"SX-1000"

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Victor SX-1000の評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

JBL4344が全盛の時代に、それを追い越すべく作り上げられたのがVictor SX-1000です。現実のセールスは及ばなかったもののきわめて高音質なスピーカーであり、現代のB&W 804D4と比較しても全く遜色のないレベル。世界に先駆けてダイヤモンド振動板を採用し、ハイレゾなどの最新オーディオにも完全に対応します。 オーナーが手放さないモデルでもあります。後年の「SX-1000 Laboratory」は更に高音質ですが、突板の劣化という致命的な問題点を抱えていることも人気を支えています。中古相場はおーくしょん・オーディオショップを問わず上昇傾向です。

Victor SX-1000Laboratoryの中古価格とレビューまとめ

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Victor SX-1000 Laboratory ¥359,511・ヤフオク人気・価格相場情報

物凄く程度の悪いVictor SX-1000 LaboratoryのYahooオークション落札価格情報。「国産の名機」の中古につきまとう問題点をわかりやすく示したオークション例です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、それでも人気は高い。ここに「カスタム」「チューンナップ」中古オーディオが入り込む余地があります。本件でいえばキャビネットは原型をとどめておらず、ネットワークは似ても似つかないもの。入札があることが不思議ですが落札が現実です。 Victor SX-1000 Laboratory自体の音の良さがある意味原因といえます。B&W(Bowers and wilkins)がダイヤモンド振動板を採用するはるか以前に、すでに使いこなした。 物性だけでなく精度もミクロンオーダーを追求したウーファー製造工程(アナログディスクのプレスマシーンで製造) SX-1000(1987年)からはじまる10年以上の改善と新たな知見の集大成 コスト度外視ともいえるほど贅沢な素材と工法のキャビネット おそらくミントコンディションの個体は現在トップクラスといわれるスピーカー群にまったくひけをとりません。ここにある種の期待を抱かせるものがある。
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Victor SX-1000 Laboratory ¥636,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-1000 LoboのYahooオークション落札価格情報。まぎれもなく名機ですが外装のコンディションが悪いものが多い。イタリア産突板が曲者です。コンディション判定『★★☆(Average)』、日焼けが顕著です。このキャビネットの仕上げ、これが極めて弱く劣化しやすい。具体的には、 日光に弱く退色する、柔らかく、傷がつきやすい(触っただけでその部分に跡が残ることすらある) 湿度に敏感(突板剥がれが起きやすい)、といったもの。凝りすぎたのです。イタリア製加工の不具合といえば、ソナスファベールのラッカー白濁が有名ですが、木工では定評あるビクターにして誤算だったと思われます。 相場自体は上昇傾向、しかしコンディションで価格が大きく変化します。 美品が少なく、さまざまな価格の中古が存在するのがVictor SX-1000 Laboratoryです。B&Wよりも早くダイヤモンドツィーターを採用した機種、おそらく量産機では世界初です。 ウーファーコーンはアナログレコードのプレス機を用いて精密加工するなど、細部まで突き詰めた仕様。音質は「現代最高の音」と評された。この評価が発売後5年を経てもまだ評論家諸氏から与えられています。
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Victor SX-1000Laboratoryの評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

ictor sx-1000 Laboratoryは日本製オーディオの音質がひとつの頂点を迎えたとされるスピーカーです。同時期のYAMAHA GF-1やダイヤトーン2S3003・SONY SS-GR1・OnkyoのGS-1と比べても完成度の高さには特筆すべきものがありました。なおB&Wが世界的なハイエンドオーディオとなったきっかけとなるダイヤモンドツィーターはSx-1000 Laboが先に採用しています。 一方で贅を凝らしたキャビネットには品質問題が生じます。「イタリアで染色したバーズアイメープル」は傷や日光による褪色が著しく本機種の中古価格に一番影響しています。音は良いが維持管理が難しいというモデルです。

Victor JVC(日本ビクター)【モデル一覧】

スピーカー SX-V1-M SX-V1A-M SX-V1X-M SX-1000 SX-1000 Laboratory SX-F3 SX-V05 SX-10 spirit SX-L9 S-3000 SX-L77 LCB-1C S-777 s-...
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DIATONE 2S-3003 ¥323,000・ヤフオク人気・価格相場情報

中古価格がこなれてきたDIATONE 2S-3003のYahooオークション落札価格情報。傷ありですがツィーターの割れがないため今後も使える個体です。ただDIATONE特有の注意点が多いモデルでもあります。コンディション判定『★★☆(Average)』、傷はありますがボロン振動板に割れのない動作完動品。社外品ながら作りの良いスタンドが付属しています。Victor SX-1000LaboratoryやONKYO GS-1などと違いDIATONE 2S-3003の中古相場が下がっている理由は3点。ボロン振動板が割れる、他社製品と比べ輸送費用が高額、避けられないスピーカーエッジの硬化。しかしその音質は精緻・繊細な音から躍動感あふれるダイナミックな音まで、録音に合わせて自在にその姿を変える懐深い音質とレビューされています。評論家の朝沼予史宏(Yoshihiro Asanuma)氏が興に乗って音量を上げすぎ、過大入力で2S-3003のウーファーを飛ばしたという逸話もあります。
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ヤフオク YAMAHA GF-1落札相場・人気とレビューデータベース

落札価格が1000万円を超えたYAMAHA GF-1のYahooオークション落札価格情報。日本製オーディオでは前例のない最高値といえる中古価格です。かつ状態は最高であり、30年以上前のスピーカーでありながらその音質もまた屈指です。コンディション判定『★★★(Excellent)』となります。 30年を経たとは思えないほど管理が行き届いており、振動板・キャビネットともに傷ひとつありません。その中古価格は相場が形成されていません。傷あり・専用駆動アンプ(GFD-1)がない状態で¥4,000,000(JPY)程度の実績はあるものの、特に2000年代に入ってからはショップが懇意の顧客に紹介販売するなどの事例がほとんどです。本件ほどのコンディションは例がなく、今後中古GF-1の指標となるものです。その音質は登場時、雑誌メディアにおいておおきな話題となったモデル。 日本製オーディオとして最高価格に位置するスピーカーであり、かつ大企業であるYAMAHAがまるでガレージメーカーのような開発方針をとったことでも話題となったオーディオ。30年を経て同様のスピーカーは作ることができず、いまや中古は定価の2倍を超える価値をもちました。 同時期の競合スピーカーはVictor SX-1000 Laboratory・DIATONE DS-2003・ONKYO GS-1と多彩ですが、そのなかにあっても際立ったモデルです。