Accuphase E-305VのYahooオークション落札価格情報。プリメイン、セパレートを問わず同社の「V」シリーズは秀作が多く、人気も加熱気味です。
Accuphase E-305Vのオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
Accuphase E-305V・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)Accuphase E-305V プリメインアンプ アキュフェーズ013077001
落札価格:¥244,000(JPY)
- 開始価格:1,000 円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:95人
- 入札件数:91件
- オークションID:r1078995045
- 出品地域:福岡県 福岡市早良区
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.01.25(水)21:47
- 出品日時:2023.01.18(水)22:45
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:tunagu5555
- 出品社名:ウエスト(Tunagu株式会社)
- URL:http://tunagu-inc.co.jp/
- 評価(良い):99.4 %(取引17,222件中・ 2023年 5月時点)
出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
目立つ傷もなく丁寧に使われた個体ですが、ボリュームにガリがあります。
つまりメンテナンス前提での購入対象として最適ということです。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
- シリアルNo:非開示
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- 外観に確認できる傷なし
- リモコンあり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- ボリュームにガリあり
- シリアルNoを隠している
出品者に追加質問したい確認ポイント
- シリアルNoの確認
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- 背面入力端子のグラつき
- リモコンの電池液漏れの有無
Accuphase E-305V・出品物コンディションの要注目チェックポイント(出品物 傷 汚れ 不具合 故障)
チェックポイントはE-305の中古と変わるところはありません。
- 動作の確認
- 外観の程度(傷のほか、早期にパーツ欠品するスイッチやノブが外れていないか)
- シリアルNoの確認(隠す出品者が増えた)
なおボリュームのガリについては分解清掃が可能なため、それ以外の外観や機能に問題がない今回のような個体は大変価値があります。
メンテナンス前提の個体として理想的だからです。
難はシリアルNoが不明であること。点検記録簿のない中古車を買うのと同じだからです。
Accuphase E-305V・中古相場情報と価格動向(ショップ価格とオークションサイト履歴の比較・検索用)
中古相場は¥200,000前後。E-305VによらずAccuphaseの「V」バージョンは全体的に人気が高く値上がり傾向です。
本モデルの価格はオークションが先行しており、良品は¥220,000に達するものが現れています。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
Accuphase E-305Vの定価とスペック(新品・リリース時点発表)
- メーカー:Accuphase(アキュフェーズ)
- モデル名・型番:E-305V
- 発売年次:1991年
- 定価:¥280,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅64x高さ149x奥行18mm
- 重さ:22.7Kg(/本)
- 出力:4Ω負荷:180W/ch・8Ω負荷:130W/ch
- 消費電力:310W
- リモコンあり(E-305はなし)
- スペック上の注目ポイント
- E-305をベースにセパレートアンプ’を一体化したプリメインアンプ(Integrated amplifier)というコンセプトを追求
- 出力段をMOS-FET化(Nチャンネル・パワーMOS FETおよびPチャンネル・パワーMOS FETがそれぞれ3パラレル接続された3パラレル接続)
- 新型ボリューム(鏡面仕上げの抵抗体)を採用
- 窒素ガス入り密閉型リレー
- プリアンプ出力・パワーアンプ出力端子を装備
- 詳細情報リンク
Accuphase E-305V・雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング
発売当時の音質について、評論家諸氏からは
- Accuphaseの考えるセパレートアンプと同等のクオリティを一体化した最小構成のアンプ
- 終段をMOS-FETに変えたことがわかる音の柔らかさ。
- ハイフィデリティをギリギリまで追求したE-405に対し、演奏をより柔らかく聴かせる。
と評価されていました。発売当時は
- LUXMAN L-570
- YAMAHA AX2000A
- SANSUI AU-X1111MOS Vintage
など実力機揃いでしたがE-405¥とは異なる魅力をもつプリメインアンプとして度々取り上げられます。
雑誌メディアの特集記事では特にDIATONE(DS-1000Z)のような生真面目な音にしなやかさを与える組み合わせとして推奨されました。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Accuphase E-305V・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
デメリットはアキュフェーズのメンテナンスが必要となるほど経時変化した個体がほとんどであること。30年以上前のモデルです。
表裏一体となるメリットは、同社のメンテナンスにより限りなく新品に近い特性を回復できること。
国内外を問わず他社には真似ができません。
アキュフェーズ以外で修理をするとどうなるのか・メンテナンスを断られる事例
非常に興味深い記事をみつけました。ユーザー自身が自力でE-305Vを修理した記録です。
こういう個体は落札したくない、だからシリアルNoは重要なのです。
アキュフェーズが理想とする修理ができないため、受け付けを断る事例があるときいています。
オークションの画像情報からの判別は困難です、しかし何例か注意深く見て参りますと「なにか様子が変」という感触はつかめてくる。
- 傷や汚れの位置
- 動作不具合の詳細
- あるべき情報が公開されない(シリアルNo)
ぜひご注意いただきたいと思います。
人気 :★★☆