GAUSS OPTONICA CP-3820(3824) ¥546,000・ヤフオク人気・価格相場情報

ヤフオク落札価格情報・GAUSS OPTONICA CP-3820・中古オーディオの価格当時の仕様音質レビュー・アイコン スピーカー・大型

GAUSS OPTONICA CP-3820(3840)のYahooオークション落札価格情報。ツィーターならびにPX-2315/PX-3315ネットワークもついた完全版です。

GAUSS OPTONICA CP-3820のオークション結果

人気      :★★

コンディション :★☆☆

落札価格(JPY):546,000

Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)

GAUSS ガウス OPTONICA CP-3820 スタジオモニタ... - ヤフオク!
商品名 GAUSS ガウス OPTONICA CP-3820 スタジオモニタースピーカー ペア PX-2315/PX-3315 ネットワーク セット 配送/直渡し可 ∴ 6193E-8販売店(地域・エリア)こちらの商品は広島県広島市(広島店...
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  • 案件詳細は本記事内に記録(コンディション・人気・価格・落札履歴・レビュー)
  • その他の落札事例を日々追加・更新(左記リンクより落札事例を検索可)

GAUSS OPTONICA CP-3820・中古人気と、入札・落札履歴

出品URL(Yahoo オークション)GAUSS ガウス OPTONICA CP-3820 スタジオモニタースピーカー ペア PX-2315 PX-3315 ネットワーク セット 配送 直渡し可 6193E-8

落札価格:¥546,000(JPY)

  • 開始価格:1,000 円(税込 – 円)

人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。

ウォッチ件数:103人

  • 入札件数:216件
  • オークションID:v794774043
  • 出品地域:広島県
  • 入札履歴(Yahooオークションのシステム上の問題から入札履歴の詳細は非公開)

落札日時:2021.07.26(月)00:22

  • 出品日時:2021.07.20(火)23:59

出品者情報(ID・名前・評価)

  • 出品者
    1. 出品者ID:toomookaanaa
    2. 出品社名:リサマイ市場・本館(株式会社リサイクルマイスター)
    3. URL:https://recyclemeister.co.jp/
    4. 評価(良い): 99.2%(取引 141,733件中・ 2023年 6月時点)

出品物コンディションのチェックポイント

以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。ユニットは完動ながら内部ネットワークに不具合があります、改造された可能性もありますが、これは修理可能です。

Pioneer/EXCLUSIVEに匹敵するスピーカーユニットを搭載したモデルですから、不調がなければ相当の高額だったと予想されます。後述しますが修理する価値のあるモデルです。

画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点

※画像クリックで拡大表示可能

GAUSS OPTONICA CP-3820・おすすめ中古オーディオの情報・商品の状態ランク・傷汚れ・コンディションランク・買取・落札時の確認・注意点R
  • シリアルNo:不明

Good(オーディオ中古としてのメリット)

  • スピーカーユニットに傷なし
  • 「MULTI AMP INPUT」端子結線時は音出る
  • 本体アッテネーターは機能している
  • オプションの外部ネットワーク(PX-2315 PX-3315)あり
  • 外装に目立つ傷なし
  • 保護ネットに破れ・ほつれなし
  • ホーンレンズにゆるみなし(バッフルに固定されている)

Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)

  • 本体スピーカーターミナルへの結線時は音出ず(内蔵ネットワークの故障)
  • 外部ネットワークのアッテネーター機能せず
GAUSS OPTONICA CP-3820・おすすめ中古オーディオの情報・商品の状態ランク・傷汚れ・コンディションランク・買取・落札時の確認・注意点L
  • シリアルNo:不明

Good(オーディオ中古としてのメリット)

  • スピーカーユニットに傷なし
  • 「MULTI AMP INPUT」端子結線時は音出る
  • 本体アッテネーターは機能している
  • オプションの外部ネットワーク(PX-2315 PX-3315)あり
  • 外装に目立つ傷なし
  • 保護ネットに破れ・ほつれなし
  • ホーンレンズにゆるみなし(バッフルに固定されている)

Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)

  • 本体スピーカーターミナルへの結線時は音出ず(内蔵ネットワークの故障)
  • 外部ネットワークのアッテネーター機能せず

出品者に追加質問したい確認ポイント

  • シリアルNo(連番かどうか)
  • タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
  • スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)

GAUSS OPTONICA CP-3820・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)

中古のチェックではスピーカーユニットの状態に最注目、それがこのスピーカーの全てだからです。

ネットワークについていえば現代の基準でもかなりの高品位ですが、経年劣化しているためあまり気にする必要はありません。現代の素子で修理したほうがむしろよくなる。

当サイトでは「オリジナルの状態」を重視しますが、例外としてGAUSS OPTONICA CP-3820ではネットワークは現代の部品で修理したほうが良いと考えます、理由は後述

GAUSS OPTONICA CP-3820・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)

