DIATONE DS-900EX ブックシェフルスピーカーのヤフオク落札価格情報です。
販売数の多さと振動板割れの不安がない製造品質の高さから、中古ダイヤトーンとして好適なモデルとなります。
比較的少数の茶木目(DS-900EX-M)モデルです。
DIATONE DS-900EXのオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
以下は今回オークションの詳細となります。
メーカー・モデル名・発売年次・新品時の価格
- メーカー:DIATONE(ダイヤトーン)
- モデル名・型番:DS-900EX
- 発売年次:1995年
- 定価:¥(65,000/台・JPY)
DIATONE DS-900EXブックシェルフスピーカー・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)全国発送可DIATONE DS-900EX-M スピーカーペア ダイヤトーン 014190013-2
落札価格:¥26,511(JPY)
- 開始価格: 1,000円(税込 – 円)
- 即決価格:XXX円
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:101人
- 入札件数:42件
- その他取引条件:ー
- オークションID:f1068608100
- 出品地域:福岡県 福岡市早良区
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2022.11.02(水)21:20
- 出品日時:2022.10.26(水)22:45
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:tunagu5555
- 出品社名:ウエスト(Tunagu株式会社)
- URL:http://tunagu-inc.co.jp/
- 評価(良い):99.4 %(取引 16,124件中・ 2023年 2月時点)
DIATONE DS-900EXのスペック・諸元(新品・リリース時点発表)
- 主要スペック
- 大きさ:幅360x高さ680x奥行285mm(ネット付320mm)
- 重さ:21Kg(/本)
- 能率:90dB/W/m(Ω)
- 定格インピーダンス:6.3Ω
- 形式:3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型・防磁タイプ(EIAJ)
- スペック上の注目ポイント
- ウーファー・スコーカーの振動板はアラミド+ペーパーの複合材としてバインダー(樹脂)を低減(DS-A3からの技術転用)
- バックチャンバーに米松合板
- エンクロージャーにはキード・コンタクト構造
- DIATONEとしてキャビネットの「響き」を積極的に取り入れる設計手法を普及価格帯に取り入れたモデル
- 低域から高域まで同一素材にすることによる音色の統一(低域用:30cmコーン型/中域用:13cmコーン型/高域用:3cmコーン型)
- 詳細情報リンク
出品物コンディションのチェックポイント
今回のDIATONE DS-900EXは以下よりコンディション判定『★★☆(普通)』となります。
基本的にきれいですが、背面の傷がある個体、また専用台はありません。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報
- シリアルNo(右/左):13071/13079(連番でないことがペア販売されたものでないという意味ではありません。本機はロゴ位置が左右対称でないため正規の組み合わせと思われます)
- 外観・動作・その他
- 動作正常
- ユニットに傷なし、フレーム部も錆びなくきれい。
- 前面・側板・天板は左右ともに傷なし。
- 左ch背面に擦り傷あり
- 銘板はがれなし
- スピーカー端子正常
- 専用台なし
- ネットにほつれなし
出品者に追加質問したい確認ポイント
本機はウーファー・スコーカーのエッジが硬化しますが不可避です、問い合わせる必要はありません。
後述のとおりDS-900EXは軟化処理がやりやすい機種となります。
- タバコ臭の有無
- 底板周囲の傷・欠け有無(重量のあるスピーカーのため)
サビがおきやすいユニットフレーム(特にツィーター)がきれいなため、基本的にていねいに使われた個体と思われます。
DIATONE DS-900EX・中古コンディションのチェックポイント
DIATONE DS-900EXは振動板が全てアラミド/ペーパー複合材であり割れを気にする必要がありません。
キャビネット仕上げも丈夫であるため、常識的な保管で充分使用に耐えます。
傷の有無が要チェック項目です。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
人気についてはウォッチリストをもとに以下の基準で設定しています。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
多くのカテゴリーに共通して
入札の有無そして価格は『人気』
つまりウォッチリストの登録人数が基準になります。
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
人気をもとに独自のコンディション基準を設けました。
Yahooオークションの『商品の状態について』に厳密な規定がないためです。
そのため☆★(星)評価は以下を判断基準とし、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
個人やショップ独自のメンテナンスは質が低く、基本的にジャンク扱いです。
実際の買取でもそのような査定をされます、下取りが出ないため改造品もジャンク扱いとなります。
DIATONE DS-900EXの中古相場情報(ショップ価格と落札情報の比較・検索用)
かつては6万程度でしたが、年月が経ち現在(2023年1月時点)で3万円ー4万円が相場となります。
もともと低価格かつ上位機種に比べ地味であったためオークション/ショップを問わずこの価格です。
逆に言えば品質は安定しており、外観だけの違いです。またブラック・茶色で価格差はありません。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
以下は過去の取引情報となります、現在の相場にもっとも影響大の情報です。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください(以下リンクで「AD」と注記しないものは広告ではありません)。
『DIATONE DS-900EX』雑誌によるレビュー・人気、メディア評論、音質評価
発売時、ローエンド機種であったことから雑誌の露出は少なめでした。
音づくりも歴代DS-1000/2000系とは異なり、むしろキャビネットの響きを重視したDS-A3シリーズ系であったため、買い手もとまどった印象があります。
- スピード感、軽快さ(ともに響きのこと)のある音
- それまでのDIATONEと異なり響きを重視した柔らかい音
- 中域はスコーカーの大口径化ならびに振動板の変更によりDS800比で充実。
DIATONE DS-900EX・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
デメリットは「新製品時に印象が薄く、地味であった」これにつきます。
提灯記事のなかった地味なオーディオには良品があるという通説どおり、メリットは多数
- DS-A3からの手法を移植されている
- 振動板は前面変更
- キャビネットの響きを積極的に活用するため、米松合板を採用など材料が配慮されている。
- 高域から低域まで同じ素材の振動板で再生することによる音色の統一
- 振動板素材はアラミド+ペーパーコーンで統一
- DS-1000/2000直系のユニット・キャビネット部材・製法
- DIATONEスピーカーに共通する致命的弱点である「振動板の割れ」がない
- 輸送は宅配業者を利用可能
- 長期の使用で補修パーツの心配不要
- エッジ軟化がやりやすい(ユニットを外すときに振動板を割るリスクがない:DIATONEのエッジ軟化作業で要注意ポイント)
無論つくりは現在のオーディオで当時の価格を実現することは到底不可能です。
地味で注目されなかっただけに中古購入の価値があります。
人気 :★★★