DENON PMA-2000 IVのYahooオークション落札価格情報。シリーズ中抜群の完成度から人気が高い。
量産実績をもとに設計改善には6年をかけています、個体数が多いにもかかわらず中古相場は上昇しています。
DENON PMA-2000 IVのオークション結果
Yahooオークションのオーディオ出品情報(人気・落札履歴・価格)
DENON PMA-2000 IV・中古の人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)DENON プリメインアンプ PMA-2000IV デノン・デンオン 68C7C-2
落札価格:¥56,000(JPY)
- 開始価格:1,000 円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:141人
- 入札件数:56件
- オークションID:v1079408081
- 出品地域:東京都
- 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)
落札日時:2023.01.27(金)22:48
- 出品日時:2023.01.22(日)22:11
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:toomookaanaa
- 出品社名:リサマイ市場・本館(株式会社リサイクルマイスター)
- URL:https://recyclemeister.co.jp/
- 評価(良い): 99.2%(取引 140,509件中・ 2023年 4月時点)
出品物コンディションの確認ポイント・買取、入札時の注意点
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
なかなかに美品です。
出品物コンディションの詳細画像(出品物・傷・汚れ・不具合・故障)
- シリアルNo:4051508237
- 動作確認済み
- ボリュームにガリなし
- 天板に小さな傷とシミ
- フロントパネルに小傷
- 「R」ではないためリモコン仕様ではない
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- 入力端子のグラつき
この個体については、改造の有無を心配する必要は低いと思われます。
また天板がきれいなためアンプの上に機材を積まれた状態で使われた可能性は低い。
DENON PMA-2000 IV・中古コンディションの要注目ポイント
- 放熱に配慮した使われ方がされてきたか(CDプレーヤーなど機材を積み上げて放熱を妨げていないか)
- 改造はされていないか(天板にブチルを貼るなど)
この2点が中古のDENONプリメインアンプにとって一番の確認ポイントです。
なおアンプの設計自体は四代目となり、品質面でさらに細かく改良が加えられています。
本質的に堅実な内容をもっています。
DENON PMA-2000 IVの中古相場情報(ショップ価格と落札情報の比較・検索用)
相場は上昇気味、後継モデルの大幅な値上がりのせいです。ショップ・オークションサイトを問わず6.5万円前後。
美品は7万円を超えます。
『初代』『Ⅱ』『Ⅲ』の価格がほぼおちついているのとは好対照です。初代の登場から6年間を経て、設計面でほぼ完成したという良さも評価されています。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の相場にもっとも影響大です。入札時の参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
DENON PMA-2000 IVの定価とスペック(新品・リリース時点発表)
- メーカー:DENON
- モデル名・型番:PMA-2000 IV
- 発売年次:2002年
- 定価:¥120,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅434x高さ180x奥行478mm
- 重さ:23.5Kg(/本)
- 出力:80W+80W(8Ω)・160W+160W(4Ω)
- 消費電力:275W
- スペック上の注目ポイント
- 評論家から20万円クラスと絶賛された『初代』『Ⅱ』『Ⅲ』をさらに細部から見直し。
- UHC(Ultra High Current)-MOSシングルプッシュプル
- 電源・シャーシの防振をさらに徹底(Precision Mechanical Ground構造)
- Precision Signal Ground回路(アースまわりを見直した)
- プリアウト端子、パワーダイレクト入力端子を装備
- 詳細情報リンク
DENON PMA-2000 IVの「低音」・「初代」から「Ⅳ」までを数値で比較
オーディオアンプでは大きな電力を供給できる仕様ほど低音表現にゆとりが現れます。
電力効率の極めて高いデジタルアンプを除き、これは今でも変わりません。
そこで『初代』から『Ⅳ』まで低音再生に関連するスペック比較をしてみました。
発売年 | 消費電力 | 重量 | |
PMA-2000(初代) | 1996年 | 250W | 20Kg |
PMA-2000 Ⅱ | 1998年 | 250W | 22Kg |
PMA-2000II | 2000年 | 275W | 22Kg |
PMA-2000 IV | 2002年 | 275W | 23.5Kg |
「Ⅲ」に対して「Ⅳ」が重くなっているのは、「Ⅲ」の電源容量増(トランス等の容量増)にともない、ノイズ源となる振動対策を行った結果です。
結果として「Ⅳ」は駆動力が高く、それでいてSNや分解能が向上するという「低音表現にすぐれた」という評価を得ました。
DENON PMA-2000 IV・雑誌メディアによるレビュー・人気、メディア評論、音質評価
「Ⅳ」になると雑誌レビューや評論家は同価格帯の他社製品との比較をほとんどしなくなりました。
差がありすぎて企画が成立しないためです。単独レビューは以下のとおり。
- SNが改善され音の粒立ちがはっきりしている
- ポップスのパルシブな低音もキレ良く再生する。
- しなやかだが躍動感のある音はクラスNo1
- JBL S9800はオーケストラの強奏部をプリメインアンプらしからぬパワフルさで表現。
とレビュー・評価されていました。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定は厳しく・オークション出品の評価点はいわゆる「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
DENON PMA-2000 IV・中古オーディオ購入のメリットとデメリット
デメリットは特にないプリメインアンプ、あえていうならば20年前の中古オーディオが定価の半値を超え始めているということ。
地味ながら一時期のサンスイ人気にならう気配がある、つまりは割高になりつつあることです。
メリットはオーディオアンプとしての完成度。大量に販売した人気モデルをコストを掛けて更に細部までアップグレードした。
現在DENONのPMA-2500NEが30万円近い現在、PMA-2000 IVを入手して使うことはごく自然な発想です。メンテナンスを施せば元の性能を取り戻せる(信頼性の高い設計)。
また強力なパワーアンプとして使うことができますから、セパレートアンプ、またはマルチチャンネルアンプとして好適です。これだけの内容を新規にそろえることは現行品では容易ではない。
ひとつだけご注意を、AVアンプ用として3台ないし4台の使用時はブレーカーが落ちることがあります。
消費電力が1,000Wに達するからです。
人気 :★★★