スピーカー・大型

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JBL 4344Mの評価とは・中古価格と大型スピーカーとしての音質レビュー

ほぼ日本市場専用であったJBL 4344Mは日本の評論家がレビューに困ったモデルです。オリジナル4344の人気にあやかったスピーカーであり、このサイズで4ウェイに分割することはオーディオ技術としての必然ではないため発売時、季刊Sterteosoundではベストバイの下位でスタートし、すぐ圏外に落ちていますなおウレタンエッジのため交換が必要ですが、JBLによらずスピーカーのエッジ交換は技術のあるプロの作業が必須です、音質に重大な影響があります
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ATC ACM 100PSLの特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

日本ではマイナーブランドでありつつも音質面で高い評判を得ているATC SCM 100PSLの中古価格と音質レビュー情報。パワフルで色濃い音色はソフトドームとは思えないとされ、登場時点から実力派という意見で評論家のレビューは一致していました。英国製オーディオとは思えないといわれる一方で、大音量でもやかましさのない音色はそれまでのハイエンドスピーカーにはない特徴と言われています。音質への評価を決定したドライバーは耐入力が高く、頑丈なプロ用そのものの設計です。家庭用としては充分な耐久性がありオーディオ機器としての寿命も長い
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Focal SOPRA N°2の評価とは・人気と中古相場、過去の音質レビュー

FOCALのハイエンドモデルでは代表といえるスピーカーがSopra N°2。No3と比べると明らかに柔らかい音色。同社のスピーカー群の中では異例の音です。なお現行機種であることは中古選び方の難しさでもあります。特にインフレの昨今では安い中古に注目が集まりやすいのですが、適正な中古価格の判断は難しい。要注意のポイントは、キズものは買ってはいけないということです。フォーカルはスピーカーユニットの製造メーカーであるため、競合他社が真似の出来ない大幅なカスタムや改良ができるという大きな強みがあります。B&Wとの違いはスピーカーユニットを外販していること。それだけ工業製品としてレベルは高い。
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Rey Audio WARP-5の特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

レイオーディオWARP-5は主要なスピーカーユニット供給業者であったPioneerのオーディオ事業が不振となりつつあった時期に開発されたモニタースピーカーです。プロ用オーディオ機器であるKINOSHITA MONITORへの評価は高くオークション中古価格は1,000万円を超えました。KM1VやRV6と比べるとウーファーは少し弱いかもしれません。モニタースピーカーとしてはB&Wが大量に導入されレイオーディオは駆逐されつつありました。
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Klipsch KLF-20の評価とは・中古価格と米国スピーカーとしての音質レビュー

日本への正式輸入がされなかったKlipsch KLF-20は人気はない、下取りを断るオーディオ専門店もあります。日本のオーディオ雑誌や評論家による音質レビューもありません。しかし100dBを超える高能率でオーディオとしては高音質です。程度の良い中古を見つけることができしかもその音が気に入ったならば、現在似たものがないスピーカーとの得難い出会いとなります。
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JBL D44000 Paragonの評価とは・中古価格と名機と言われる音質レビューの理由

ジャンク状態のJBLパラゴンD44000の中古価格はいくらなのか、という疑問に答えるYahooオークション中古価格情報。ビンテージオーディオの指標であり中古パラゴンはいかに価値があるかを示す結果となりました。名機と簡単に言われますが望み通りの音質を引き出すことは難しいモデルでもある。また物理特性は最新スピーカーに及びません。アンティーク家具と言ってもいい。制作は日系2世であるフレッド加藤(Fred Kato)氏が中心となって行われた手作業です、同氏の引退とともにParagonも製造終了となったと伝えられています。このようなスピーカーが新たに企画される可能性は低い。ヴィンテージオーディオの最高峰として益々価値を高めると思われます。
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B&W804D3の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

804D3は下位モデルの805D3があまりにも高音質かつ人気であったため音質レビューも販売数も少ないスピーカーです。現実にはダイヤモンドツィーターとコンティニュアムコーンにより完成度は高い。805D3のキャビネットをそのまま延長したバスレフ型スピーカーシステムであり805D3の中高域の表現そのままに低音のスケールはより拡大しています。中古相場は高値ですがB&Wにつきもののコピー品・偽物の問題がある。D&Mホールディングズが発行した正規保証書が不可欠です。
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FAL Supreme-S C60Fの特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

平面振動板で有名なFALのSupreme-s C60F FLAT engineは、前期と後期でかなり音質が異なるモデルでもあります。フルヤマオーディオの最後期は品質が低下したとされ、初期中古の個体ほど貴重とされます。なお誤解されていますが、FALのスピーカーはほとんどの技術が調所電器というメーカーで開発されたものです。FALと同社の関係はのちに断絶しており修理メンテナンスの対応にも影響を与えています。平面振動板は修理・調整に極めて高度のスキルが必要となるスピーカー形式です。
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B&W 802D3の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

Bowers and Wilkinsの最上級機『800D3』に次ぐナンバー2が「802D3」。800や805と比較して地味ですが、比較的狭いリスニングルームでのパフォーマンスは上位機種より高い。初のコンティニウムコーン仕様でありダイヤモンドトゥイーターとともに低音の解像度は格段に洗練された。完成度が高く欠点の見つからないスピーカーシステムとして高評価の音質レビューが多い。「D3」シリーズは後継の「D4」よりも割安とされ中古価格・相場は高く人気もある。ただしB&Wはコピー品・偽物に要注意です、中古でも「正規代理店の保証書あり」が必須です。
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YAMAHA NS-5000の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

中古のYAMAHA NS-5000の難しさは新品で販売中のハイエンドスピーカーの中古相場は幾らが妥当かということ。中古価格は上昇しています。音質自体は極めて評価が高く、3ウェイ・ブックシェルフ型というデザインはNS-1000Mに似た少々古臭いもの。ベリリウムに匹敵する音速をもつといわれるザイロンで低音から高音まで統一し、高度な音質を得ています。NS-1000Mと比較してNS-5000は失敗作とするレビューもありますが、的外れです。モネル合金やザイロンという素材以前にスピーカーユニットを自社開発することは相当の高級オーディオでも難しい。NS-30/NS-20以来最高のスピーカーを作るという目的がぞんぶんに発揮されています。