ONKYO GrandSepter GS-1のYahooオークション落札価格情報。保護ネットなしにもかかわらず遂に100万円を超える案件となりました、「国産の名機」として不動の地位を得ているモデル。
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3つの重要なヤフオク落札履歴
中古市場におけるの評価は、以下の人気・価格・コンディションに現れています。
オークション開始価格は¥1,000,000(JPY)を超えている、付属品もない。
それにもかかわらず多数のウォッチ数が集まり落札された。
同時代の日本製ハイエンドスピーカーには1000万円を超えるものが現れています。
今後ONKYO GS-1の中古価格もどこまで伸びるか予測できません。
人気・コンディションと落札価格
- 落札価格:¥1,100,000(JPY・税別)
- 人気(ウォッチ数):★★★(234人)
- コンディション :★☆☆(Poor)
- ヤフオク出品時の商品タイトル
- 入札・落札情報
- 入札件数:1件
- 落札日時:2022.12.04(日)21:44
- 出品日時:2022.12.02(金)21:44
- オークションID:x1062213465
- 出品地域:大阪府
- 入札履歴:1件のみのためなし
- 出品者
- 出品者ID:technobox12
- 出品社名:ー
- URL:https://auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=technobox12
- 評価(良い): 99.4%(取引:15,501件中・ 2023年 6月時点)
- 出品地域
- 大阪府
ONKYO GS-1の音質とは・オールホーンという孤高の存在
家庭向けの量産スピーカーでは初となる「ワイドレンジでオールホーン」というコンセプトは一つの事件ともいうべき注目度をもって雑誌メディアに取り上げられました。
オーディオ雑誌や評論家の過去レビューまとめ
評論家諸氏からも数多くレビューがなされています
- メーカー製で全帯域をオールホーンまとめたものはない。
- 古典的なホーンシステムとは全く異なり、時間軸の整合(ボイスコイルの位置をそろえる)という野心的なアプローチ
- 全長の短いホーンのみで低音を再生しようという難題にチャレンジし、音をまとめた。低音ホーンの最低域に能率を合わせてあえて低能率にするという画期的なアイデア。
- 音楽のハーモニーだけでなく「その場の雰囲気」まで正確に、位相のととのった音を奏でる。
- 録音への忠実さで勝負するスピーカー、分割振動・共振といった要素は一切排除する峻厳さがある。
- 時間特性(オンキョーのいう「マルチパス・ゴースト歪み」)を徹底的に対策した、執念を感じる設計
- ホーン特有の癖が皆無、自然そのものの音色
Stereosoud誌の1985年「Golden Sound Award(C.O.T.Y)」つまり国産オーディオ最盛期にトップの評価を得ています。
ただしその特殊なコンセプトと音質は評論家全員が賛意を示したものではありません。つまりハイエンドモデルらしく好悪のわかれる仕上がりでした。以下はネガティブなレビューの記録です。
- 保護ネットの有無で極端に特性が変わる(柳沢功力(Isao Yanagisawa)氏の追求に対して劣化することをオンキョーが認めた)、外観も含めたオーディオ製品としての完成度に疑問
- セッティングが極めて難しく、メーカーが意図した音質で鳴らすことが難しい(山中敬三 Keizo Yamanaka)
- 能率が低すぎ、中高域の反応がいまひとつ、トータルの音色が完成されているだけに惜しい
一方で極めて鳴らしづらく使い手の力量を要求するスピーカーであるとも言われるモデルでもありました。
購入者への製品設置について、ONKYOのインストールサービスがあったとの情報もあります。
しかしGS-1は相当の曲者であったらしく、当時のオーディオ専門店が主催したデモにおいて半日経ってもセッティングが完了せず店主が呆れ返ったという逸話があるほど。
注目された音質技術と現実の評価・人気
発売時点(1984年)でもっとも注目されたスピーカー、というよりオーディオ機器全体でも最大のトピックだったと断言できるもの。
日本のオーディオ雑誌において、たびたび大規模な試聴記事が掲載されています。
注目するべきは海外の反応であり、フランスのオーディオメディアから「ジョセフ・レオン賞」を獲得している。
受賞に至る経緯は不明ながら、1980年代に世界的なスピーカーユニットのOEM業者であったオンキョーが、相当の投資をしてハイエンドスピーカーに取り組んだことが伺えます。
かえりみて日本においても「GS-1を聴いたことがある」という経験は愛好家にとって語り草になるものです。
しかし商業的には成功しなかった。
特殊とも言える音質とベストな条件を探り当てづらい神経質なセッティング条件によるものです。
なによりも88dBというホーンスピーカーとして異例の低能率は、購入検討をした愛好家にとって等しく違和感を覚えさせるものでした。
