ヤフオクでも常に高い人気をほこるSANSUI AU-α 907i MOS LIMITEDの落札情報です。
あえて「難あり品」を選びました、このモデルはメンテナンスを施して長く愛用する落札者が多いためです。
SANSUI AU-α 907i MOS LIMITEDのオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)

以下は今回オークションの詳細となります。
メーカー・モデル名・発売年次・新品時の価格
- メーカー:SANSUI(サンスイ)
- モデル名・型番:AU-α 907i MOS LIMITED
- 発売年次:1988年
- 定価:¥260,000(/台・JPY)
SANSUI AU-α 907i MOS LIMITED・中古の人気と、入札・落札履歴

出品URL(Yahoo オークション)SANSUI AU-α 907i MOS LIMITED プリメインアンプ サンスイ013760001J
落札価格:¥122,000(JPY)
- 開始価格: 1000円(税込 – 円)
- 即決価格:XXX円
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:163人
- 入札件数:83件
- その他取引条件:ー
- オークションID:h1070488613
- 出品地域:福岡県 福岡市早良区
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2022.11.07(月)21:32
- 出品日時:2022.10.31(月)22:15
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:tunagu5555
- 出品社名:ウエスト(Tunagu株式会社)
- URL:http://tunagu-inc.co.jp/
- 評価(良い):99.4 %(取引 16157件中・ 2023年 1月時点)
SANSUI AU-α 907i MOS LIMITEDのスペック・諸元(新品・リリース時点発表)
- 主要スペック
- 大きさ:472(W)×161.5(H)×441(D)mm
- 重さ:31Kg(/本)
- 出力:6Ω:100W+100W/8Ω:80W+80W
- 消費電力:260W
- スペック上の注目ポイント
- 東芝「πMOS(パイモス・型番:2SC5200)」を特性セレクトして使用
- サンスイ独自の増幅方式であるα-Xバランス・サーキット
- 電源部全体の低インピーダンス化、ハイスピード化のためカスタムコンデンサー・ダイオードを使用
- MOS-FETを活かすため大電源を搭載
- 無酸素銅やムクの銅塊を利用したシャーシやインシュレーター
- サンスイ設計ノウハウを生かした振動対策
- 詳細情報リンク
出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★☆☆(難あり・ジャンク)』となります。
これでも値段がつくことがSANSUI AU-α 907i MOS LIMITEDの人気です。
外装が比較的綺麗なことからメンテナンス前提の落札可能性が高いと思われます。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報
- シリアルNo:617106375
- 外観・動作・その他
- 全体的に使用感(若干のくすみあり)
- 傷なし(特にサイドウッドはきれい)
- ケースの変形等なし
- 音声出力確認済み
- ボリュームにガリあり
- ヘッドフォン出力せず
- PHONO MM/MC切替ボタンにひっかかり
出品者に追加質問したい確認ポイント
- 背面端子のグラつき
- タバコ臭の有無
- ACコード根元のぐらつき・ケーブルの傷
SANSUI AU-α 907i MOS LIMITED・中古コンディションのチェックポイント
AU-α 907i MOS LIMITEDは発熱が少なく基本的に頑丈です。
確認項目は通常のプリメインアンプとかわるところはありません。
メンテナンス業者も外装パーツは欠品が普通であるため、動作と同じく外観も重要になります。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる

人気についてはウォッチリストをもとに以下の基準で設定しています。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
多くのカテゴリーに共通して
入札の有無そして価格は『人気』
つまりウォッチリストの登録人数が基準になります。
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
人気をもとに独自のコンディション基準を設けました。
Yahooオークションの『商品の状態について』に厳密な規定がないためです。
そのため☆★(星)評価は以下を判断基準とし、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
個人やショップ独自のメンテナンスは質が低く、基本的にジャンク扱いです。
実際の買取でもそのような査定をされます、下取りが出ないため改造品もジャンク扱いとなります。
SANSUI AU-α 907i MOS LIMITEDの中古相場情報(ショップ価格と落札情報の比較・検索用)
「中古サンスイブーム」が一段落したのちも相場が上がり続けているプリメインアンプです。既に当初の2倍を超える価格。
MOS-FET搭載のサンスイアンプ’中でも屈指の人気度を誇ります、相場目やすは以下です。
- 程度普通で10万円台
- ジャンク・難ありで数万円
- スキルの高いメンテナンスを受けた個体で20万円弱
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
以下は過去の取引情報となります、現在の相場にもっとも影響大の情報です。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください(以下リンクで「AD」と注記しないものは広告ではありません)。
アクアオーディオラボ・高い人気の「修理済み」「メンテナンス品」サンスイアンプ
AU-α 907i MOS LIMITEDが典型例ですが、修理、というよりメンテナンスが行われたサンスイアンプは市場でも高い人気があります。
特にアクアオーディオラボのそれは設計者が作業することから別格の人気を誇り中古価格も高額です。
また直近(2023年2月時点)の最高価格AU-α 907i MOS LIMITEDの最高値の条件は以下になります。

なおオークションに時々出品される由来不明の「メンテナンス品」はかえってアクアオーディオやIDKといったサンスイ専門業者では修理できなくなる場合があるため、人気がありません。
『SANSUI AU-α 907i MOS LIMITED』雑誌によるレビュー・人気、メディア評論、音質評価
発売当時、AU-α 907i MOS LIMITEDの音質は傾向のちがう評論家から等しく称賛されるという極めて高いものでした。レビューの概要は
- 力強さが特徴だった従来のサンスイアンプとは異なりソフトだが透明度が高くフォーカスの合った音
- 鮮度感や純度の項目で能力が高い、高SN
- 1987年C.O.T.Y(Components OF The Year・ステレオサウンドNo88)受賞機種
特に評論家としてまったく正反対と目されていた故 長岡鉄男と故 菅野沖彦 の両氏から同じく評価され名実ともに名機とされつづけて今に至っています。
・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
デメリットは30年以上前のプリメインアンプとしては高額なこと。難あり、またはジャンクでもかつての動作正常品より高額です。
メリットは、手をかけると現在の最高級プリメインアンプと互角の性能が得られること。
筐体や部品をみてもこれに及ばない100万円前後のプリメインアンプはごく普通です、発売当時ですら26万円は安すぎると言われていました。
修理をすれば現代の高級アンプをしのぐ音質が得られることから、サンスイアンプのメンテナンスをうたう業者はむしろ増えたほどで、このアンプは相当息長く使われることが予想されます。
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