Victor SX-1000 LoboのYahooオークション落札価格情報。まぎれもなく名機ですが外装のコンディションが悪いものが多い。イタリア産突板が曲者です。
Victor SX-1000 Laboratoryのオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
Victor SX-1000 Laboratory・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)全国発送可Victor SX-1000Laboratory スピーカーペア ビクター014730002W-2
落札価格:¥636,000(JPY)
- 開始価格:1,000 円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:109人
- 入札件数:108件
- オークションID:r1080946235
- 出品地域:福岡県 福岡市早良区
- 入札履歴(Yahooオークションのシステム上の問題から入札履歴の詳細は非公開)
落札日時:2023.02.13(月)22:00
- 出品日時:2023.02.06(月)11:30
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:tunagu5555
- 出品社名:ウエスト(Tunagu株式会社)
- URL:http://tunagu-inc.co.jp/
- 評価(良い):99.4 %(取引17,653件中・ 2023年 6月時点)
出品物コンディションの確認ポイント・買取、入札、落札前の注意点
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
出品物コンディションの詳細画像(出品物・傷・汚れ・不具合・故障)
※画像クリックで拡大表示できます
- シリアルNo:16500069R
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットにほつれ・破れなし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- シリアル連番ではない
- キャビネットに複数の小傷
- 右側面は日焼けによると思われる退色
- ジャンパーバーなし
- シリアルNo:16500050L
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットにほつれ・破れなし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- シリアル連番ではない
- キャビネットに複数のくすみ
- 専用スタンド(インディペンデントベース)に傷
- ジャンパーバーなし
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
Victor SX-1000 Laboratory・中古コンディションの要注目ポイント
キャビネットの仕上げ、これが極めて弱く劣化しやすい。具体的には、
- 日光に弱く退色する
- 柔らかく、傷がつきやすい(触っただけでその部分に跡が残ることすらある)
- 湿度に敏感(突板剥がれが起きやすい)
さらに詳しいチェックポイント・要注意の不具合の確認方法はこちら
Victor SX-1000 Laboratory・中古相場情報と価格動向
相場自体は上昇傾向、しかしコンディションで価格が大きく変化します。
美品である場合、
- オークション・個人売買:¥800,000(JPY)前後
- 中古オーディオショップ:¥900,000
現実にはそれだけの良品はめったになく、出品と同時に奪い合いの世界です。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
Victor SX-1000 Laboratoryのスペック・諸元(新品・リリース時点発表)
B&Wよりも早くダイヤモンドツィーターを採用した機種、おそらく量産機では世界初です。
ウーファーコーンはアナログレコードのプレス機を用いて精密加工するなど、細部まで突き詰めた仕様。
本機以降Victorはこれを超えるスピーカーを企画していません。
- 発売時期:1990年
- 販売当時価格:¥800,000(1台)
- 外形サイズ:W550×H926×D370(mm)
- 重量:82Kg(1本)
- 能率:90dB
- インピーダンス:4Ω
- 方式:密閉型・3ウェイ・3スピーカー
- ツィーター:3cmドーム型
- スコーカー:8cmドーム型
- ウーファー::31.5cmコーン型
- 全てアルニコマグネット
- クロスオーバー周波数:440Hz、5000Hz
SX-1000 Laboratory・さらに詳しい仕様情報はこちら
Victor SX-1000 Laboratory 雑誌メディア、評論家によるレビュー・音質評価と当時の人気ランキング
販売時「現代最高の音」と評されたSX-1000 Laboratory。この評価が発売後5年を経てもまだ評論家諸氏から与えられた、そういうモデルです。
- 極めて高い解像度であり録音状態を克明に伝える、しかし不快な刺激感は皆無。
- 質感が高くしかもボリュームのある低音と自然にどこまでも伸びる中高音がバランスよく組み合わさっている。
- 音場(Stereophonic)の再現は見事の一言、広大なステージに楽器が定位する。
- 手作りだからと簡単に結論づけるにはあまりに入念な作り。部材レベルから厳選されておりまさに「理想的」。
ハイエンドのスピーカー部門では常に上位のランキングを保ち、評論家では真空管の「UESUGI」アンプで有名な上杉佳郎(Yoshiro Uesugi)氏、そして長岡鉄男(Tetsuo Nagaoka)氏からは絶賛に近い評価を受けていました。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Victor SX-1000 Laboratoryの中古メリットとデメリット
美点と欠点がはっきりしているスピーカー、音質そしてその作りはどう評価してもメリットしかありません。
デメリットはアピールポイントだったはずのイタリア製突板が弱かったことです。
イタリア製加工の不具合といえば、ソナスファベールのラッカー白濁が有名ですが、木工では定評あるビクターにして誤算だったと思われます。
そのため美品が少なく、さまざまな価格の中古が存在するのがVictor SX-1000 Laboratoryです。
人気 :★★★