Victorの人気シリーズ初代作であるSX-V1のYahooオークション落札価格情報。このモデルはスタンド込みで音作りがなされており、スタンドありとなしでは中古価格がかなり変わります。
Victor SX-V1のオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
Victor SX-V1・中古人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)Victor ビクター 2Wayブックシェルフ型スピーカー SX-V1 ペア 専用スタンド付き 6BBAD-1
落札価格:¥66,000(JPY)
- 開始価格: 1,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:61人
- 入札件数:10件
- オークションID:p1107347588
- 出品地域:埼玉県
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.09.27(水)21:39
- 出品日時:2023.09.22(金)23:27
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:tunagu5555
- 出品社名:ウエスト(Tunagu株式会社)
- URL:http://tunagu-inc.co.jp/
- 評価(良い):99.2 %(取引144,167件中・ 2023年 11月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)・わずかな傷も中古査定に影響するVictor SX-V1-M
以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』、少し厳しめですがこれは基本的な画像情報が少ないため。側板・天板・後面の高精細画像が全くない。
これが今回の落札価格にも大きく影響しております。
数少ない情報からは大きな傷はほとんどないようにも見えますが、詳細を確認できない中古オーディオは危険です。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
※画像クリックで拡大表示可能
- シリアルNo:17900393
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作正常
- スピーカーユニットに傷・汚れなし(ほこりの付着あり)
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- ツィーター周辺のバッフルフレームにわずかな塗装剥がれあり
- 側板・天板・後面の高精細画像なし
- シリアルNo:不明
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作正常
- スピーカーユニットに傷・汚れなし(ほこりの付着あり)
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- スピーカースタンドに傷あり
- 側板・天板・後面の高精細画像なし
出品者に追加質問したい確認ポイント
ウーファーはクロスエッジ(Surround)であり、全体的に継時劣化の少ない設計のスピーカーです。
ただし美観について厳しく問われるモデルです。傷・汚れの程度を注意深く確認する必要があります。
- シリアルNo(連番かどうか)
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)
Victor SX-V1・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)・音質とキャビネットの両方を確認する必要あり
無垢材マホガニー製キャビネットと真鍮製のバッフルによるデザインが高く評価される本機は、中古の売買において外観の傷・汚れが厳しくチェックされています。
- 動作確認
- スピーカーユニットの傷・汚れ
- キャビネットの傷
- スピーカースタンドの有無とそのコンディション
このモデルはスピーカースタンドとの組み合わせで設計者が意図した音質を最大に発揮するため、スタンドの状態もあわせて要確認です。
Victor SX-V1・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
中古価格は上昇傾向。
SX-V1シリーズほど素材を吟味したスピーカーは数少なく、良品が少なくなりつつあるにもかかわらず中古相場は上がっています。
- 外観傷少ない・スタンドなし:¥60,000(JPY)
- 外観傷少ない・スタンドあり:¥80,000(JPY)前後
なおSX-V1シリーズはわずかな傷・汚れも厳しくチェックされ中古価格を大きく左右します。
今回の落札例のように画像情報が少ない場合、人気・価格ともに伸び悩む。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
Victor SX-V1の定価と仕様・スペック(新品時カタログ資料)
- メーカー:Victor(ビクターJVC)
- モデル名・型番:SX-V1-M
- 発売年次:1995年
- 定価:¥150,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅200x高さ343x奥行263mm
- 重さ:8Kg(/本)
- インピーダンス:4Ω
- 能率:87dB/W/m(Ω)
- 専用スピーカースタンド「LS-V1-M」
- 大きさ:幅260x高さ525x奥行330mm
- 重さ:4.3Kg(/本)
- 定価:¥40,000(/ペア・JPY)
- スペック上の注目ポイント
- マホガニー無垢材キャビネットと真鍮バッフルによるキャビネット
- ユニフレームバッフルボード:トゥイーターとウーファーをできる限り近づけて金属バッフルボードに直接取り付けた真鍮ダイキャストボード
- マホガニー無垢材によりキャビネットを組み上げ、更に新開発の樹脂含浸技術により塗装を行い、経年変化によるひび割れ対策とした。
- 専用スピーカースタンド(LS-V1-M)もマホガニー無垢材により作成
- 14.5cmコーン型ウーファー
- クルトミューラー社製ペーパーコーンを使用
- 製造の難しいスパイダーサスペンションによりロングストロークを実現しつつ応答性を向上
- ハウジングは非磁性体のステンレス製
- アルニコマグネット
- 2.5cmソフトドーム型ツィーター
- 羽二重シルクソフトドーム仕様
- フェライトマグネット
- マホガニー無垢材キャビネットと真鍮バッフルによるキャビネット
- 詳細情報リンク
Victor SX-V1 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング
発売と同時に大人気となったモデル。「SX-V1A-M(1997年)」「SX-V1X(1999年)」と3代にわたりこのジャンルにおけるベストバイでした。
評論家からは「日本のコンパクトスピーカーとして珍しい音楽性」とレビューされています。
- コンパクトスピーカーではあるが音楽表現のスケールはむしろ大きい。中低域の密度・量感ともに高い水準にある。耐入力の大きいスピーカーであることも特徴。
- 変換器としての物理特性と、マホガニー製のキャビネットや真鍮製バッフルの響きが高い水準でバランスしている。これまでの日本製スピーカーにはなかった音調。
クルトミューラーコーン、アルニコマグネット、無垢材キャビネット・材料すべてが高品位の設計であるSX-V1-M
Victor SX-V1-Mはそのデザインも高く評価されています。
落ち着きがあり上質、それは使われている材料の良さがそのまま感じ取れるものとレビューされていました。
クルトミューラー製コーン/アルニコマグネットによる専用ユニットにはじまりそれを取り付ける真鍮バッフル。
なによりキャビネットの出来栄えは、その後のコンパクトスピーカーにもないものとされ、オーディオにはさほど興味のなかった音楽愛好家がこぞって買い求めたといわれています。
うるさ型の評論家から傑作といわれたゆえんです。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Victor SX-V1・中古オーディオを買うメリットとデメリット
メリットは音質。
新品時点から傑作といわれ、その人気は中古となってもまったく衰えません。
[]
「まさに傑作」というレビュー・高級ミニコンポという企画にのせてコスト問題を解決し、高音質を実現したビクター
デメリットは中古のコンディションに対する買い手のチェックがあまりにも厳しくなっていること。
美品はかなりの高額になります。
あまりにも美麗な仕上げとデザインのため、キズ物は我慢できなくなってしまう。
本来であればハイエンドスピーカーたるべき仕様が低価格で提供されたことが、今となって中古価格を混乱させています。
ビクターは「高級ミニコンポ」という量販オーディオ分野の企画にのせることでコスト面の問題を解決しこのスピーカーを作り上げました。
その価格をふくめて評論家のレビューどおり傑作といえるモデルです。
人気 :★★☆