"Bowers wilkins"

スピーカー・大型

B&W MATRIX 801 Series3 ¥381,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W MATRIX 801 Series3のヤフオク落札価格情報。美品のため相場を超える落札となりました。なおBowers and wilkinsのスピーカーには磁性流体の劣化という問題点があり、メンテナンスについて後述します。本件のコンディション判定『Average』、セッティングによる音質の変化が大きいスピーカーのため、専用スタンドは大変なメリットです。 日本国内のJBLモニター神話を突き崩した801F(2代目)と801S2(3代目)の後継機にして、ロックなどパルシブな音の再現性を高めた、と評されたモデル。 3代目にあたります(初代は「801」1979年) 評論家からは好き嫌いを超えた「標準機」とされ、実際に雑誌メディアやメーカーの試聴室に広く導入されました。 海外でも好評であり、欧州のクラシック音楽の大部分はこれでモニターされたといわれております、そのためオークションサイトでも人気・入札ともに多く、yahooオークションではたびたび注目度No1となります。 現在新品価格が上昇していることもあり、中古の落札相場も過去と比べかなり上がっています。 国内にあるMATRIX 801 Series3にプロ用途は少なく、ほとんどはホームユースです。 オークションでのチェック時のポイントは「妥協しないこと」 中古個体数の多いモデルのため、ほどほどを買うのは損です。コスパのいい買い方は評価の高い良いコンディションを買うこと。 なお磁性流体の劣化は、特にB&Wの中古では問題になります。MATRIX 801 Series3がその典型例ですが、中古の多くでは乾燥し機能していません。 音質上は歪みとなって現れますが、知らずに使い続けているユーザーも多い。 材質上避けられない劣化のため、Acoustic Energy AE1のように他社でも問題となる点です。
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SONY SS-1ED(SS-M9ED)¥321,665・ヤフオク人気・価格相場情報

国内では15セットしか販売されなかったといわれるSONY SS-1EDのyahooオークション落札価格情報。 SACDリリースと合わせて同社がリリースしたフラグシップモデルであり一説には世界でも数十セット程度の生産数しかないとも言われております。 ツィーター断線のジャンク中古にもかかわらずこの価格の理由は、高額の修理を行っても十分に安いといえるから。希少価値ではなく高音質で人気となるスピーカーです。 デメリットはSONYのフラグシップスピーカーだということ。 実は知名度がなくスピーカーに関する限りいわゆる国産の名機がない。 平面振動板で名を馳せた80年代と異なり、90年代以降はスピーカーに関する限り同社の取り組みは断続的。歴代スピーカーを比較するとわかりますが再生方式すらバスレフからコンデンサースピーカーまで一貫していません。 そのため登場時の派手なメディアレビューのわりに、いつのまにかカタログから消えるという終わり方を繰り返しています。 どうやら技術継承のための習作的な側面もあったようで、DIATONEやビクターとは異なり新品時からコスパの悪さが指摘され続けています。 同社スピーカーの秀作は「SS-AR1」を待つことになりました。 そのSS-1EDがヤフオクで入札を集める理由は音質。 パテントなどの要素技術、そして企業として開発・生産能力において他社とは比較にならない厚みがあり、その集大成として作られるため毎回豪華そのもののスピーカーが出来上がる。過去の出品に常にウォッチリストの人気がつく理由です。 デジタルフォーマットを策定し、かつプレーヤー・アンプを並行して開発する能力は他社にはありません。 販売時には比較的地味であったスピーカーがオークションでは大人気の理由です。