プリメインアンプ

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McIntosh MA8000の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

マッキントッシュにとってMA6800以来の最高級プリメインアンプの定義を変えたのがMA8000。初めて出力は300Wとなり広帯域化されたオートフォーマーとともにスピーカーに対して強力な駆動力を持ちました。密度が高くマッキントッシュらしい余韻を備えた厚みと太さのある音。32bit/192kHzに対応するDAC部はESS社ではないかと推測されます。買取価格を含めて中古の価値は高いのですが、あまりにも重いことがデメリットです。
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McIntosh MA7900の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

マッキントッシュ・ラボとなってから初のプリメインアンプがMA7900。MA8000とともに初めてDACを搭載したインテグレーテッドアンプ。32bit/192kHz DA コンバータ。アウトプットトランスも採用しておりスピーカーへの駆動力は高い。高級プリメインアンプはMcIntoshにとって主要な製品となり真空管アンプとともに数多くリリースされることになります。
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McIntosh MA7000の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

MA6900よりもさらにワイドレンジ化されたオートフォーマー(アウトプットトランス)をはじめ細かく改良が施されているのがMA7000。プリメインアンプとしては現代でも充分ハイエンドである高音質です。歴代マッキントッシュのインテグレーテッドアンプではスムースな音色ですがアキュフェーズやラックスマンと比べると濃厚さにおいて際立っています。なお発売当時は代理店の混乱から評論家による音質レビューやランキング比較が少なく中古になってからより人気が出たモデル。中古相場は高く買取価値があります
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McIntosh MA6500の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

アウトプットトランスは無いが中古人気は高いのがMcIntosh MA6500。スピーカーに対する駆動力がありスケールの大きい表現を得意とするプリメインアンプです。仕様はプリアンプ「C15」とパワーアンプ「MC122」を一体化したもの。隠れた人気モデルであり上位機種MA6800と比べて軽く家庭内で扱いやすいことからオーディオはさほど関心のない音楽愛好家にとって豪華なブルーメター/ガラスパネルのデザインとともに支持されています
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McIntosh MA6600の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

日本におけるマッキントッシュの販売が不振だった時代のモデルがMA6600。上位機種にはMA7000も設定されプリメインアンプとして力の入った高性能なモデルですが、音質レビューも少なく中古も人気がありません。高解像度とローノイズを強調した音は同社に珍しい静寂な音場とエネルギーに満ちた音とされます。McIntoshの伝統的な音調から脱しつつある音です。なお仕様面ではLCDデジタル表示は部品の供給が難しいものであり長期間の修理メンテナンスにおいて問題となる可能性があります
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McIntosh MA2275の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

McIntosh初の管球式インテグレーテッドアンプであるMA2275は、新品時に人気がなく中古となってから買取価値が上がったモデルです。プリアンプC22とパワーアンプMC275を一体化したもの。管球アンプとしての品質や音質は高度ですがレビューでは「緩やかな低音」など古典的な管球アンプそのものであったため新しさがなかった。当時マッキントッシュは人気が陰りつつあり人気プリメインアンプであったMA6800の後継MA6900も同様でした。駆動力がありスピーカーを選ばない利点などかなりの高音質です。
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Mclntosh MA6200の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

日本における人気のMcIntoshがMA6200です。ヴィンテージオーディオながら現代でも人気モデル。基本はプリアンプC32にパワーアンプを追加したものでありデザインはC40でも特徴的なガラスパネル。なお駆動力は非力であり現代オーディオとの比較はできません。後年MA6800・6900は強力なプリメインアンプですが、6200はアウトプットトランスも非搭載です。ただしウッドケースの似合うプリメインアンプとして最右翼。操作性は高く5バンドのトーンコントロールなど伝統のマッキントッシュです。その音は豊潤かつ濃密な音色と言われます。修理体制は行き届いており、メンテナンス・オーバーホール済みを購入することも可能。中古買取時の狙い目です。
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McIntosh MA6800の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

マッキントッシュのプリメインアンプは高音質である、という評価を作り上げたのがMA6800です。プリアンプ「C32」の改造品であったMA6200とは異なり本格的なアウトプットトランスを搭載し人気を博しました。内部仕様はプリアンプ「C36」+パワーアンプ「MC7150」とレビューされており後継モデルのMA6900以降もセパレートアンプと同等のクオリティとハイパワーいう評価を得ています。その後のマッキントッシュにとって「高級インテグレーテッドアンプ」の原型となったモデル。中古の注意点はリモコンの有無。メーターランプ切れや動作不具合は修理可能であり実はあまり重要ではない。ガラスパネルの割れなど外観が問題です。
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Marantz NR1200の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

おそらく日本で初めてAVレシーバーという分野を開拓したモデルがMarantz NR1200です。AVアンプにない特徴として高音質ネットワークオーディオ機能があります。デノンマランツが誇るHEOSを利用したものでありAmazon musicやApple musicなど簡単にストリーミング再生ができる。BluetoothからスマートフォンやPC、そしてCDプレーヤー・アナログレコードまであらゆる音楽方式に対応しておりパワフルなスピーカー駆動力もあることから大人気となりました。新品の価格が安いためはっきりいって中古で買うべきプリメインアンプではありません。
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McIntosh MA6900/MA6900Gの評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

高音質で評判だったMA6800の後継機がMcIntosh MA6900です。中古相場は高値安定。登場時点はデジタルアンプとSACDの登場時期にあたり地味なイメージでしたが、アウトプットトランスによる安定した駆動力や5バンド・イコライザーの魅力が再評価されています。McIntoshとエレクトリによる修理サポートが評価され量販カテゴリであるプリメインアンプとしては異例の寿命の長さが魅力。なおMA6900とMA6900Gに仕様面での違いはほとんどありません。