"Accuphase"

プリメインアンプ

DENON PMA-S1の評価とは・中古価格とメリット/デメリット

大電流型増幅素子UHC-MOSを採用した初のプリメインアンプがDENON PMA-S1。しかも完全バランス(BTL)アンプです。中古の金銭的価値は高く高額買取を期待できます。ただ修理費用は高額のため状態の悪い中古がおおい。すでに30年を経て経年劣化は激しく接点接触不良、半田割れなどが起きています。音質は高度でありSX-11あるいはmarantz PM-10では比較にならない可能性すらある。「製造原価」という点では、むしろLuxman L-507Zのほうが比較対象として相応しいと思われます。なお1999年まで受注生産されており中古アンプの製造年度にはかなりの幅があるようです
アナログプレーヤー

EMT 930stの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

1950年代に登場し現在でもアナログプレーヤーの名機とされるのがEMT970st。BARCOと合併する前の同社が放送局用ターンテーブルとして開発したもの。世界的にヴィンテージオーディオ機器として金銭的な価値が高い。最初期のモデルがいまだに稼働するという耐久性ですが、定期的な保守メンテナンスを実施しない場合劣化が激しい。修理不可能な場合もあるので中古選びは難しい。日本国内にはEMTの修理・販売に特化した業者が存在するほど。フォノイコライザアンプ・カートリッジともにEMT専用のみとなります。なお電源まわりの改善が著しく音質向上につながる。Accuphase PS-550は効果大です。
プリメインアンプ

McIntosh MA7200の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

内臓DACをスロットイン・モジュール形式として将来の発展性を確保したのがMA7200。マッキントッシュ伝統のオートフォーマー(出力トランス)も搭載し同社プリメインアンプとしては中級モデルの位置付けですが、現実にはMA6800以来のハイエンドオーディオの音質を得ています。厚く深い押し出しのある典型的なマッキントッシュトーンとレビュされています。なお現行機種のため中古は割高。新品との価格差が少ない中古相場です、傷あり品は買取査定が大きく下がるため注意が必要です
プリメインアンプ

McIntosh 5200の評価とは・中古価格とメリット・デメリット

MA6400以来のマッキントッシュプリメインアンプのローエンドモデルとしてスピーカー駆動力を刷新したのがMA5200。オートフォーマーがない代わりに出力段のバイアス電流を調整しています。DACは恐らくESS製と思われる32bit/192kHz DA コンバータを搭載しアナログレコードからデジタルまであらゆるソースに対応するもの。しかも軽いため音楽愛好家を中心に根強い支持がある。そのため中古価格はかなり高い。インテグレーテッドアンプとして比較すればDENON・Marantzなどが優れていますが、フルグラスのイルミネーションフロントパネルとブルーアイズメーターには他社が真似できない美しさがある
スピーカー・大型

B&W Original Nautilusの評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

ベストバイランキングの範疇に入らないオーディオであり「コスパ」という言葉の虚しさをよく表しているのがOriginal Nautilus。オーディオ評論家の傅信幸として有名です。バッフル面積ゼロにしてスピーカーの背圧ゼロという無比の特徴を持っています。B&Wの音質を決めたノーチラスチューブの初回モデル。代償としてマルチアンプが必須。パワーアンプは最低100Wのものが8チャンネル必要。現在ではエレクトリッククロスオーバーネットワークも付属しないため、Accuphase DF-75などを手配するしかありません。傑作とか名機とか、わかりやすい尺度は当てはまらない。最近インターネットで行われる「比較」「おすすめ」「ランキング」といったレビューでは一番表現が難しいモデルがオリジナルノーチラスです。ダイナミックレンジの広いコンデンサースピーカーとも言えるものであり、オリジナルノーチラスは現在のVivid Audioを主催するローレンスディッキーのいわば習作です。
スピーカー・小型

