プリメインアンプ

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marantz PM-80a(AF)の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

marantz PM-80aはロングセラーの人気プリメインアンプmarantz PM-80の後継モデル。15,000μFx2の特別仕様・低倍箔電解コンデンサなど従来の大電源に加えて、HDAM/MOS-FETという豪華仕様。日本のオーディオアンプの歴史上名機揃いの1993年でもベストバイランキングは高評価。「暖かさ」「ふくよかさ」に加えて「透明感」がオーディオアンプの評価項目に入り始めた時代のモデル。しかし中古は劣化が酷くメンテナンスもされないため故障が頻発しています。
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marantz PM-80(BL)の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

大ヒットしたプリメインアンプがmarantz PM-80。大量生産を音質に活かした設計が高く評価されロングセラーを記録しています。マランツはこの成功を受けて後継モデルであるPM80aではMOS-FETを採用しています。作為のない音がナチュラルであるとレビューされています。ただし中古は修理メンテナンス必須であり金銭的にはデメリットしかありません。大量生産の効果が高すぎ、個人で部品を入手したらそれだけで定価を超える。修理できない部品もある。なお後継機種のPM80aはMOS-FETですがPM-80はバイポーラトランジスタです
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marantz PM-75の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

PM-95を受け継ぎDAC内蔵プリメインアンプとしてコストパフォーマンスの高さを評価されたmarantz PM-75ですが、それが修理メンテナンスの困難となっています。主な問題点は「外装のベタつき」「ボリュームの代替部品がない」「DACチップはフィリップスTDA1541Aであり意外に高価」であること。結論を言えば買うべきでない中古です。マランツの最新モデル「PM6007」「PM7000N」「NR1200」の中古を探すほうが現実的です。なお修理の技術料は上昇しています、PM-75に限らず「メンテナンス済み中古オーディオ」は注意する必要があります
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marantz PM-95の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

力強いが音はやや薄いという初期DAC内蔵プリメインアンプどおりのレビューが当てはまるのがmarantz PM-95。蘭フィリップスの資本下にあって日本マランツが企画したモデルです。設計仕様は豪華であり、DENON PMA-3000NEやPMA-SX1 Limitedと比べても遜色がありません。フィリップスのオーディオアンプと部品を共有した最初のモデルであり、PM-62 PM-80 PM-90といったアンプに転用されています。後年PM-99SE('91)を経てPM-15('93年 C.O.T.Y.)へと進化する原型です。特にクラウンマーク"Aバージョン"TDA1541A-S1"は名石です。かつてはジャンク品からDACチップを取り出す目的でしたが、相場は上がりモデルの魅力が再評価されています。
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DENON PMA-SX1 Limitedの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

モデル固有といえる故障はありません。 バランス回路はPMA-SX以来10年以上改善され続けた信頼性の高いもの。 デノンは大電流を流す設計をとりがちですが、放熱設計は洗練されておりむしろ劣化は平均並み。ただしカスタムコンデンサーは中古としては歓迎できない。長期サポート面では明らかに不利となります。汎用品で高音質を実現しているAccuphaseに劣る部分です。後継モデルがない理由のひとつは、インフレにより大幅な値上がりがあることが原因と思われます。なお中古相場を考えると旧モデル「PMA-SX1」、または中古「PMA-2500NE」「PMA-3000NE」も検討するべき。
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DENON PMA-3000NEの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

※本記事には「AD」「広告」と注記したアフィリエイトリンクがあります中古DENON PMA-3000NEのメリットとデメリット🟢 メリット多層基板とバスバーによる信号経路の最短化がUHC-MOS FETのシンプルさをさらに突き詰めている中古...
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DENON PMA-2500NEの評価とは・中古価格とメリット/デメリット

解像度が高くローノイズ、ダイナミックレンジが広いため小音量でも明晰。繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域、原音に忠実な再生が特徴です。DENON PMA-2500NEの音質評価は玉石混交。特にネット上のレビューはかなりいい加減なものが多い。AIによる要約では相性の良いスピーカーブランドの選び方について「低音の再現能力が高い大型のスピーカーと相性が良い」という馬鹿馬鹿しい説明さえある。はっきり申し上げてオーディオ雑誌、それも季刊ステレオサウンドのような老舗メディアが信頼できます。なおPMA-2500NEのレビューで強調されているダンピングファクターですが、残念ながら意味のないレビューです。DENONに限らずオーディオアンプのダンピングファクター値はほぼ全てが1KHzや700Hzなど中域での測定値です。ダンピングファクターが最も重要になるのは低音ですが、未公表です。
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DENON PMA-110の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

PMA-3000NEと比較できるほどの音質をもつプリメインアンプがPMA-A110。自然で優しい透明感や滑らかさは共通したレビュー。一方でDENONにありがちですがチューニングしすぎて躍動感が失われているという指摘もあります。内蔵DACはESS社「ES9018K2M」をパラレル駆動するものでありアップサンプリング仕様。PMA-3000NEと比較できる仕様であり中古相場は高い。修理メンテナンス費用の高いPMA-SXではなくPMA-A110という選択肢もあります。なおDAC内蔵プリメインは例外なく旧式化が早いことは中古を選ぶ際に認識するべきです
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DENON PMA-A100の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

DENON PMA-A100は音質レビューが少ない。クチコミもあまりない。限定生産とリーマンショック後の不況が原因で売れなかった。「プレミアムコンパクト」オーディオもアピールされた時代です。ベストバイコンポーネント特集でもほとんど露出がない。ただし高音質、100周年記念 限定モデルという以上のファインチューニングがなされています。PMA-2500NE・PMA-3000NEが急速にインフレしたため中古の価値は高い。現在の中古相場はPMA-1700NEやMarantz MODEL M1と比較される水準であり先々の値上がりも予想されます
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DENON PMA-SX11の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

DENON PMA-SX11は「30万円台オーディオ機器」中古の典型。音質と耐久性の両面で信頼性が高いがレビューは少ない。2015年はオーディオのインフレが進みファンが離れた時代です。紛らわしい型番ですが実態はPMA-2000の系列であり、PMA-SA1とは区別する必要があります。とはいえ30Kg近い重量は内容の濃さを表します。PMA-SA1・PMA-SX1・PMA-SX1Limitedがそうであるように、PMA-SX11の中古価格はある時点から値上がりする可能性がある。今後さらに作りづらくなる仕様が理由です。なお『DAC機能対応』という宣伝が多いが間違い、DACはありません。