パワーアンプ

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Accuphase A-75の評価とは・中古価格とパワーアンプとしての音質レビュー

モノラルパワーアンプA-250をステレオ化した純A級アンプがAccuphase A-75。A-70と比べ大幅にローノイズになったと驚くレビューが多かった。中古のデメリットはすでにA-80という明らかに高音質な新型があること。メリットは新型MOS-FETの投入によりすでに完成度が高いこと。A-300も極め付けのローノイズですがその性能につながる仕様です。なおペット臭がするオーディオ機器の人気がよくわかる事例でもあります。アキュフェーズといえど修理を断るほかなくなる可能性が高く買うべきでない中古の事例です
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Accuphase A-250の評価とは・中古価格とハイエンドパワーアンプとしての音質レビュー

日本の代表的なオーディオ誌である「Stereosound」のリファレンスアンプとしも採用されたAccuphase A-250はアキュフェーズの純A級アンプとして最上位であったパワーアンプです。評論家のレビューは好みを超えて標準となるべき音質という評価。販売例が少なく新しいモデルであるため新品時とあまり変わらない中古価格で取引されています。MOS-FET純A級アンプのトップモデルであり世界的にも少ない大型パワーアンプ。ブリッジ接続によるモノラル化も可能であり、その場合は最大で1,600W/2Ω の出力を誇ります。オーディオという趣味を限界まで追求した高音質オーディオアンプです
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Lo-D HMA-8300の評価とは・中古価格と日本製パワーアンプとしての音質レビュー

Lo-D HMA-8300はハイコストパフォーマンス、いわゆる「製造コスト度外視で作られた」オーディオの典型例です。日立製作所がオーディオ事業を成長分野であり重要な経営カテゴリーと位置付けていた時代です。オーディオ専業メーカーにはできない、圧倒的なコスト競争力と研究開発費をかけて製品を送り出していました。しかしその中古を購入することはおすすめできません。素人修理が行われた個体が多すぎるためです。多くのオーナーは自力修理を選びました、設計を見れば素人が治せるものではありません。
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ヤフオク SANSUI B-209 落札相場・人気とレビューデータベース

SANSUIアンプでは異色といえるB-209のYahooオークション落札価格情報。アンプでは頑固ともいえる定見をもったサンスイが珍しく米国と組んだ企画。理由は米国側スタッフのキャリアとスキルにあります。部品は贅を凝らしたものであり管球アンプとしてトップグレードの完成度です。なお結果として落札価格は割高です。注意したいのは、この個体は天板に物が置かれていた痕跡があること。真空管アンプや純A級アンプでは注意したい。コンディション判定『★☆☆(Poor)』くわしく画像を確認すると天板に傷があります。中長期的になんらかのオーディオコンポが積み重ねてあった可能性大です。動作は完動とのことですがこういった個体は避けたい。後年のAU-111Vintageとの違いは製造が事実上米国で行われ、日本で最後の仕上げ(外装パーツの取り付け・品質管理)をしたMade in USAアンプであったこと。1980年代にハイエンドアンプ「ジュリアスフッターマン」(Julius Futterman・New York Audio Labs)に在籍していたエンジニアの手による真空管アンプであり、かなりの高音質。まさにコスパにすぐれたベストバイといえますが、それにつられて詳細の確認を怠ったのが今回の落札例といえそうです。
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SANSUI B-2105 MOS VINTAGEの人気と中古価格そして過去の音質レビュー

SANSUI B-2105 MOS VINTAGEのYahooオークション落札価格情報。パワーアンプでありながら「プリメインアンプとして売れ続けた」モデルです。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、外観は一見良いのですが、背面パネルの銅メッキが腐食しております。本モデルは人気が高く、動作に難があっても値がつくため、中古価格は¥90,000(JPY)から¥190,000(JPY)まで幅があります。またメンテナンス済み製品は20万円を超えて取引されます。その音質は単体使用で高音質すぎたため、雑誌メディアや評論家からはプリメインアンプの代用として評価された変わったパワーアンプでもあります。
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LUXMAN B-10Ⅱの評価とは・中古価格とモノラルパワーアンプとしての音質レビュー

LUXMAN B-10Ⅱは同社が久しぶりにラインナップした高級セパレートアンプのMk2です。M-07以来ともいえるハイエンドモノラルパワーアンプであり、C-10のアップグレードとともに注目されました。仕様としてはステレオアンプであるM-08のモノラル化が基本です、その上で更にローインピーダンスへの対応力を向上させたモデル。製品情報でハイイナーシャ電源とあるとおりAB級ですが純A級動作の領域が広いアンプ。発熱は多く中古で有名なパワーメーターの故障は半田不良によるもの。オーディオ評論家の長岡鉄男氏から「すごいアンプ」と言われたモデルです。
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YAMAHA MX-10000の評価とは・中古価格と日本製パワーアンプとしての音質レビュー

創業100周年を記念して作られたヤマハのパワーアンプがyamaha mx-10000です。現在M-5000が最上級ですが比較にならない高音質。出力トランジスター(MOS-FET)まで専用設計、半導体から設計するという、現在ではまず実現不可能なハイエンドオーディオ。本機は、デジタルプリアンプCX-10000そしてCDプレーヤー CDX-10000ととともに同社100周年記念として企画されています。現代のスピーカーも難なく鳴らしますが、発売当初はマークレビンソンなど海外製のオーディオに押され売れませんでした。音質レビューはジェフロウランドModel7 ⅲと比較されるクリアでパワフルな音質でした。なお修理が不可能な部品が多く、中古オーディオとしてパワーメーターは要注意チェックポイントとなります。