B&W 805D4の特徴とは・人気と中古相場、過去の音質レビュー

名作と言われる805D3の後継機でありコンティニュアム・コーンの第二世代がB&W 805D4。高音質ですが805D3の良さを再認識したオーナーも少なくない。日本では標準価格が上昇し804D4の音質が著しく高まったこともあり割高の印象があります。そのため中古人気が続いている。基本はダイヤモンド・ドームトゥイーターとコンティニュアムコーンであり、ソリッドボディ・トゥイーター・オン・トップやリバースラップキャビネットは小幅のチューニングです。比較対象はYAMAHA NS3000・MAGICO A1・TAD ME-1・Paradigm Persona Bがあり、確実に805D4は高音質。なお805D4は中国産のコピー品・偽物が多い、中古は正規保証書が必須です。

『わんりす』はオーディオの総合情報サイト・音質レビューと中古価格のデータベースです

『わんりす -Wan Lis-』は日本市場で販売されたオーディオ機器の総合情報サイトです。過去と現在の中古価格、そして音質レビューや中古オーディオを買うメリット・デメリットを検索することができます。特にYahooオークションのデータは消えてしまう「ウォッチ数」「入札数」「入札全履歴」のアーカイブに注力しています。またオーディオ機器の中古価格・人気・コンディションそしてオーディオ雑誌に掲載され、ネット上では見ることができない音質レビューをまとめています。スピーカー・アンプ・デジタルプレーヤー・アナログプレーヤー・オーディオアクセサリーなどのカテゴリ別にモデルを分類。中古オーディオの購入検討時に、価格から音質まで全てを閲覧できる情報サイトです
プリメインアンプ

LUXMAN L-570X’s ¥102,500・ヤフオク人気・価格相場情報

LUXMANがプリメインアンプに全力を傾けていた時期のL-570X’sのYahooオークション落札価格情報。元箱もあり条件のよい中古となります。『★★★(EXCELLENT)』となります。付属品が完備し、本体の傷・汚れもほとんどありません。ただ修理・メンテナンスが不要というわけではない。純A級アンプという方式から、発熱の多さによる内部の劣化に注意する必要があります。症状としては、アッテネーターのガリ(Noise)各種スイッチの切り替えノイズ放熱メッシュの変形(波打つ)ラックスマンが採用していた放熱機構(ヒートパイプ)は極めて効率が高く、他社に比べると行き届いた放熱設計ではありますが、数十年続くA級アンプの発熱には不十分です。その音質はラックスマンがセパレートアンプと同等のプリメインアンプを作ろうとした時期のハイエンドモデル。80年代後半から90年代前半、日本のオーディオアンプにおいて純A級増幅が流行のひとつでしたが、なかでもラックスマンはA級アンプに熱心に取り組んだメーカーです。
デジタルプレーヤー

TEAC VRDS-25xs ¥112,111・ヤフオク人気・価格相場情報

動作完動にして付属品完備のTEAC VRDS-25xsヤフオク落札価格情報。しかしながら有益な画像情報が少ない。商品をよく見せようとしすぎたためです。コンディション判定『★★☆(Average)』、動作完動・付属品完備にして動作も良好のようですが、画像情報が少ない。出品物をよく見せることに腐心しすぎて側面などの情報がそっくり抜けているため判断できない部分が多い。その音質は極めて高く評価レビューされており、日本のオーディオ史上もっともコスパの良いモデルと思われています。あまりにも高コストの構造から、本モデルののち同様のコンセプトはTEACブランドでは発売されずハイエンドブランドである「ESOTERIC」専門となります。
スピーカー・大型

TANNOY Stirling HW ¥142,000・ヤフオク人気・価格相場情報

傷の特に多いTANNOY Stirling HWのヤフオク落札価格情報。スピーカーユニットは問題なく外観の程度が悪い個体の価格例です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、傷だけでなく補修痕・サンダーを掛けたと思われる跡もありキャビネットの状態は最悪です。ワックスの塗りむらと思われる汚れも多数見られます。タンノイ付属のワックスは塗布が難しいことを付記しておきます。初代との大きな違いは「3LZの後継機種」という言葉がレビューから消えたこと。初代モデルでStirlingというブランドは確立され、2代目以降は「実力モデルのアップグレード」という言葉が多く使われています。タンノイならではの特徴は薄れつつあるとはいえ、他社製スピーカーと比べるとはっきりとわかる独特の響きがあるその特徴ゆえにアンプとの相性は選ぶ、とされています。