競合機種はない・JBL、ALTEC等とは完全に異なる異質な世界
しかしオールホーンスピーカーにして20Hzという低域まで再生しようとした、このスピーカーには当時も今も比肩できるモデルはありません。
発売当時ですら評価が大きく分かれ、好きな方はこれ以外を良しとすることができなかった。
ONKYO Grand Scepter GS-1は孤高です。あまり言われておりませんがオンキョーはこのスピーカーを10年間販売しました。80ー90年代の日本オーディオメーカーでは例の少ない取り組みです。
初期には設置のためにオンキョーからインストーラーを派遣するなど、相当の力が入っていました。
その後のSepterシリーズでは「2002」や事業終了前の「SC3」などたびたびホーンモデルに挑戦しており、そのオリジンです。
ヤフオク落札相場データ
※過去3ヶ月間にオークションでの落札がない場合、履歴は表示されません。
※現時点で出品がなされていない場合、検索結果は表示されません。
※Yahooオークションの落札履歴はシステム上の理由から最大2年で抹消されます。
当サイトでは消える前にデータを保管し、著作権上問題のないものを掲載しております。
(2024年まとめ)過去のオークション落札履歴
オークション・個人売買/中古オーディオショップを問わず¥800,000(JPY)以上ですが状態とその時の注目度で変化します。
相場は上昇傾向であり、¥1,000,000(JPY)の大台にのるかどうか常に試されています。
なお直近4年間での出品頻度はおおむね1ペア/年の頻度。コンディションと中古相場の感覚が掴みづらいモデルです。
(2023年まとめ)過去のオークション落札履歴
(2022年まとめ)過去のオークション落札履歴
2022年において¥1,200,000(JPY)という落札価格が現れます。
希少性と比較的コンディションがよかったことが理由です。
20年前で現在より状態のよいものが¥600,000でしたから、いかに人気が高いかわかる。
低価格からの入札ではなかったことから、GS-1を求める愛好家にとって、中古GS-1の価格は¥1,000,000を超えることが常識になりつつあることがわかります。
(2021年まとめ)過去のオークション落札履歴
- 落札価格:¥555,000(JPY・税別)
- コンディション :★★☆(Average)
(2021.4.29)
ヤフーオークションで久しぶりにオンキョーGS-1が出品されたので履歴情報を残しておきます。
その他国産高級機種以上に希少価値があるとされており、中古は値上がり傾向です。
- 出品者:リサマイ市場(toomookaanaa)
- 終了日:2021年4月25日
- 落札件数:136件(履歴は以下)
これだけレアなものとなると最終日の相場は劇的に変動します。レア度を考えた時55万円は想定できる金額と思います。
コンディション
平均レベルより下と思われます。この機種の入札下限を知る上で貴重な事例です。
ネットワーク中心に改造の跡あり、画像からは背面の端子板(真鍮)は取り外されて合板となっており、素子もおそらく変えられています。
画像から見る限りその他外観は標準的。ガラス天板に欠け・割れはありません。
側面のジャージは綺麗な状態です。
中古の確認ポイント
GS-1のUsed購入を検討する場合、確認するべきポイントは以下となります。
- 天板に欠けがないこと
- ネットの破れ・ほつれ
- ネットワークの改造有無
- ホーン/ウーファー間の接続ケーブル状態
- 配送料金
- マニュアルの有無
天板に欠けがないこと
GS-1のホーン部分は天板がガラス板(裏面を黒く塗装されている)です。
ここが極めて割れやすく、欠けやヒビの有無はコンディション上重要視されるポイントです。
ネットの破れ・ほつれ
ホーン部の側板はほぼ全面、そしてウーファー部分の側板の一部はネットで覆われています。ここにほつれや破れがある場合は見えない部分にダメージがある可能性があります。
スピーカーを分解する際に破損しやすい部分です。
また特にウーファー側面のネットはウーファーの後方反射をコントロールしているため、音質上重要な部分でもあります。
ジャージを固定する部分は分解が難しく、張り替えは困難です。
ネットワークの改造有無
後述の理由からネットワークが改造されている個体が多い機種です。
ネットワークはホーン部に内蔵されており天板を外せば簡単に内部を確認できる仕様でありますので、できれば購入前に見ておきたい部分です。
今後出品される方はその部分についての画像情報が充実していれば更に落札側の評価につながるものと思われます。
ホーン/ウーファー間の接続ケーブル状態
ホーン部とウーファー部を接続するケーブルはホーン部背面から直出しになっております。
標準では取り替えが効かない構造です。
純正かまたは交換されているかどうかの確認が必要です。また切り詰めているうちに長さが短くなってしまっているものもあります。
