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ELAC BS403の評価とは・中古価格とコンパクトスピーカーとしての音質レビュー

BS312の上位シリーズとして低音のスケール拡大を図ったのがBS403。ELACの個性である緻密濃密な音場とピンポイントの定位という特徴は薄れ「他社比で安くいい音」というポジション。大きな変化はハイルドライバーを「JET 5」にアップグレードしたこと、そしてウーファー大型化。比較対象は「B&W」「KEF」の最新かつローグレードのスピーカーです。価格も含めて充分な実力があります
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ELAC BS312の評価とは・中古価格とコンパクトスピーカーとしての音質レビュー

日本ではCL310JET発売以来ELACのスピーカーは人気、その中心が「BS312」ですハイルドライバーとドイツらしい高品質。旧モデルの評価が高いため、評論家の音質レビューもありふれたものとなっていますが申し分のない高評価です。類似のモデルはなく、最新のスピーカーと比較も水準を超えています、小口径のフルレンジスピーカーで聴くような定位が楽しめます。エラックの美点として長期間の修理サービスがあります。スピーカー分野のアキュフェーズと言っていい。
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ELAC CL310JETの評価とは・中古価格とコンパクトスピーカーとしての音質レビュー

小型スピーカーの傑作といえるELAC CL310 JETの中古価格と音質レビュー情報。『CL310i JET」とも呼ばれるモデルです。ハイルドライバーとアルミニウムによる小型高精度のキャビネットが点音源を作り出し、音場表現は秀逸です。練り上げられた音色のまとめ方からフルレンジスピーカーで聴くような錯覚があります。エラックはアフターサービスも充実しており、修理対応だけでなく、最新モデルであるBS310と同等のアップグレードサービスも行っています。ドイツ製品そのものといえるスピーカーでありオーディオ機器としては理想的。
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FRANCO SERBLIN ACCORDOの評価とは・中古価格とイタリア製スピーカーとしての音質レビュー

初期Sonusfaberの再来といわれるFRANCO SERBLIN ACCORDOは登場以来13年を経ても大人気です。Sonusfaberの創業後、その価値を最初に見出したのは日本市場でした、故フランコセルブリン氏の遺作ということもあり価格は上昇しているにも関わらず人気は衰えません。その音質は好みを超えた客観性とフランコセルブリンらしい優美さを備えており、小型スピーカーとしてはベストの選択といえます。
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ELAC CL330.2JETの評価とは・中古価格と小型スピーカーとしての音質レビュー

日本における310JETの高い人気と比べると、ELAC CL330.2JETはいささか地味です。小型スピーカーとしては最新のB&W600/700シリーズと比較しても遜色ない高音質です。超高域は得意でないとされるハイルドライバー(JETツィーター)を50kHzまで伸長させています。なおハイエンドオーディオ愛好家からも人気を博した310シリーズの印象が強かったため、330の流通量がこれほど少ないことは意外でした。
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B&W 805D3 Prestige Editionの評判とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

「真面目な805D3」に対して、より楽しく響くと言われた805D3 Prestige Editionが端的なレビューです。唯一の大幅な変更であったキャビネットの違いがそのまま音質差となります。ライバルはMAGICO A1やSonusfaber Electa AmatorⅢ、TAD-ME1-K。B&W 800D3シリーズ中でも人気のあった805D3は後継の805D4と比較してもお買い得ですがPrestige Editionは無印805D3と比べても割安の定価である高コスパスピーカーです。それだけに偽物に注意。中古やアウトレットは警戒すべきです。ダイアモンドツィーターとコンティニウムコーンは高い性能と多くのアンプに合う柔軟性の両方を備えます。805D3に合うアンプはエントリーモデルからハイエンドまで幅広い。B&Wではローエンドからハイエンドまで600/700/800シリーズという基本ラインナップが確立していますが。それに対して「Signature」「Prestige」といった特別仕様モデルはスタディモデル。後継の「805D4」へ向けた実験機です。
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B&W 805D3の評価とは・中古価格とコンパクトスピーカーとしての音質レビュー

高性能と謳われた歴代805の中でも傑作といわれているのが「B&W 805D3」。最新の「D4」との比較では値段ほどの差はなく旧型D3の中古は改めて人気に。ケブラーに代わるコンティニウムコーンはダイヤモンドトゥイーターに迫るレスポンスを中低域にもたらしました。一般的には無難なところでMarantzのアンプが合う、Accuphaseならばかなり良いとされます。なお「800D3」はBowers and wilkinsの偽物が増えた世代でもあります。ヘッドホン・イヤホンは日本国内でも偽物が氾濫し中古は買えない状態です。D&Mホールディングズの正規保証書がない中古は本物かどうかを見分ける手段がありません。
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B&W 805D4の特徴とは・人気と中古相場、過去の音質レビュー

名作と言われる805D3の後継機でありコンティニュアム・コーンの第二世代がB&W 805D4。高音質ですが805D3の良さを再認識したオーナーも少なくない。日本では標準価格が上昇し804D4の音質が著しく高まったこともあり割高の印象があります。そのため中古人気が続いている。基本はダイヤモンド・ドームトゥイーターとコンティニュアムコーンであり、ソリッドボディ・トゥイーター・オン・トップやリバースラップキャビネットは小幅のチューニングです。比較対象はYAMAHA NS3000・MAGICO A1・TAD ME-1・Paradigm Persona Bがあり、確実に805D4は高音質。なお805D4は中国産のコピー品・偽物が多い、中古は正規保証書が必須です。
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SPENDOR S1の評価とは・中古価格と英国スピーカーとしての音質レビュー

スペンドールのスピーカーとしては最廉価グレードとなるSpendor S1のYahooオークション落札価格情報。先に結論を申し上げますと、支持はありますが買うべきではないモデルです。最大の利点は左右特性誤差を1dB以内におさめた製造品質。抜きん出た音場再生を可能にしますが「ジャンク品を集めて修理する」ことができない、ユニットの選別もしています。このモデルで唯一のメリットが失われる。シリアル連番ではない中古は高確率でジャンク品を集めてニコイチした出品です。なおその小型さゆえにその大きさです、デスクトップスピーカーとしては安価で性能の良い中古スピーカーといえます。
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Rogers Studio3の評価とは・中古価格と英国スピーカーとしての音質レビュー

LS3/5Aの復刻というアピールがされたRogers Studio3はロジャースの経営が不振を極めた時期に開発されたスピーカーです。BBCモニターというブランドを出すしかなかった。LS3/5との大きな違いはスピーカーユニットにあります。それまでのKEF製からRogers内製/Scan-Speakに変わりました。品質にも問題を抱えておりウーファーのエッジに亀裂が入る、中古の弱点であり相場にも影響がある。BBCモニターの名機と比べられてしまうことはデメリットですが、製造品質は高く丁寧に作られた良品です。