"アキュフェーズ プリアンプ"

プリメインアンプ

Accuphase E550 ¥389,862・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E550のYahooオークション落札価格情報。大変高音質ですが「買ってはいけない」中古オーディオの典型例です。本来メリットだらけのE550。MOS-FETによる純A級アンプ’を巨大な電源で駆動し、しかもボリュームは類例がないほどの高SN・高分解能といわれたAAVA方式ボリューム。しかし個別例となると話は変わる、中古オーディオの難しさ。 今回のような事例は入札・購入するべきではない、どんなに安くともです。コスパやおすすめに騙される。 数十年前のモデルならばともかく、10年程度で¥570,000(JPY)するアンプの付属品を失くすようではどのような管理がなされてきたかが想像できます。 年式の浅い中古オーディオでコンディションがよくない場合、状況は悲観的です。「管理のよくない数年間」ほど電機製品を傷めるものはありません。 なお発売時は地味な扱いでした。雑誌メディアを含め世間の注目は「デジタルアンプ」「SACDによるマルチチャンネル」に集中したからです。 E550とくらべいずれが高音質と呼べたのか。それはスピーカーを1本売りで投げ売りするほかなくなった気の毒なオーナー諸氏がよくご存知のはず。
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Accuphase E530 ¥385,002・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E530のYahooオークション落札価格情報。同社初の「純A級プリメインアンプ」にして初の500番台モデル。現行新品ならびにE550の中古と悩むモデルです。非常な注目を集めました。 増幅方式を意識させない中庸さ。 スピーカーの駆動力が高い、1Ωで150Wというカタログ値を実感させる力強さ。 直裁な表現は明らかにハイパワーと実感させるがしなやか と絶賛であり市場でもE408を中級機にしてしまう人気でした。 デメリットはE550の存在。比較したくなる中古相場、そしてボリュームにAAVAを採用していることによる圧倒的なS/N比は一聴の価値あるものです。メリットは、迷いを捨てたアキュフェーズが純A級に挑んだ音質。新品に対しE550中古そしてE530中古はいずれもコスパが良く悩みどころとなります。
プリメインアンプ

Accuphase E408 ¥328,638・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E408のYahooオークション落札価格情報。E530により「二番手」となった初の400シリーズですが、そのイメージを払拭するため濃い中身となっています。コンディション判定『★★☆(Average)』。側板の小さな擦り傷を除き、きれいに使われてきた個体です。その音質レビューは迷いのみえたE407に対し、E408では本来のアキュフェーズトーンに戻ったという意味の評論が多くなされました。なおシーリングパネルが復活したことについて触れる評論家はいませんでしたが、販売店では顧客から好感をもって迎えられていたとのこと。デメリットは同社プリメインアンプのトップモデルではなくなったことです。 当時の雑誌メディアも悩んだとみえ「趣味のE530、バランスのE408」という謎の表現を使いましたが、音質差はごまかしようもなく、ユーザーもE530をもって最上としました。 前モデルのE-407との最大の違いです。メリットは、その音質が良いことです。「二番手」というイメージを恐れたとみえ正統派のAccuphaseサウンドに回帰しました。 400シリーズの後継である証拠に4Ω時の出力は8Ω時の2倍と文句のつけようがない。 シーリングパネルを復活させたデザインも高級であることを前面に押し出したもの。Accuphaseはトップモデルより2番目がコスパよくお買い得といわれますが完璧な実例です。
プリメインアンプ

Accuphase E-407 ¥243,300・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E-407のYahooオークション落札価格情報。同社プリメインには珍しく「不人気」モデルです。つまり中古では狙い目であります。結果として長期にわたった「400」シリーズはトップモデルではなくなり新たな「E530(2004年)」という更に高額かつA級増幅の新型アンプが登場。これが現在のE-800/E-5000に続くラインナップです。原因はデジタルアンプブーム、そしてSACD・マルチチャンネルブーム(つまり空間オーディオ)に惑わされたこと。メリットは、迷える時期ならではの「とにかくできることは全部やった設計」。 あまり知られていませんが、ヘッドフォンアンプまで新設計し全ての愛好家のニーズをカバーしようとした。音質は確かです、不人気だけに中古のコスパがよろしい。 なお本件自体はコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。 手荒に扱われてきた痕跡があり、致命的ではないもののいくつかの動作不具合。 メンテナンス必須です。
プリメインアンプ

Accuphase E-406 ¥258,397・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E-406のYahooオークション落札価格情報。アキュフェーズでも完全な修理は難しいかもしれない個体事例としてのご紹介。コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。 大きな傷は見当たりませんが、背面端子に発錆していることが懸念点です。今回のオークション事例で注目したのは 入力端子・スピーカー端子が青くサビている 天板取り付けネジが錆びている。 この2点から多湿な環境に長期間置かれたことが明白です。通電された状態で多湿である場合『電気腐食(Electrolytic corrosion)』が生じている可能性が高い。 結論は以下の2点です。 ネジまで錆びている中古オーディオは避ける 接点復活剤を塗布したと思われる中古は避ける 良品であれば評論家諸氏から「中庸」「バランスの高さ」で認められ、雑誌メディアの比較試聴にも頻繁に登場した実力をみせます。発売時はパワーアンプのA50とプリアンプC-290が厚みと滑らかさのある音色が受け継がれ、同社の一時代を築くものとなりました。
プリメインアンプ