これは設計仕様のミスと思われますが、端末を新しくするには切り詰めるしかありません。そのため使っているとある時点で長さは実用に足りないほど短くなってしまうことがあります。
高額の配送料に注意・付属品
天板ガラスならびに側板がジャージ素材のため配送時に極めて破損しやすい仕様です。
事故時の充分な保険対応を含め、本機の運送はピアノ運送が可能な業者を手配する必要があります。
購入時は配送料を考慮する必要があります。一例として東京から関東圏内への配送で10-15万円前後であります。繁忙期は大幅に変化(1.5〜2.0倍の場合も)することもご注意ください。
オーディオショップの中古価格
(2024.8.13)
日本国内で中古販売の実績が最も多いのはハイファイ堂です。
理由はその他のオーディオ専門店よりも下取り価格が高いため。
ハイファイ堂・オーディオユニオンほか専門店の中古相場
よくある故障・不具合
以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
保護ネットが丸ごとありません。
出品されたのコンディション評価
「買ってはいけない」中古ONKYO GS-1のポイント・ネットワークの改造は要注意
GrandSepter GS-1には必ずチェックしなければならない重要なポイントがあります。
- 天板(ガラス)に割れや欠けがないかどうか
- 高音ユニットから出ているケーブルは純正かどうか
2番は特に重要です、ここが純正(黒)でない場合、ネットワークが改造されていることがあるためです。
GrandSepter GS-1のネットワークはすぐアクセスできる構造であり、本体に見合わない安物の素子(セメント抵抗など)が大量に使われていることから改造される個体が多かったのです。
時代ならではの感覚でもあります、19080年代はスピーカー自作が当たり前でした、そのころ最上級スピーカーです。ユーザーの多くはJBL等を使った経験がある愛好家ばかりであり、セメント抵抗がずらりと並んだネットワークを見て素子の変更に手を染めました。
動作・外観とあわせ「改造」の有無は要チェックポイントとなります。
- 内部ネットワークは天板を持ち上げるだけで確認できる(ネジ等で固定されておらず置いてあるだけのため)
- 高域モジュール→低域モジュール接続ケーブルが交換されていないか(交換されている場合、高確率で内部ネットワークも改造されている)
また天板は5mm厚程度のガラス製のためすぐに欠けや割れが生じます。買取査定でチェックされる部分です。
付属品(取り扱い説明書)の有無で価値が変わる
本機種に付属する取り扱い説明書は紛失する人が多い。GS-1の取り扱い説明書はそれ自体が¥10,000程度で取引されています。
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか
- 天板の状態(ガラスに割れ・欠けはないか)
- 天板を開けてネットワークをみたときの画像
- 画像にはない保護ネットがあるかどうか
ONKYO GrandSepter GS-1の仕様
オールホーンという形式にメリットとデメリットの全てが集約されます。
20Hzという数メートルのホーン長が必要な特性を50cm程度で実現しようとした。結果として、
- 20Hzからフラットに高域まで再生する特性
- リニアフェイズ以上に発声位置の揃えた位相特性の良さ
- ホーンとして類例のない低能率
という特徴が独特の音を生み出しました。
メーカー・発売年次と定価
- メーカー:ONKYO
- モデル名・型番:Grand Scepter GS-1
- 発売年度: 1984年 7月
- 定価:¥1,000,000(/台・JPY)
ONKYO GS-1の主要スペックと音質技術
- 主要スペック
- 大きさ:幅630x高さ1,060x奥行615mm(サランネット含む)
- 重さ:117Kg(1/本)
- 能率:88dB/W/m
- インピーダンス:8Ω
- クロスオーバー周波数:800Hz
- 再生周波数帯域:20Hz〜20KHz
- ユニット構成
- 高域:2.5インチドライバー(TW50280A:ダイヤフラム口径φ65)×1
- 低域:28cmウーファー(W3060A)×2
- スペック上の注目ポイント
- 高音から低音までオールホーン仕様2ウェイ
- 「歪み」を徹底排除したホーン形状・複合素材ならびにネットワーク設計
- ドライバーとウーファーの位置は完全に同一
- フランスHi-Fi関係者にて選定される「ジョセフ・レオン賞」を受賞
最大の特徴は低音の処理
特に低音に関しては、ホーン長を少しでも延ばし、かつ中高域ユニットと前後位置をそろえたためスピーカーの後方ギリギリまでウーファーユニットが後退しています。
そのため実質ウーファーボックスと呼べる容量がありません。ほぼ裸のユニットにラッパをつけた状態です。通常のスピーカーのような低音を稼ぐ仕組みはありません。
そのため当時のオンキョーは測定上出てはいるものの極めて音圧レベルが低い最低域に合わせて、中高域ホーンの能率を大幅に下げてあわせるという野心的な設計をとりました。
