LUXMAN SQ-38 SIGNATURE ¥201,999・ヤフオク人気・価格相場情報

ヤフオク落札価格情報・LUXMAN SQ-38 SIGNATURE・中古オーディオの価格当時の仕様音質レビュー・アイコン プリメインアンプ

簡易的な動作確認のみで外観に汚れが多いLUXMAN SQ-38 SIGNATUREのYahooオークション落札価格情報。トランジスタと異なり真空管アンプはメンテナンスがしやすく中古相場は上昇中です。

LUXMAN SQ-38 SIGNATUREのオークション落札結果・人気・商品の状態

人気      :★★

コンディション :★☆☆

落札価格(JPY):201,999

Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)

t2517 現状品 LUXMAN ラックスマン 38 SIGNATUR... - Yahoo!オークション
□t2517 現状品★LUXMAN ラックスマン  38 SIGNATURE 真空管プリメインアンプ ★商品説明 【商品ランク】 ・現状品:簡易検査のみで動作保障のない商品 【基本動作】 ・CD/TAPE/LINE1.2.3/PHONO端子...
『Yahooオークションの掲載期限は2年間』への対応

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Yahoo auctionが掲載するURLの閲覧終了にそなえ、以下を実施しております。

  • 案件詳細は本記事内に記録(コンディション・人気・価格・落札履歴・レビュー)
  • その他の落札事例を日々追加・更新(左記リンクより落札事例を検索可)

LUXMAN SQ-38 SIGNATURE・中古人気と、入札・落札履歴

出品URL(Yahoo オークション)t2517 現状品LUXMAN ラックスマン  38 SIGNATURE 真空管プリメインアンプ

落札価格:¥201,999(JPY)

  • 開始価格: 1,000円(税込 – 円)

人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。

ウォッチ件数:157人

  • 入札件数:55件
  • オークションID:t1109133875
  • 出品地域:愛知県 豊川市
  • 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)

落札日時:2023.10.14(土)22:41

  • 出品日時:2023.10.07(土)18:46

出品者情報(ID・名前・評価)

出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)

以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
本来★★★「Average」でも良いはずですが、簡易動作確認のみという点で低評価にならざるをえない。

右chの真空管が真っ白になっていて、傷も多い個体です、またあくまで外観からの推測ですが、フロントパネルの色がわずかに変色している様子もあるため、タバコ臭の確認は必須です。

画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点

※画像クリックで拡大表示可能

LUXMAN SQ-38 SIGNATURE・おすすめ中古オーディオの情報・商品の状態ランク・傷汚れ・コンディションランク・買取・落札時の確認・注意点
  • シリアルNo:W60110721

Good(オーディオ中古としてのメリット)

  • 動作は簡易確認では問題なし
    • CD/TAPE/LINE1.2.3/PHONO端子音出し確認済み

Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)

  • 出力管が白濁(1本・右ch)
  • 出力管は非純正(ロシア製)
  • 内部シャーシに白サビ
  • キャビネットに傷・汚れ

出品者に追加質問したい確認ポイント・タバコ臭、ヤニの付着は要注意

真空管アンプはメンテナンス・修理のし易い構造ではありますが、タバコ臭がするもの、つまり筐体内部にヤニが付着しているとメンテナンスの難易度が格段に上がります。

  • タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
  • スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)
  • 背面入力端子のグラつき(ケーブルの大型化・極太化にともない破損の事例が多発している)

LUXMAN SQ-38 SIGNATURE・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)・まず純正の真空管かどうかを確認

まず真空管が純正かどうかが確認ポイントとなります。ラックスマンの真空管ペアリングは厳密であり、真空管の銘柄を超える音質上のメリットがあります。

その上で、出力デバイスが真空管ということもあり、長期の使用とメンテナンスに耐える構造です。よってその他アンプと同じく基本的な確認にとどまります。

  • 動作状態
  • 外観の傷・汚れ
  • タバコ臭の有無

なお外装パーツについては既に在庫がないため、ボンネットの曲がりやノブ類の破損は要注意です。

LUXMAN SQ-38 SIGNATURE・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)

相場は急上昇しております。
高音質な管球アンプではありますが、年式を考えた場合コストパフォーマンスは少々微妙なところ。

  • 動作完動・傷ありで¥250,000(JPY)
  • 動作完動・外観美品・付属品ありは¥290,000以上

SQ-38 SIGNATUREはジャンク品の相場が急騰していることが特徴です、¥200,000(JPY)の落札案件が散見されます。

過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)

上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。

  • 個体の製造年次
  • 中古としてのコンディション・状態
  • 販売・落札価格

この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。

LUXMAN SQ-38 SIGNATUREの定価と仕様・スペック(新品時カタログ資料)

ラックスの創業70周年を記念したモデル、というよりサムスン電子(現在のSamsung)の傘下にあって経営テコ入れのために企画されたプリメインアンプ(Integrated amp)。市場では好調であり、こののち管球プリメインアンプは定番化されていきます。

