ビクターが開発した同軸2ウェイという珍しいVictor S-777のYahooオークション落札価格情報。口径30cmにしてアルニコマグネットという贅沢な仕様。
Victor S-777のオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
Victor S-777・中古人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)Victor S-777 スピーカー
落札価格:¥65,000(JPY)
- 開始価格: 6,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:68人
- 入札件数:58件
- オークションID:d1079645770
- 出品地域:神奈川県
- 入札履歴(Yahooオークションのシステム上の問題から入札履歴の詳細は非公開)
落札日時:2023.01.31(火)22:34
- 出品日時:2023.01.25(水)01:22
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:cidbp13082
- 出品社名:ー
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=cidbp13082
- 評価(良い): 100%(取引 21件中・ 2023年 8月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
キャビネット角に大きめの当て傷があるためですが、そのほかに目立つ傷はなく、また肝心のスピーカーユニットの状態が良い。
年代を考えれば落札価格は妥当といえます。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
※画像クリックで拡大表示可能
- シリアルNo:07301551
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットにほつれなし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 下部インシュレーターが欠品(1箇所)
- キャビネットに傷
- シリアルNo:07301553
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニットに傷なし
- 保護ネットにほつれなし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- キャビネットに傷
出品者に追加質問したい確認ポイント
- シリアルNo(連番かどうか)
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)
Victor S-777・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)
本機のチェックポイントは「スピーカーユニットの状態」です、実はキャビネットは多少傷ついていてもいい。
ALTECを模したとおもわれるユニットこそ、音質の面で最高の注意が払われた部分だからです。
Victor S-777・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
中古価格は、完動品・傷ありで¥70,000(JPY)前後
同じユニットを使用したS-3000が近似の価格帯となります。
年代を考えれば意外なほどの高価となります。ショップで下取りがないため、もっぱらオークションでの取引です。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
Victor S-777の定価と仕様・スペック(新品時)
- メーカー:Victor(ビクター)
- モデル名・型番:S-777
- 発売年次:1976年
- 定価:¥119,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:803H×470W×392Dmm
- 重さ:37Kg(/本)
- インピーダンス:8Ω
- 能率:95dB/W/m(Ω)
- スペック上の注目ポイント
- アルニコマグネット仕様のビクター独自開発の30cm同軸2ウェイユニット
- 米ホーレー社(JBLと同じ)製の新開発のコーン
- アルミ製ダイヤフラム
- ツィーターは涙滴型イコライザーつき
- フロントバッフルを後方へ5度傾斜した台形キャビネット
- 詳細情報リンク
Victor S-777 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング
手元資料がわずかなため、以下のご紹介となります。
季刊ステレオサウンド誌の「コンポーネントステレオの世界 ’77」においてJBL L300で豪快な大音量を聴きたいとする企画があり、その中で「L300に至るための入門スピーカー」として紹介されています。
そのコメントは
- 当時の国産メーカーでは数少ない高価格帯に位置するスピーカー
- ビクターとして久しぶりといっていい高品質なモデル
- 現状のクオリティのまま低音の制動があって高域が伸びればいうことはない
というもの。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
Victor S-777・中古オーディオを買うメリットとデメリット
デメリットは古いこと。メリットは(あまり知られていませんが)想像できないほどコストが掛かったスピーカーだということ。
振動板はJBL、構成はALTECという「理想を形にしたスピーカー」
アルニコマグネットを使った同軸2ウェイユニット、しかも振動板はわざわざホーレー社のもの(この当時のホーレーは品質最高といわれております)。
ALTECとJBLのよいところを集めたような設計です。当時の日本メーカーの真面目さが伝わるもの。
ビクターはこのスピーカーユニットに相当の思い入れがあったようで、その後S-3000というモニタースピーカーも完成させています。
人気 :★★☆