低音部のネットワークについてもインピーダンス補正回路などにより特性を揃えるなど通常をはるかに超える素子数の多いネットワーク構成です。
結果として現代でも通用するフラットな特性となっています。
製造メーカーの目でみるオーディオ機器としての寿命
オーディオ機器として壊れやすい部分はガラス製の天板です、割れやすい。
それ以外は耐久性において問題となる点はありません。
ウーファーユニットのエッジ(Surround)もハードエッジのため、破れるなどの劣化はありません。
中古のメリット・デメリット
最新ハイエンドスピーカーとの比較
メリットとデメリットが表裏一体のスピーカーです。
まずデメリットから
- 中古価格が高額(これは大きなメリットともいえます。今後さらに上がることははぼ間違いない)
- ネットワークが改造されている可能性があるが出品者が情報を提示しないことが多い
- 極めて低能率で鳴らしづらい(アンプのパワーを要求する)
保護ネットなしで100万円を超える落札は異例です。
「コンパクトなオールホーン」・TAD /EXCLUSIVEとは完全に異なる
いずれもこのスピーカーの「コンパクトな(?)オールホーン」という成り立ちからくるものです。
低能率にはどのオーナーも苦労するようで、「どんな巨大アンプを当ててもまだ足りない」「ヘッドホンのような音場(Stereophonic)」という声が多い。
同時期のExclusiveとは完全に異なる音色に、これ以降同様のものは作られていません。
メリットは20Hzまで完全にホーンで再生するという野心的なコンセプトを使いこなしたときの音質、そして国産スピーカー随一といっていい人気です。
一方でJBL等の支持者からはあまり支持がなかった、要約すれば理由は以下のようです。
- 極端に低い能率
- 大がかりなネットワークによると思われるレスポンス・反応
- 凝ったホーン設計の結果としてヘッドフォンで聴くような音場感
能率だけが要因ではなく多素子のネットワークにも要因があったとは思いますが、切れ込みや反応の速さをアピールしたものでなかったことは確かです。
また指向性というかサービスエリアが狭くスピーカー軸線上で聴くスタイルが多かった。そのせいか音場表現はヘッドホンやイヤホンに近い頭内定位に近いものだという指摘もありました。
無論それを好むマニアもいたため結果としてこのスピーカーは長く使うか他を探すかの2択になったようです。
なおインストールはメーカーによって行われたとの話もあり(全ての販売事例で行われたかは真偽定かでありません)ともかく使いこなしが難しいスピーカーでした。
アンプ等も相当の駆動力を必要とするもので多くのユーザーはセパレートアンプ、それも左右モノーラルの大出力アンプを購入したようです。
Grand Scepter GS-1のネットワークについて
中古GS-1の注意事項のひとつにネットワークの改造があります。
このスピーカーで唯一、汎用品で構成された部分です。天板を外せばすぐアクセスできるため音質に悩む愛好家が注目した部分でもあります。
低能率、かつフラットな特性を実現するための大掛かりなネットワーク、そしてホーンの欠点を排除する目的から振動やホーン部の共鳴を徹底的に抑制したデザインです。
ただホーンスピーカーとしては異例の低能率(88dB/W/m)となりました。
またネットワークは極めて大掛かり(部品点数が多い)で、しかも極めて減衰量の大きなアッテネーター回路(-12dB)となっています。
GS-1のネットワークが改造されやすい理由・JBLやEXCLUSIVEに比べて著しい低能率と刺激感のなさ
フラットな特性や刺激感の無さの代わりにホーンらしい迫力、例えばJBLのような特徴もありませんでした。
また音場感も独特のものがあり賛否を分けた、一説にはメーカーによるインストールサービスも行われたとの話もあります。
当時そこを物足りないとする人が多かったことも事実で、これがネットワークを改造されやすかった理由です。
80年代まではオーディオの楽しみ方として自作は広く行われていたため、90年代に入ってもメーカー品の改造が多く行われていたことも改造の背景です。
改造の有無はこの機種に限らずこの時期までのオーディオ機器に必須のチェック項目となります。個人によるメンテナンス済み中古があまりお勧めできない理由でもあります。
なお内部ネットワークをバイパスし専用のエレクトリッククロスオーバーネットワークを使ったマルチアンプとする場合、能率は100dB/W/mまでアップします。
実際にそうして使った上で反応が機敏になったという情報を見たことがありますのでポテンシャルはあるもののようです。
出品されるたび何だかワクワクするスピーカーです。
当時はまだCDが出た直後でしたが、SACDやハイレゾ等によって特性の正確な再生を手軽にできる現在同じコンセプトのものがあれば、極めてフラットで刺激感のない音質は違った評価を受けているのではないかと思われます。
惚れ込んだオーナーは手放さず、「終生」という長さで愛用します。
そういうモデルは少ない、語り草となる名機でしょう。