Pioneer EXCLUSIVE 3401ヤフオク落札価格情報。一見普通のコンディションに見えますが、改造されている痕跡があります。
3401によらず、2402・2401ともに注意したいポイントです。改造品はEXCLUSIVEまたはTADの音ではありません。
Pioneer EXCLUSIVE 3401のオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
以下は今回オークションの詳細となります。
Pioneer EXCLUSIVE model 3401のオークション結果・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)EXCLUSIVE 3401
落札価格:¥555,000(JPY)
- 開始価格: 350,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:69人
- 入札件数:80件
- 引き取り限定(出品者による配送手配不可)
- オークションID:
- 出品地域:
- 入札履歴の詳細不明(出品者Yahooアカウント抹消から)
落札日時:2022.11.13(日)22:21
- 出品日時:2022.11.06(日)13:36
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:pologti115
- 出品社名:ー
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/seller/pologti115
- 評価(良い):99.8 %(取引 429件中・ 2023年 3月時点)
Pioneer EXCLUSIVE model 3401のオークション結果・出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
天板の状態のほか、改造の可能性がある個体です。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報
- 動作確認済み
- シリアルNo:不明
- ネットワークに改造の可能性大(スピーカー端子のケーブルが純正ではない)
- フロントバッフル・側板・背面に画像から確認できる傷なし
- 右chのホーンに線傷
- 保護ネットにわずかなほつれと小さな穴あり
- 動作確認済み
- シリアルNo:不明
- ネットワークに改造の可能性大(スピーカー端子のケーブルが純正ではない)
- フロントバッフル・側板・背面に画像から確認できる傷なし
- 左ch天板に大きめのシミ(水がかかった可能性)
- 保護ネットにわずかなほつれと小さな穴あり
出品者に追加質問したい確認ポイント
- シリアルNo(連番かどうか)
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか(ウーファーから匂いがするか)。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- キャスターはキャビネットに後付けされたものか
Pioneer EXCLUSIVE model 3401のオークション結果・中古コンディションのチェックポイント
EXCLUSIVE model 3401はTADユニットを採用し頑丈なスピーカーです。
しかし重量が重く(71Kg)移動等でキャビネットやスピーカーユニットを破損することが多い。
動作とともに外観に注意すべきスピーカーです。
同じくウーファーコーンのヤケは注意、高確率で喫煙環境にあった痕跡です(1980年代はどこでも喫煙可です)。
なお2402が登場するまで、音質はさておきExclusiveのオーディオ分野での地位はあまり高いとはいえなかった。そのため「気軽に」キャビネットに穴を開けてブラケットやキャスターをつけることが行われています。
JBLの、たとえば4320でそんなことを考える人がいなかったことを思えば当時のポジションがわかる。
ドライバー口径とならび、3401と2402(2401)との中古の価値の差です。
Pioneer EXCLUSIVE model 3401のオークション結果のスペック・諸元(新品・リリース時点発表)
- 主要スペック
- 大きさ:幅622x高さ837x奥行567mm
- 重さ:71Kg(/本)
- 形式:3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型
- 能率:97dB/W/m(Ω)
- 公称インピーダンス:8Ω
- スペック上の注目ポイント
- 低域用:40cmコーン型(EL-403)/中高域用:ホーン型(ED-915+EH-351S)/超高域用:ホーン型(ET-703)
- 再生周波数帯域:30Hz~45kHz
- ドライバーユニット(ED-915)とウーファー(EL-403)はアルニコマグネット
- スーパートゥイーター(ET-703)はフェライトマグネット
- ドライバーユニット(ED-915)は口径1.8インチのベリリウム振動板
- アピトン合板製のキャビネット
- 詳細情報リンク
Pioneer EXCLUSIVE model 3401のオークション結果・雑誌メディアによるレビュー・人気、メディア評論、音質評価
発売当時の雑誌・メディアでの評論家レビューは以下
MT-12/EW-301と異なる本格的なプロモニターの登場という評価を受けています。
80年代Pioneer EXCLUSIVE(model3401・2402・2401)スピーカーの改造品の多さ
現代ではあまり一般的ではありませんが、80年代はオーディオの改造が当たり前に行われた時代。
オーディオ雑誌や専門書ではアンプ内部の改造方法まで書かれ、スピーカーでいえばネットワークの素子入れ替えはほとんど何の抵抗もなかった。
代表はYAMAHA NS-1000Mですが、EXCLUSIVE model 3401もかなりの改造品が出回っています。
改造の価値をどう考えるかは個人の自由ですが、事実として中古価格は低くなります。
「○×チューニング」「レストア」
内外装の改造全てが(たとえピアノフィニッシュであろうとも)査定は下がる。
当ブログにおいても金銭的な面から改造品の落札はおすすめしません。
人気 :★★☆