ボリュームにガリありのLUXMAN L-570のヤフオク落札価格情報。その他は良好のようです。アッテネーターやボリュームのガリは修理可能のため、この外装の程度なら妙味ありです。
LUXMAN L-570のオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
LUXMAN L-570・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)LUXMAN ラックスマン A級プリメインアンプ L-570 68527-6
落札価格:¥72,000(JPY)
- 開始価格:1,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:109人
- 入札件数:31件
- オークションID:b1072964161
- 出品地域:神奈川県
- 入札履歴(Yahooオークションのシステム上の問題から入札履歴の詳細は非公開)
落札日時:2022.11.26(土)22:07
- 出品日時:2022.11.21(月)23:43
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:toomookaanaa
- 出品社名:リサマイ市場・本館(株式会社リサイクルマイスター)
- URL:https://recyclemeister.co.jp/
- 評価(良い): 99.2%(取引 142,410件中・ 2023年 7月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
出品物コンディションの詳細画像(出品物・傷・汚れ・不具合・故障)
※画像クリックにより拡大表示
- シリアルNo:A10113329
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み(出品者説明のボリュームガリは抵抗切り替え式アッテネーター特有のものと思われる)
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- ウッドケースに小傷・汚れあり(画像からは明確に判別できないもの)
- 天板の状態を確認できる情報が皆無
- マニュアルなし
出品者に追加質問したい確認ポイント
- 入力スイッチ切り替え時のノイズ有無
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- 背面入力端子のグラつき(ケーブルの大型化・極太化にともない破損の事例が多発している)
LUXMAN L-570・中古コンディションの要注目ポイント
確認するべき注目ポイントは4点
- 動作
- 外観の傷
- コンセント極性ランプの点灯有無
- マニュアルの有無(ラックスマンのオーナーは保管することが多く、その場合多くは良好な個体)
なお本モデルのアッテネーター(ボリューム)は固定抵抗切り替え式のため、切り替え時のわずかなショックノイズは基本的に仕様です。
さらに詳しいチェックポイント・要注意の不具合の確認方法はこちら
LUXMAN L-570・中古相場情報(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
オークションで¥80,000前後
ショップではもう少し高めになりますがその分状態は良い場合が多い。
放熱にかなり配慮した設計ですが、純A級アンプであるため劣化が避けられないモデルでもあるからです。
オークション/中古オーディオショップの相場情報はこちら(随時更新)
LUXMAN L-570の定価と仕様・スペック(新品時)
- メーカー:LUXMAN(ラックスマン)
- モデル名・型番:L-570
- 発売年次:1989年
- 定価:¥350,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅438x高さ176x奥行467mm
- 重さ:30Kg(/本)
- 出力:50W+50W(8Ω、A級動作、両ch同時動作)
- 消費電力:270W
- スペック上の注目ポイント
- パワーアンプ部はピュアA級動作方式を採用
- イコライザーアンプもA級動作
- セパレートアンプC-06/M-07で得られた技術を一体化
- 同クラスのアンプに比べ30%も大きい大容量の電源トランス
- パワー段への電流容量は通常の1.5倍のマージンをもたせ、超低インピーダンス化を実現
- 新開発のスライドロータリースイッチをベースに、ガラスエポキシ金メッキ基板に非磁性体抵抗を一個一個マウントし、ダイキャスト押し出し材によるシールドケースなどで構成した32接点ロータリースイッチ型アッテネーター
- 窒素ガス封入金接点リレーを採用
- FRP無共振ボトムシャーシ
- 詳細情報リンク
LUXMAN L-570 雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング
前作「L550」から長足の進歩を遂げたとメディア・評論家から好評をもって迎えられたモデル。
- M07に通じる力強く、引き締まった音質。しかしそれでいて独特の柔らかさを感じさせるのがラックスマンらしい
- L550からかなりの変化があり、積極的かつ明るい表現
L570の完成度はかなり高く、その後の「Xs」「Zs」はプリメインアンプらしからぬ音とレビューされ、ベストバイランキングでも常に上位を独占しました。
長岡鉄男氏から酷評された「ヒートパイプ式」ヒートシンクは中古の長寿命化には効果絶大だった
なおラックスマンはアンプの放熱対策には伝統的に熱心であり、純A級という高熱を発する動作方式を採用するにあたって「ヒートパイプ方式(エアコンの放熱フィンに近い)」のヒートシンクを採用しました。
故 長岡鉄男(Tetsuo Nagaoka)氏からは放熱フィンの共振しやすさを指摘され、同氏の評論は低評価。
しかしこの機構が中古では長寿命化に絶大な効果を発揮しています。
本来ならば壊れてしまう時期にきても、他社A級アンプに比べ内部劣化は少ない。それだけ放熱効率が良かったのです。
ラックスマンのアンプを選ぶ上でひとつの材料であります。
人気 :★★★