  • メーカー:ラックスマン(LUXMAN)
  • モデル名・型番:LUXMAN SQ-38Signature
  • 発売年次:1995年
  • 定価:¥350,000(/台・JPY)
  • 主要スペック
    1. 大きさ:幅430x高さ209x奥行387mm
    2. 重さ:22Kg(/本)
    3. 出力:30W+30W(6Ω)
    4. 消費電力:190W

「定番のEL34真空管にラックスマンの出力トランス」・安定の高音質パーツを使った管球プリメインアンプ

真空管はEL34を筆頭に入手のし易い銘柄をチョイスし、しかも最も音を決める出力トランスはラックスマンにとっての得意分野、という同社にとっては手慣れたつくり。

古風な管球アンプとの違いは出力端子は1系統のみであり、現代的な低インピーダンスのスピーカーに対しても対応していることがラックスらしいといえます。

  • スペック上の注目ポイント
    1. 出力はEL34のプッシュプルによる「ウィリアムソン型回路」
      • 出力管EL34はゴールデンドラゴン社(中国)の選別品(製造ラインもラックス専用)
      • 初段:12AU7
      • ドライバー段:12BH7
    2. ラックスオリジナルの出力トランス(OY型)
    3. 電源ケーブルは交換可能
  • 詳細情報リンク
LUXMAN SQ-38Signatureの仕様 ラックスマン
『LUXMAN SQ-38 Signature(後編)』
LUXMAN SQ-38 Signature1995年10月発売の同社創業70周年を記念して製品化された管球式プリメインステレオアンプ 歯医者から早歩きで、帰…

LUXMAN SQ-38 SIGNATURE 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング

CL-38・MA-88とにわかに真空管セパレートアンプをリリースし始めたラックスマンの管球プリメインアンプ。「SQ-38シリーズ」の最新型ということで注目されましたが、実際には高SN・ワイドレンジの現代的なアンプとして高い評価を受けています。

  • 一聴してもトランジスタアンプとの差がわからない。プリメインアンプ(Integrated amp)としてローノイズ・ワイドレンジというもの
  • 古典的な高能率スピーカーだけの相性ではなく、低能率のコンパクトスピーカーとも組み合わせの良さを感じさせる。たっぷりとした低音に特徴がある。
  • ソフトな感触はなく、むしろ明るく明晰な音は最新のトランジスタを思わせる。しかしホールトーンの再現では明らかに響きの異なる倍音を感じる。

評論家のレビューは好評ながら雑誌メディアのベストバイランキングは低位です。それでも「ラックスマンの38シリーズ」には高いブランドイメージがあり、販売は好調でした。

低能率コンパクトスピーカーの時代にあわせた真空管プリメインアンプ

LUXMAN SQ-38 SIGNATURE(1995年)はラックスマンがL-570シリーズの純A級アンプ以降の方向性を模索した時期のモデル。商業的な好評をうけて、2000年には後継のLUXMAN SQ-88が発売されています。

こう書けばまるでマーケティング重視で作られたモデルのようにも見られてしまいがちですが、実際には真空管独特の回路設計、そして管球アンプの音質を決めるといっても過言ではない出力トランスに豊富な自社ノウハウを持つなど、ラックスマンでなければできない企画です。

またSQ-38 SIGNATUREがビンテージ管球アンプと決定的に異なるのは、「低インピーダンスへの対応」。発売時は大型スピーカーすら定格4Ωのモデルがある時代。

コンパクトスピーカーが低インピーダンスかつ低能率であることはいうまでもなく、6Ωの出力端子のみでリリースしたラックスマンは相当の作り込みをしたと思われます。

ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について

★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております

「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる

Yahooオークションの出品状態についての表示説明・ウォッチリストを基準としたコンディションの星ランキングについて

ウォッチリストの登録人数を基準に設定。

  • ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
  • ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
  • ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)

画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」

  • 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
  • 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
  • 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★

Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。

LUXMAN SQ-38 SIGNATURE・中古オーディオを買うメリットとデメリット

メリットはその音質、そして修理のしやすさ。おそらくですが、相当時代が降っても修理ができるはずです。

交換しやすい真空管、信頼性の高い設計:管球アンプとして高音質・長寿命が中古価格の高騰に

デメリットは「中古として高価であること」。

かつて中古SQ-38 SIGNATUREは完動品で¥160,000(JPY)前後の中古でありました。
こんにち改めて見た場合随分高くなったなー!という印象が正直なところです。

割高なイメージもあるものの、仕様をみれば納得できることも確か。

きわめて入手性の高い真空管(EL34/12AU7/12BH7)と高音質だけでなく信頼性の高い設計。しかも他社ならば外部調達が当たり前の出力トランスは自社製。

仮に10年後、ラックスマンがSQ-38 SIGNATUREのメンテナンス受付を終了したとしても修理専門業者が問題なく修理できる(オリジナルの音質を回復するという意味で)高度な設計です。

真空管の質ですべてが決まってしまうような新興管球アンプと比べ、トータルの設計がきわめて高バランスです。こういうものこそ「良品」と呼ぶべきで、それを評価されて中古価格も上昇しております。

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