Accuphase E-305V ¥244,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E-305VのYahooオークション落札価格情報。プリメイン、セパレートを問わず同社の「V」シリーズは秀作が多く、人気も加熱気味です。コンディション判定『★★☆(Average)』となります。 目立つ傷もなく丁寧に使われた個体ですが、ボリュームにガリがあります。つまりメンテナンス前提での購入対象として最適ということ。30年以上前のモデルであることはデメリットですが、逆に同社製品の場合メリットは、同社のメンテナンスにより限りなく新品に近い特性を回復できること。国内外を問わず他社には真似ができません。 その音質について、評論家諸氏からは Accuphaseの考えるセパレートアンプと同等のクオリティを一体化した最小構成のアンプ 終段をMOS-FETに変えたことがわかる音の柔らかさ。 ハイフィデリティをギリギリまで追求したE-405に対し、演奏をより柔らかく聴かせる。 と評価され特にDIATONE(DS-1000Z)のような生真面目な音にしなやかさを与える組み合わせとして推奨されました。E-405よりもコスパが良いと思われていたのです。
プリメインアンプ

Accuphase E-305 ¥172,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E-305のYahooオークション落札価格情報。不具合品ながら恐らく修理可能。これが同社の中古オーディオ人気を象徴しています。そのコンディション判定『★☆☆(Poor)』。 動作不具合があります、外観は綺麗。このオークションでは修理前提で入札が行われています。なおシリアルNoは必ず確認してください、Accuphaseでメンテナンス受付お断りの個体であったりしたら元も子もないからです推測ですが、オーディオ機器の修理業者が増えたことから、アキュフェーズとして修理を断らざるをえない低質のメンテナンスが行われてしまった個体が出回っていることが一因ではないかと思われます。E-405(1989年)が発売されたのちも「音に厚みがある」「長期間作られた安定感」と評価され、雑誌メディアの比較試聴でも長く使われたプリメインアンプ(Integrated Amplifier)となりました。デメリットは音色の傾向が80年台のそれであること、ある種のメリットともいえます。 当時はサンスイや海外勢と比べ繊細だが音が細いといわれたその音質は、現在では太く濃厚です。この時期のAccuphaseを狙うユーザーは単に安いだけでなく、その時代の音を欲しています。
プリアンプ

Accuphase C-2850 ¥894,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphaseはトップモデルより二番手がお買い得と言われています。C-2850のYahooオークション落札価格情報、中古で狙い目のモデルです。ンディション判定『★★☆(Average)』、ほぼ美品の個体です。 しかしシリアルNoは意図的に隠されています、個人情報ではないのでこれは不具合といっていい。由来が大切な中古オーディオではコスパが悪いとすらいえる入札です。 その音質は評論家諸氏が導入したもの。ある程度安く導入できるプロにしてC-3850は高値に過ぎたのです。しかし音質は妥協したくなかったとき、選択肢はC-2850でした。それがメリットです。 現在も基本的な音質項目の全てで平均を大きく上回っています。 デメリットは現行機のC-2900の評価が高すぎること。C-2850が悪いのではなく、C-3900から始まる新ラインの音質評価が高すぎるのです。 2016年の登場だからという以上に、設計者が変わったことが大きい。名フォノイコライザーとして人気の「C-47」を手がけた若手エンジニアが全面的に音を変えた。 ¥1,000,000(JPY)という中古相場もC-2850と悩む価格です。
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Accuphase C-3850 ¥1,189,000・ヤフオク人気・価格相場情報

見事なほどジャンクなAccuphase C-3850のYahooオークション落札価格情報。¥1,000(JPY)からスタートの入札事例だけに価格と人気に説得力があります。 そのC-3850のデメリットをあげれば影が薄いこと。 アナログボリューム時代のC-280V・C-290V AAVAボリューム時代のC-3800そしてC-3900 これら話題を集めたモデルの中にあって個性よりも価格の安さで選ばれている事例が多い前作C-3820がすでに相当の完成度であったため、評論家も良さを実感しつつ特徴を語ることに苦労したようです。メリットは完成度です。評論家諸氏がコメントに苦労したのは全方位で欠点がなかったからです。ある意味Accuphaseらしいプリアンプといえます。 なお本件で特徴的なのは中古オーディオでは「天板の状態」は要注目と示していること。傷等がある場合、つまり重ねて使われていた状態は、内部の劣化が通常よりも早く進行するからです。今回のオークション事例のような個体はおすすめではありません。
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Accuphase C-290V ¥634,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase C-290VのYahooオークション落札価格情報。C-3900以前の名作といわれたプリアンプです。 同社には珍しくボリュームが欠品したことでも有名となったモデル。コンディション判定は『★★★(Excellent)』。元箱がC-2900用であることから、同モデルの買い替えに伴う下取りとして大切に使われてきたものと思われ、おそらくはワンオーナー品です。 問題はシリアルNoが隠されていることです、オークションに出品すべきではありません。ショップよりオークションのほうが割安の事例が多いのですが、シリアルNoが不明など中古のコンディションを推し量る上ではショップ扱いの個体が安心といえます。 デメリットは20年を経てパーツ欠品が出始めていること。最も大切なボリューム(松下電器製)在庫が無いことでも知られるプリアンプ。 ただ2000年代は電子部品業界が世界的に事業の統廃合を続けた時期にあたり、高級アナログボリュームの市場自体が消失したことによるもの。 C-290VそしてSCD-1の光ピックアップについて同社のメンテナンスの質が低下したとの意見がありますが、それは間違いです。 むしろ20年以上前のプリアンプについてまだサポートが続いている同社の体制こそ驚異的です。その他アキュフェーズのプリアンプと比較する場合、C-290Vは一種孤高のポジションにあるため、その価格は常に確認することになります。