内部の錆によるボイスコイルの不具合がありますが、これはNS-1000Mによらずオーディオスピーカーの中古につきもの。修理業者は多く、落札する上でさほど問題ではありません。 さまざまな評価がありますが、国産スピーカーのひとつ傑作といっていい。NS-1000Mは発売以来さまざまな雑誌メディアにおいて比較のリファレンスとして使われました。ブックシェルフ型大型3ウェイという方式を日本に定着させたモデル。過去あまりにも長期間生産されたため前・中・後期とわずかづつ音が変わりました。 おおむね好ましい方向とされ、音が落ち着いたのは80年代前半だったようです。 今回オリジナルのしかもほぼ未使用品状態の個体が出品されましたが、得られる音に対してあまりに安いというのが正直な感想です。なおYAMAHA自体は当時から有数の楽器メーカーでしたが、NS-1000Mに楽器的な音色を入れようとはしませんでした。 たいへん見識のある設計コンセプトです。
スピーカー・大型

DIATONE DS-2000Z ¥35,010・ヤフオク人気・価格相場情報

DIATONE DS-2000Zのジャンク品ヤフオク落札価格情報。ボロン割れとならびキャビネットの問題点について。可能なかぎり最終型「ZX」を選ぶべき理由です。 ダイヤトーンでもDS-2000系は相当の高音質でありオーディオ中古の常連ですが、人気ほどに状態は良くなくチェックポイントは多数あります。ショップとYahooオークションで流通する個体の違いと相場についても。 デメリットは「ダイヤトーン工房」の手作業で作られ高品質なはずのキャビネット突板はがれ。 ボロン振動板の割れとともに本モデルの弱点であり確認すべきポイントです。多湿な環境を避けることである程度防げますが完全ではありません。オークションでは頻繁にみられる出品のため入札には注意が必要。ショップは厳重にチェックするためまず流通しません。 メリットは、専用設計のウーファー・スコーカーがもたらす音質。 6cm口径のピュアボロン振動板は製造設備の投資・運用を含めればあまりに高価すぎ現在は作ることができない。 独アクトンがそうであるように、本来は汎用スピーカーユニットとして作られるべきスピーカーユニットを専用設計したのがDIATONEスピーカーの魅力です。
スピーカー・大型

LUXMAN L-509S ¥198,000・ヤフオク人気・価格相場情報

LUXMAN L-509SのYahooオークション落札価格情報。現在の同社最上位プリメインアンプの原型です。このとき基本設計と音質は完成しており20年経った今も中古の人気は高い。 本件で注意したいのがセレクターの大きな傷です。かなり重篤な故障あるいは改造品 の可能性が高い。ボリューム・セレクターノブは基板またはインナーシャーシに直結しています。いずれも構造として弱く衝撃を受けると簡単に曲がったり基板が裂けたりする。リモコンによる音量調節ができるものはモータードライブと直結しており破損は広範囲。 そもそも部品としても最初に欠品する部分です。修理が不可能となるか、できても意外な高額となります。もっと厳しいものはなんらか改造された場合です。 多くノブ内側の空洞にブチルゴムやエポキシ樹脂を入れて防振する場合ですが、こういう個体は高確率で天板内側やシャーシにもテープを貼るなど防振改造がされています。 傷ものであるだけでなく、安全性の点でも危険な行為です。 買取業者やショップもチェックしきれず流通していることが多く、もちろんウォッチリストが多くともヤフオクで注目度No1であっても入札するべきではありません。 Accuphaseと同じく、ラックスマン製品の中古はオーディオとしてデメリットが少ない。中古の価値が高く、結果として高額査定となり新品が売れるというサイクルになっています。オークションだけでなくショップの流通が多い理由です。相場はオークションサイト・ショップ双方で支えるため値落ちしない。 あえてデメリットを挙げるなら、アキュフェーズよりもやや手荒に扱われた個体が散見されること。 そのメリット・評価点のもとは優れた基本設計とラックスマンの行き届いたメンテナンス体制です。 現行品とさほど変わりのない内部構成は、音質面で最高級機として長くベースモデルとなる設計をした同社の配慮が見られます。いわゆる名機。 ラックスマンはオークションでも人気ですが、中古購入でもメンテナンスに苦労が少ないことは大きな安心材料です。 過去の落札履歴で「メーカーメンテナンス済み」が出品されることが最も多いのがアキュフェーズ、そしてラックスマンです。
スピーカー・大型

