Accuphase E-800のYahooオークション落札価格情報。「スタート1円」で完璧なコンディションの人気モデルを競売した、完璧な指標となる相場情報です。
Accuphase E-800のオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
Accuphase E-800・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)アキュフェーズ Accuphase E-800 プリメインアンプ
落札価格:¥913,000(JPY)
- 開始価格: 1円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:169人
- 入札件数:141件
- オークションID:q1084150467
- 出品地域:東京都 清瀬市
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.03.13(月)00:00
- 出品日時:2023.03.07(火)17:05
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:crifany_store
- 出品社名:株式会社アトラス
- URL:https://www.atras.jp/
- 評価(良い):99.7 %(取引 2,697件中・ 2023年 4月時点)
出品物コンディションのチェックポイント
以下よりコンディション判定『★★★(Excellent)』となります。
しかしながら1点、とても重要な問題があります。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
- シリアルNo:不明(非開示)
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み(新品同様)
- 傷なし
- 付属品完備
- 元箱あり
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- シリアルNoを意図的に隠している
出品者に追加質問したい確認ポイント・シリアルNoの重要さ
- シリアルNo
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- 入力端子のグラつき
ショップ・オークションによらず中古オーディオでは「シリアルNo」を公開しないことが多い。
実は傷や動作不具合と同じぐらい重要です。
問題のある個体はおおむねシリアルNoが不鮮明か情報が省かれています。
今回の出品は意図的に隠している。新品同様であればこそ落札例として掲載しましたが、本来は入札すべきではありません。
なんらかの問題があって非公開と思われても仕方がない。
Accuphase E-800・出品物コンディションの要注目チェックポイント(出品物 傷 汚れ 不具合 故障)
発売後間もないため、注意点は以下の2点です
- 動作確認
- 外観の傷
- 付属品の有無(元箱を含む)
当然ながら経時劣化を心配する必要はありません。
Accuphase E-800・中古相場情報と価格動向(ショップ価格とオークションサイト履歴の比較・検索用)
中古相場はショップ・オークション問わず¥1,000,000(JPY)前後。
日本国内では発売早々に初回生産分が売り切れた人気機種。中古例は少なく、1円スタートで始まった今回のオークションはかなり正確な価格情報です。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
Accuphase E-800の定価とスペック(新品・リリース時点発表)
- メーカー:Accuphase(アキュフェーズ)
- モデル名・型番:E-800
- 発売年次:2019年
- 定価:¥1,133,000 (/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅465mm × 高さ239mm × 奥行502mm
- 重さ:36Kg(/本)
- 出力:8Ω:50W/4Ω:100W/2Ω:200W
- 消費電力:390W
- スペック上の注目ポイント
- Accuphaseの創業50周年を記念するシリーズの第一弾
- 純A級増幅で、かつ1Ω負荷で300Wの強力電源
- MOS-FET(6パラプッシュ)
- 巨大な筐体(プリアンプC3850とパワーアンプA75の回路をワンボディに収めたものに近い)
- 詳細情報リンク
Accuphase E-800・雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング
発売時、そのサイズとアキュフェーズらしからぬ音質に評論家が瞠目したモデル。
ユーザーもとまどいを隠せない音質でした。
- ハイフィデリティの点で文句のつけようがない。
- 廉価なセパレートアンプでは太刀打ちのできない駆動力。
- 明るさと音の伸びがこれまでのアキュフェーズのシリーズから外れたものをもつ、別種のアンプといっていい。
- E650の上級機種としての位置付けだが音質傾向がかなり異なっている。
翌年(2021年)に発売されたE-5000のほうがアキュフェーズらしいとされました。
なおこの音色は意図して作られたものであり、AccuphaseはE-800とE-5000は併売するとしています。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Accuphase E-800・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
デメリットは「Accuphaseらしからぬ音色」
評論家だけでなく長年のAccuphaseユーザーも違和感を覚える人が多かった。逆にLUXMANやDENONに慣れた聴き手からは得体のしれない馬力としなやかさに魅せられたリスナーが多い。
それがメリット、「異色のプリメインアンプ(Integrated amp)」です。
名作と言われたE-650を凌いだ。
一つの筐体にハイエンドのセパレートコンポーネント(プリアンプ・パワーアンプ)を詰め込んだだけでなく、独自の境地をもっています。初回生産分があっという間に売り切れた理由でもあります。
なお現在Accuphaseは若手エンジニアの活躍が目立っていますが、E-800そして近年の傑作プリアンプといわれるC-3900は古参エンジニアが中心となってまとめたのが興味深い点。
今後「国産の名機」の仲間入りをする可能性大のAccuphase E-800です。
人気 :★★★