中古流通している個体数は多くありませんが、相場は確実に上昇しています。

  • 2ウェイ仕様「CP-3820」(ホーンツィーター「1502」なし):¥400,000(JPY)前後
  • 3ウェイ仕様「CP-3824」(ホーンツィーター「1502」あり):¥600,000(JPY)以上

15年前と比較して1.5倍程度と想定してほぼ間違いありません。Pioneer/EXCLUSIVEの値上がりと理由は似ております。

過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)

上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。

  • 個体の製造年次
  • 中古としてのコンディション・状態
  • 販売・落札価格

この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。

GAUSS OPTONICA CP-3820の定価とスペック(新品時)

  • メーカー:GAUSS OPTONICA(SHARP)
  • モデル名・型番:CP-3820
  • 発売年次:1979年
  • 定価:¥495,000(/台・JPY)
  • 主要スペック
    1. 大きさ:幅640x高さ880x奥行485mm
    2. 重さ:72Kg(/本)
    3. インピーダンス:8Ω
    4. 能率:97dB/W/m(Ω)
  • スペック上の注目ポイント
    1. JBL4332/43334343を目標に、スタジオモニター市場への進出を図ったモデル。
      • 当時新進気鋭の「GAUSS」ブランドとコラボレーション
    2. 38cmウーファー(5831)
    3. 4inchコンプレッションドライバー(HF-4000+ショートホーン+4105・スロート径:2inch)
    4. 標準構成は2ウェイだが、3ウェイ化(GAUSSホーントゥイーター「1502」)可能な設計。(その際、モデルNoは「CP-3824」となる)
    5. SHARPの購買力を活かし、高品位素子を大量に使った内蔵ネットワーク
    6. マルチアンプ用としてPX-2315 PX-3315(外部ネットワーク)をオプション設定 ※今回の個体に付属
    7. キャビネットはウォールナット突板仕上げ
  • 詳細情報リンク
CP-3830
GAUSS/OPTONICA CP-3820の仕様 シャープ/ガウス/オプトニカ

GAUSS OPTONICA CP-3820 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング

CP-3820はJBL中興の祖ともいわれるバートロカンシー(Bart N. Locanthi)のGAUSSユニットを採用という背景から当時大きく注目されたモデルです。

  • 大音量時の安定性はあるが、迫力あれど大味というイメージをくつがえし、その音質は滑らかで自然。
  • ピアノの微細な表現をよく再現するが、エネルギーに満ちた充実感のある表現。
  • 標準構成ではハイエンドの不足が感じられる、そのためオーケストラのベース表現はいささか単調。もう少しエレガントな響きが欲しい。
  • ボーカルに固さがなくしなやか。しかしながら高音と低音にもう少し柔軟さが欲しい。
  • 今一歩磨き上げが必要、使い手の鳴らし込みで変わるスピーカー。

あまり知られていませんが、評論家の石田善之(Yoshiyuki Ishida)氏はサブシステムとして長く愛用していました。

ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について

★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております

「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる

Yahooオークションの出品状態についての表示説明・ウォッチリストを基準としたコンディションの星ランキングについて

ウォッチリストの登録人数を基準に設定。

  • ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
  • ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
  • ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)

画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」

  • 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
  • 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
  • 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★

Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。

GAUSS OPTONICA CP-3820・中古オーディオを買うメリットとデメリット

デメリットはGAUSSスピーカーユニットの良さしか聴けないこと、同時にメリットでもあります。

当時のSHARPに音質をチューニングする技術はなく、結果としてスピーカーユニットの良さだけに頼る結果となりました。「SHARPの音質」なるものが存在しない以上、ネットワークの修理は許されます。

せっかくの高級素子満載のネットワークもあまり役に立ちませんでしたが、その代わり

  • オールアルニコマグネットの強力ユニット
  • 数少ない「4inch」口径ホーンドライバー
  • 強力かつ反応の速い38cmウーファー

と魅力満載でした。

GAUSSスピーカーの威力・JBLウーファーを交換することが流行に

GAUSSのユニット技術には定評があり、当時JBL4350のウーファーをGAUSSに入れ替えるなどの流行が起きたほど。
その性能は日本のオーディオメーカーからも注目されており、DENON「SC-2000」など意欲的なスピーカーが誕生しています。

Pioneerが設計者のバートロカンシーを招き、Pioneer /EXCLUSIVE(TAD)ユニットを作り上げたことは有名です。

しかしながらGAUSSによる完成したスピーカーシステムが世に出ることはなく、ユニットメーカーとして消えていきました。

基本性能を活かせる周辺機器がなかったためともいえます、こんにちのアンプ・デジタル機器・ハイエンドのアナログ機器と組み合わせた場合、相当の音質を発揮すると思われます。

それに気づいた人たちが現れた15年前ほどから、中古相場がジリジリと値を上げている状況です。

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