SONY SS-1ED(SS-M9ED)¥321,665・ヤフオク人気・価格相場情報

国内では15セットしか販売されなかったといわれるSONY SS-1EDのyahooオークション落札価格情報。 SACDリリースと合わせて同社がリリースしたフラグシップモデルであり一説には世界でも数十セット程度の生産数しかないとも言われております。 ツィーター断線のジャンク中古にもかかわらずこの価格の理由は、高額の修理を行っても十分に安いといえるから。希少価値ではなく高音質で人気となるスピーカーです。 デメリットはSONYのフラグシップスピーカーだということ。 実は知名度がなくスピーカーに関する限りいわゆる国産の名機がない。 平面振動板で名を馳せた80年代と異なり、90年代以降はスピーカーに関する限り同社の取り組みは断続的。歴代スピーカーを比較するとわかりますが再生方式すらバスレフからコンデンサースピーカーまで一貫していません。 そのため登場時の派手なメディアレビューのわりに、いつのまにかカタログから消えるという終わり方を繰り返しています。 どうやら技術継承のための習作的な側面もあったようで、DIATONEやビクターとは異なり新品時からコスパの悪さが指摘され続けています。 同社スピーカーの秀作は「SS-AR1」を待つことになりました。 そのSS-1EDがヤフオクで入札を集める理由は音質。 パテントなどの要素技術、そして企業として開発・生産能力において他社とは比較にならない厚みがあり、その集大成として作られるため毎回豪華そのもののスピーカーが出来上がる。過去の出品に常にウォッチリストの人気がつく理由です。 デジタルフォーマットを策定し、かつプレーヤー・アンプを並行して開発する能力は他社にはありません。 販売時には比較的地味であったスピーカーがオークションでは大人気の理由です。
スピーカー・大型

Exclusive S5 ¥577,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Exclusive S5、標準的なコンディションのヤフオク落札価格情報。 状態に対し少々高めと思われますが、本モデルの中古相場が上がりつつある現状の一例ともいえます。 トータルデザインは「TAD」、構成はTD2001ホーンドライバーとTADウーファー、無論アルニコ。ホーン部分はイタヤカエデの合板を切削加工、高精度かつ厳選された合板にバーズアイメープル/ウォールナットの突板仕上げ。 現在TADユニットのオークション価格をみればこのS5がいかに完成されたオーディオスピーカーであるかがわかる。 国産オーディオの名機といわれたものもオークションやショップでは中古の選別がすすんでいます。サンスイは一部機種を除き価格の値上がりは一段落。 スピーカーは経時変化が少ないため、物色されている。筆頭がEXCLUSIVEで2401・2402の落札価格は新品価格を超えるものすらあるほどです。 S5は地味なぶんこれからが注目。落札履歴をみるとじりじりと相場をあげています。
スピーカー・大型

Exclusive S5 ¥464,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Exclusive S5のヤフオク落札価格情報。「アナログがよく鳴る」と評論家の菅野沖彦氏をしていわしめた佳品です。状態は普通であり、コンディションそして価格的にもオークションで良品をもとめる上で「標準的」です。 このレベルならば現在のハイエンドシステムと組み合わせて十二分のパフォーマンスを発揮します。 Exclusive S5は重量のあるスピーカーです、使用者が移動させたりするときの打痕など外観が一番重要となります。 なお中古の国産スピーカーの名機に共通し、EXCLUSIVE S5は極めて重いスピーカー。そのため、天板・側板そしてキャビネット下部(接地部分)は特に痛む。オークションサイトの過去履歴ではあふれている。 なお天板(メープル突板)のくすみはある程度許容範囲、仕上げから変化しやすい部分であり妥協が必要です。 ドライバー・ウーファーはヘビーデューティ仕様のため音出しだけで確認は充分です。 2401・2402と違いプロユース例はない。 ただ改造品があります、TAD系の中古で注意したいポイント。そのため背面板の取り付け穴を隠すフェルト(ネジ穴に埋め込まれている)がゆがんでいないかどうかは要チェックです。 背面からアクセスする際、外すと歪んで押し込まれるため内部を開けたとわかる。 本モデルはプロユースがほとんどないため、通常内部にアクセスする必要がありません ウォッチリストを見ればわかるとおり、評価は高い。オーディオ的に価値あるスピーカーです
スピーカー・大型

