一見良品にみえるDIATONE DS-1000ZのYahooオークション落札価格情報。実際は保護メッシュがへこんでいるなど落札すべきでない中古の実例です。
DIATONE DS-1000Zのオークション落札価格・人気・コンディション
Yahooオークション出品情報(価格・入札履歴)
DIATONE DS-1000Z・中古人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)兵庫県来店引取限定品DIATONE 3WAYブックシェルフ型スピーカーシステム DS-1000Z ペア ダイヤトーン ダイアトーン 68D9D-53
落札価格:¥32,888(JPY)
- 開始価格: 1,000円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:101人
- 入札件数:52件
- 引き取り限定(出品者による配送手配不可)
- オークションID:j1077934794
- 出品地域:兵庫県
- 入札履歴(Yahooオークションのシステム上の問題から入札履歴の詳細は非公開)
落札日時:2023.01.15(日)23:18
- 出品日時:2023.01.08(日)18:45
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:toomookaanaa
- 出品社名:リサマイ市場・本館(株式会社リサイクルマイスター)
- URL:https://recyclemeister.co.jp/
- 評価(良い): 99.2%(取引 143,045件中・ 2023年 8月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。
肝心のボロン振動板は、保護メッシュがへこんでおり既にダメージを受けている可能性大です。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
※画像クリックで拡大表示可能
- シリアルNo:不明
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニット振動板に傷・汚れなし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 保護ネット欠品
- スコーカー(Mid range)保護ネットにへこみ
- シリアルNo:15736
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- スピーカーユニット振動板に傷・汚れなし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 保護ネット欠品
- スコーカー(Mid range)保護ネットにへこみ
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)
- 背面入力端子のグラつき(ケーブルの大型化・極太化にともない破損の事例が多発している)
DIATONE DS-1000Z・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)
- スピーカーユニット振動板に傷・汚れ・へこみ・ひび(ボロン振動板)はないか
- スピーカーグリル(ネットではなく)にへこみはないか:打撃を受けたかどうか
- 入力端子の状態
- キャビネットの傷・汚れ
- スピーカーネットの状態
DIATONEにとって一番重要な部分はボロン割れ。衝撃が加わったと推測される痕跡には要注意です。
DIATONE DS-1000Z・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
状態の良いものは少なくなっているため中古相場としては下落しています。
ただ良品が出品されたときは相場はずれの高価格になることが特徴。
- 良品・動作完動・専用スタンドなしで¥30,000(JPY)強
- ミントコンディション・専用スタンドなしで¥45,000(JPY)前後
ショップではウーファーエッジの軟化などメンテナンスを施して¥75,000ー90,000(JPY)で販売されます。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
DIATONE DS-1000Zの定価と仕様・スペック(新品時)
- メーカー:DIATONE(ダイヤトーン)
- モデル名・型番:DS-1000Z
- 発売年次:1991年
- 定価:¥130,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅360x高さ690x奥行300mm
- 重さ:31Kg(/本)
- インピーダンス:6Ω
- 能率:90dB/W/m(Ω)
- 専用スピーカースタンド DK-1000Z
- 2台1組、¥60,000
- 幅360x高さ124x奥行300mm
- 重さ:10kg
- スペック上の注目ポイント
- 詳細情報リンク
DIATONE DS-1000Z 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング
ダイヤトーンの社歴を通じて常に代表モデルであり、大型ブックシェルフという日本独特の形態。
90年代初頭は最先端技術を投じたスピーカーの代名詞でした。
- 解像度・音場(Stereophonic)の広さという点で現在の標準といえる音質
- ダイナミックレンジが非常に広く、パワフル。躍動感のあるリアリティが華麗といっていいレベルに達している
- 高い解像度を基礎とした透明感(Transparency)がある、ただし録音の粗も強調して見せるため、少々疲れる
雑誌メディアでのランキングも高く評論家のレビューも「申し分ない」とするものでしたが、いっぽう「明るすぎ、ダイナミックすぎて疲れる」という評価も見られております。
本機を使いこなす上でのポイントとともいわれました。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
DIATONE DS-1000Z・中古オーディオを買うメリットとデメリット
デメリットはボロン振動板の割れ、振動板の外観からは予見ができないため打痕のすくない個体を選ぶ必要があります。
またDIATONE独特のソリッドな音質が色濃く残った機種であるため好みが分かれる。
エッジ軟化をしたDIATONE DS-1000Zの低音表現はトップクラス
ウーファーエッジの軟化をしたという前提で、メリットは全帯域でソリッドな表現を可能にします。
特に低音の表現は、密閉型という方式には似合わないほど反応が早くかつ低く伸びます。
その硬化してしまうウーファーエッジは、しかし共振を止めるため高度な防振が施されています。
動きやすさと共振の排除という2つの問題を解決したもの。
結果として経時変化により固まるという残念な結果になりましたが、特に「Vシリーズ」で得られた知見のひとつが、エッジ(Surround)の防振技術です。
エッジ軟化という方法がある今、DS-1000Zは現在の中古価格には不釣り合いな高音質といえます。
人気 :★★★