LUXMAN LX38 ULTIMATEのヤフオク落札価格情報。このモデルは定評ある音質のため価値が定まっており早々に落札価格が決まりました。
名設計者「上原晋」の作品。ラックスマンによるメンテナンス履歴もある「スジの良い」個体です。
LUXMAN LX38 ULTIMATEのオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報（価格・入札履歴）
その音質に定評があり中古の価値も定まっている真空管プリメインアンプ（Vacume tube Integrated amp）です。そのため相場を知る人が集まって入札したため早々にオークションは終了しています。
Yahooオークション履歴の掲載期限は落札から2年間。システム障害により価格履歴が抹消される案件もあります。
掲載URLの閲覧終了にそなえ、以下を実施しております。
- 案件詳細は本記事内に記録（コンディション・人気・価格・落札履歴）
- その他の落札事例を日々追加・更新（左記リンクより落札事例を検索可）
LUXMAN LX38 ULTIMATE・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL（Yahoo オークション）LUXMAN ラックスマン LX38 ULTIMATE 管球式プリメインアンプ 説明書付き 6BFE2-2
落札価格：￥145,500（JPY）
- 開始価格：1,000円（税込 – 円）
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数：62人
- 入札件数：17件
- オークションID：v1109348392
- 出品地域：埼玉県
- 入札履歴（以下リンク参照・ダウンロード可能）
落札日時：2023.10.16（月）21:59
- 出品日時：2023.10.09（月）19:48
出品者情報（ID・名前・評価）
- 出品者
- 出品者ID：toomookaanaa
- 出品社名：リサマイ市場・本館(株式会社リサイクルマイスター)
- URL：https://recyclemeister.co.jp/
- 評価（良い）： 99.2%（取引 143,929件中・ 2023年 10月時点）
出品物コンディション・入札のチェックポイント（不具合など商品の状態）
以下よりコンディション判定『★★☆（Average）』、現実には少なくとも1回は確実にメーカーメンテナンスがなされており平均よりも良好な中古といえます。
出品物コンディションの詳細画像（出品物・傷・汚れ・不具合・故障）
※画像クリックにより拡大表示
- シリアルNo：D3120185
Good（オーディオ中古としてのメリット）
- 動作確認済み（以下の不具合あり）
- 2004年7月にラックスマンのメンテナンス履歴あり
- 取扱説明書あり
Bad（デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合）
- ボリューム操作時にわずかにガリあり
- キャビネットに目立たない傷・汚れあり
出品者に追加質問したい確認ポイント
ボリュームノブやトグルスイッチは入手困難であるため、曲がりや破損に注意です。これはラックスマンのSQ38シリーズ全般にもあてはまる。
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- 背面入力端子のグラつき（ケーブルの大型化・極太化にともない破損の事例が多発している）
LUXMAN LX38 ULTIMATE・中古コンディションの要注目ポイント・LX-380にも使われているトグルスイッチは産業用途が途絶え供給困難
きわめて古典的かつ堅実な設計がなされており、出力管（50CA10）を除けば、修理メンテナンスによって製造当初の音質に近い状態に戻すことが可能です。
例えば操作・切り替え時のノイズについてはメンテナンスによって回復できます。
しかしスイッチ・ボリューム・トグルスイッチは清掃メンテナンス出来ても壊れた場合代替品がありません。
曲がっていたり破損については慎重に確認する必要があります。
なおトグルスイッチは現行のLX-380にも採用されていますが、現在は産業用途が少なくなっているため今後の入手性が危うい部品となっております。
さらに詳しいチェックポイント・要注意の不具合の確認方法はこちら
LUXMAN LX38 ULTIMATE・中古相場情報（ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索）
相場は安定しています、良好な個体が少なくなっていることを考えると人気は高まっている。
- 動作品・外観普通（ある程度の傷・汚れあり）で￥160,000（JPY）前後
- ジャンク品のうち、修理可能なものは￥120,000（JPY）程度、部品取り専用は￥80,000（JPY）
未使用品については最近以下のような落札事例があります。
オークション／中古オーディオショップの相場情報はこちら（随時更新）
LUXMAN LX38 ULTIMATEの定価と仕様・スペック（新品時カタログ資料）・TANNOYとの組み合わせは「いぶし銀」
SQ38から続く、直熱三極管を使ったラックスマンの真空管アンプとして最終モデルです。
型番は「LX」ながらNEC製三極管50CA10を搭載した最後の管球プリメインアンプ。当時の日本ではTANNOYとの組み合わせにおいて「いぶし銀」といわれたテイストを濃厚にそなえたモデルです。
- 主要スペック
- 大きさ：幅440x高さ162x奥行343mm
- 重さ：20.1Kg（／本）
- 形式：管球式ステレオプリメインアンプ
- 出力：30W/30W(8Ω、4Ω)・25W/25W(16Ω)
- 消費電力：150W
NECとラックスマンの共同開発「50CA10」を使用・SQ38シリーズとTANNOYの組み合わせは名設計者「上原晋」の功績
最大の特徴はNECとラックスマンが共同開発した三極管「50CA10」、そして出力トランス「OY15」を採用した最後のモデルであること。
この真空管の特徴は三極管としては出力が大きくとれるという点にあります。しかし名球という評判はラックスマンの「SQ38シリーズ」によって築かれた側面が大きい。
もっとはっきりいえば、当時同社にあって名設計者とうたわれた上原 晋（Susumu Uehara）氏によるもの。
SQ38シリーズとTANNOYの組み合わせは文字通り絶妙とされ、現代でもこれほどの音質は比べられるものが少ないというほどのもの。
- スペック上の注目ポイント
- 300台限定発売
- NEC製三極管50CA10使用（ラックスとの共同開発）
- 50CA10:4本・6AQ8:2本・6267:2本・12AX7:3本・12AU7:1本
- 38シリーズ4代目にあたる管球式ステレオインテグレーテッドアンプ
- 50CA10により最適化した出力トランス採用
- 詳細情報リンク
LUXMAN LX38 ULTIMATE 雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング・当時のカタログを掲載
当時の雑誌メディアによるランキングならびに評論家レビューについては資料を収集中です。
以下は発売当時の同モデルのカタログ（リンク先：pdf）となります。
人気 ：★★☆