Exclusive Model 3401グレー¥554,255・ヤフオク人気・価格相場情報

Exclusive Model 3401のグレーバージョン、ヤフオク落札価格情報です。 プロ用モニターらしい音とデザインながら状態がよくない、この時代の国産スピーカーにありがちな手荒な扱われ方をされています。 コンディション判定『★☆☆(Poor)』。 音楽再生上の不都合になるポイントはありませんが、キャビネットにキャスター後付けはいただけない改造です。yahooオークションなどオークションサイトではよく見かける改造中古です。 2402が登場するまで、音質はさておきExclusiveのオーディオ分野での地位はあまり高いとはいえなかった。そのため「気軽に」キャビネットに穴を開けてブラケットやキャスターをつけることが行われました。JBLの、たとえば4320でそんなことを考える人がいなかったことを思えば当時のポジションがわかる。 オーディオの中古価格や相場では低い扱いです。 50万円を超えるヤフオクの入札はむしろ人気の高さといえます。 ところでオークション出品のExclusive Model 3401と2402は何故これほど中古の値段が違うのか、という理由について。 ホーンドライバーの振動板の大きさの違いです 比較するとModel 3401は2インチ、Model 2402(そして2401)は4インチ 音は全く異なります、オーディオ愛好家の厳しい聴き方ではなく、関心のない方々が聴いても「迫真の」音です。絶対的な評価点とされています。 ただしスピーカーシステムに組み入れるにはテクニックを要する、そのため4インチのホーンドライバーは過去ウエスタンエレクトリック・JBL・GAUSS、そしてPioneerの4社しか製造していません。 それに適合する並外れて反応の速いウーファーユニットも製造したという意味です。
スピーカー・大型

Victor SX-L77 ¥10,000・ヤフオク人気・価格相場情報

1本のみという特殊なVictor SX-L77のヤフオク落札価格情報。SACDマルチチャンネルの夢のあとです。大々的にアピールされながらピュアオーディオでマルチが消えた今、オークションで出品が増えています。 国産スピーカーの1本売りは異常に安い、相場といわず数千円から1万円台が大半。 Victor SX-L77をふくめ2000年前半はスピーカーの1本売りが普通に行なわれました。SACDのマルチチャンネルに対応するためでスピーカー5本が定番でした。 現在センターチャンネルの1本は不要となり、ショップでもまともな下取りが出ないためオークションでの1本出品となります。 1本売りの場合は絶対欠かせないチェックポイントとしてユニットが正常かどうかが大前提です。 当時のマルチチャンネルスピーカーの出品によくある事例ですが、付属品の類が保管されていない。 スピーカー5本となるとアクセサリーが多すぎて保管しきれないのです。 考え方を変えればSX-L77 はDolby Atmosや360 Reality Audioにはオーバークオリティ、オーディオの中古としては完璧です。しかも2本集めてステレオもできるわけで、ピュアオーディオ向けに気長に集めることも充分に価値があります。 この落札価格をみれば待つ価値があるといえる。 もちろん「2本同じ条件で使われエージングされた」個体を望む場合は当てはまりません。 本ブログでは音質面で連番推奨であり、常にシリアルNoに注目する理由です。
スピーカー・大型

Victor SX-L77 ¥149,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報。音質について簡単にいえば、DIATONE等とは全く異なる、精緻ながら柔らかく控えめな鳴りです。 いわゆるジャンクレベルに近い、ユニットに傷がないのが救いですが、外観がこのスピーカーにとっていかに大切かの好例です。 オークションではこのような「音出しには問題がないが、外観にかなりの難がある」ものがときに大きく人気を集めます。 良いか悪いかとは異なり、単純な比較ができないため、落札相場がわからないからです。動作良好だがコンディションに難あり、これがYahooオークションではある意味狙い目ともいえます。 入札者も迷う、それがウォッチリストにみられる人気であり最終落札価格の高さです。 当方としては全くおすすめはしませんが、コスパのいいものを狙う場合以外な選択肢であることは確かです。
スピーカー・大型

Victor SX-L77 ¥166,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報、買うべきでない中古のコンディションといえます。個人的にウォッチリストの数を重視する理由です。 詳細をチェックするとユニットのへこみを筆頭にさまざまなネガティブポイントが確認できます。 美麗仕上げのスピーカーなど外観にこだわった、あるいはコスパが異常に高くランキング上位や国産の名機といわれるオーディオほどそうなりがちですが、少額入札が続くオークションでは感覚が麻痺しやすい。画像をみているうちに我慢できなくなってしまう。 本件は落札相場にたいして明らかに割高な落札です。 こういった悲劇を防ぐためにもYahooオークションの入札には「ウォッチリストの数」の確認をおすすめします。 人気の高低として入札件数の多さが理由に挙げられやすいのですが、根拠が薄い。少額の入札が多数の場合、ジャンク品でも大人気になってしまう。 新品と違い同じ条件で比較のできないオークションではそうなりやすい。 実際本件の入札履歴は少額の入札が相次ぎました、こうなると入札者は冷静さを失う。 特にVictor SX-L77のようにもともと念入りの仕上げが行われたモデルは、画像をみているうちに「あともう少し」となりやすい。 しかしウォッチ件数を確認してください、70人と全く人気がない。注目するべきポイントです。 人気モデルですが、ユニットのへこみというコンディションをチェックされた結果です。 同様の事例は、例えばSonusfberに多い。要注意です。