美麗コンディションのLUXMAN B-10Ⅱヤフオク落札価格情報です。
極めて状態がよく、直近落札価格の最高値を更新しました。今後B-10シリーズの相場を知る手掛かりとなります。
LUXMAN B-10Ⅱのオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)

以下は今回のオークションの詳細となります。
メーカー・モデル名・発売年次・新品時の価格
- メーカー:ラックス(LUXMAN)
- モデル名・型番:B-10Ⅱ
- 発売年次:1999年
- 定価:¥750,000(JPY /台)
LUXMAN B-10Ⅱパワーアンプ・中古の人気と、入札・落札履歴

出品URL(Yahoo オークション)ラックスマン LUXMAN B-10Ⅱモノラルパワーアンプ ペア 電源ケーブル付 オーディオ 音響機材
落札価格:¥854,000(JPY)
- 開始価格:10,000 円(税込 – 円)
- 即決価格:XXX円
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:210人
- 入札件数:199件
- その他取引条件:ー
- オークションID:w1076582895
- 出品地域:岐阜県
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.01.01(日)23:21
- 出品日時:2022.12.25(日)13:22
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:fsck_yy
- 出品社名:ー
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/seller/fsck_yy
- 評価(良い): 99.7%(取引 886件中・ 2023年 1月時点)
LUXMAN B-10Ⅱパワーアンプのスペック・諸元(新品・リリース時点発表)
- 主要スペック
- 大きさ:幅467x高さ233x奥行482mm
- 重さ:43.5Kg(/本)
- 出力:8Ω:500W/4Ω:1000W
- 消費電力:750W
- スペック上の注目ポイント
- M-08をモノラル化した大電源・大出力設計
- 大出力でもリニアな特性(8Ω負荷時で500W、4Ω負荷時で1000W)
- トランス容量は800VA(EIコア)
- シャーシはFRP製の5点接地
- フロントパネルはアルミ削り出し
- 大型スピーカーターミナル
- 前モデル「B-10」は故 長岡鉄男をして「とにかくすごいアンプ」と言わしめた性能、それを更に高音質化。
- 詳細情報リンク
以下はB-10Ⅱを更にアップグレードした「カスタム」モデル(2002年)の情報です
出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★☆()』となります。
の個体です。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報
- シリアルNo(右/左):W90610678C/W90610678C
- 外観・動作・その他
- シリアル連番
- 天板に傷なし
- 動作正常
- 元箱あり
出品者に追加質問したい確認ポイント
- 側板の画像
- 端子グラ付きの有無
側面の画像が少ないことが残念な出品です。
LUXMAN B-10Ⅱパワーアンプ・中古コンディションのチェックポイント
LUXMAN B-10Ⅱは発熱が多く、また美麗の代償として極めて傷つきやすいウッドケースが特徴です。
上記は要チェック項目となります。
- メーターの動作有無(照明の点灯、輝度)
- 交換は高くつき、パワーアンプ全般にまっさきに欠品しやすい部品カテゴリです。
- 回路的な関連はないのですが、何故かメーター故障の個体は動作そのものも怪しいものが多い。
- ウッドケースの状態(大きな傷だけでなく擦れ傷までチェックすること)
本機はM-08をモノラル化したモデルのため、発熱は大きく劣化しやすいことを再度補足します。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる

人気についてはウォッチリストをもとに以下の基準で設定しています。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
多くのカテゴリーに共通して
入札の有無そして価格は『人気』
つまりウォッチリストの登録人数が基準になります。
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
人気をもとに独自のコンディション基準を設けました。
Yahooオークションの『商品の状態について』に厳密な規定がないためです。
そのため☆★(星)評価は以下を判断基準とし、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
個人やショップ独自のメンテナンスは質が低く、基本的にジャンク扱いです。
実際の買取でもそのような査定をされます、下取りが出ないため改造品もジャンク扱いとなります。
LUXMAN B-10Ⅱパワーアンプの中古相場情報(ショップ価格と落札情報の比較・検索用)
「中古サンスイ・ダイヤトーン」ブームのあと再評価されたのがラックスマンです。
B-10シリーズはM-10と比べても別格のオーディオ内容であることから、今回のような美品の中古価格は徐々に上がっております。以下の10年前価格(ハイファイ堂)と比較していただければ。
現在100万円台のパワーアンプでは敵わない性能として入札されている。
ラックスマンがメンテナンスに熱心であることも高値の要因です。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
以下は過去の取引情報となります、現在の相場にもっとも影響大の情報です。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください(以下リンクで「AD」と注記しないものは広告ではありません)。
『LUXMAN B-10Ⅱパワーアンプ』雑誌によるレビュー・人気、メディア評論、音質評価
B-10系列は早川一族が経営だったラックスの掉尾を飾る出来栄えで、サムスンの資本を得て新たなモデル展開を図った意欲的なモデルであります。
発売当時の音質について、
- 初代B-10と比べ中域から低域の描写がより精密に。ドライブ力が向上。
- 重厚かつ艶のある音
- 分解能が高く、それでいて意識させずむしろ色合いが濃い、前モデルでやや薄く、むしろM-10にみられたねばりと濃厚さがふんだんにある。
- SNがよくそれでいてエッジをたてない。
とレビュー・評価されていました。
LUXMAN B-10Ⅱパワーアンプ・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
デメリットは
発熱がおおいこと、そして消費電力が大きいため、電力契約の見直しが必要となること
LUXMAN B-10Ⅱ・長岡鉄男絶賛のモンスターパワーアンプ
従前の性能を発揮するためにはラックスマンでの公式サポートが必須となります、元々高額のためメンテナンス費、また送料も高額です。
また消費電力が1,300W(二台)に達することから、一般的な契約容量ならば、ご家庭によってはアンプの電源投入時に照明が暗くなるレベル。
音質のためにもアンペアを上げる必要がありランニングコストがかかるということです。
音以外の全てが規格外です。
メリットは、ラックスマンのサポート体制がしっかりしていること。
そして現代でも十二分の性能をもっていることです。
故 長岡鉄男氏絶賛のB-10後継機種だけあり、最新のハイエンドスピーカーに対しても抜群のドライブ力を誇ります。
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