
marantz PM-95の評価とは・中古価格とメリット/デメリット
力強いが音はやや薄いという初期DAC内蔵プリメインアンプどおりのレビューが当てはまるのがmarantz PM-95。蘭フィリップスの資本下にあって日本マランツが企画したモデルです。設計仕様は豪華であり、DENON PMA-3000NEやPMA-SX1 Limitedと比べても遜色がありません。フィリップスのオーディオアンプと部品を共有した最初のモデルであり、PM-62 PM-80 PM-90といったアンプに転用されています。後年PM-99SE('91)を経てPM-15('93年 C.O.T.Y.)へと進化する原型です。特にクラウンマーク"Aバージョン"TDA1541A-S1"は名石です。かつてはジャンク品からDACチップを取り出す目的でしたが、相場は上がりモデルの魅力が再評価されています。